第34話 真の救済者

「え、今エイド君の目が青く光って……? 剣も消えてしまいましたし」


 少女の澄んだ声が上がる。

 声には大きな驚きが宿っていたが、教育された淑女らしく声量は控えめだった。

 少女ことアイラ姫と彼女の護衛たちは依然崖の上に留まっていた。無論少年と死に掛け龍の戦闘から離れた安全圏でだ。

 先程から、アイラ姫は刻々と変化する少年の状況に今にも飛び出していきそうな様相を呈していたが、護衛二人はそんな彼女の危うい動向に細心の注意を払っているが、戦闘の方は全くてんでどうでも良さそうに時々目をやるだけだった。

 二人はもういい加減王都に戻りたかったのだ。

 しかし、


『きっと絶対エイド君が勝つに決まっていますけれど……負けるなんて思わないですけれど……です……けれど……最後まで見ていきます。まだ帰りませんッ』


 彼らの主人たる少女の強い意向で未だ動けずにいた。

 御身の安全のためと強制的に王都に帰還する手もあるが、それだと間違いなく一生自分たちの敬愛する大好きな姫様に恨まれるので、どちらも実行できずにいた。もっと言えば、そっちのニールが思い切ってやってくれればいいのにと互いに他力本願にも思っていた。


 それはそれとて、少年エイドの瞳は確かに青く輝いた。


 遠目にもかかわらず気付いたアイラ姫の呟きに、彼女の護衛たちは目を交わし合い、目と目で通じ合っているのか女ニールが何かを引き受けたように一つ頷いた。コホンと小さく一つ咳払いまでする。


「おそらく彼の魔法剣は使い手に絶大な魔力を供給する珍しい憑依系の魔法武器なのでしょう」

「そうなのですか。話には聞いたことがありますが、そのような魔法剣を直接目にしたのはこれが初めてです」

「何と初めてですか! それは宜しゅうございました。……ふん、エイド・ワーナーもたまには役に立つ」


 最後の台詞はともかく女ニールは終始嬉し気にしていた。

 王女の疑問を解消する役目を至福と感じているのはその表情から誰が見ても明らかだ。生憎今この場にはそんな悠長な観察者はいないが。


「エイド君、負けないで下さい」


 少年へと向けるアイラ姫の目には案じる色がある。


「そして……きっと今度こそは……」


 ぎゅっと両手を握り締める彼女は無意識のうちに懇願の言葉に唇を動かした。

 彼女は無表情な男護衛の腕の上から、固唾を飲んで少年の戦闘を見守るのだった。





 俺はこの系統――憑依型の武器は初めて使う。


 ああ、だから師匠は自分には無理とか言っていたのかも。

 師匠に憑依なんてしたら、多分、何か、魔法剣は再起不能になると思う。


 自分の内に剣の魔力、そして魔法が満ちてくるのがわかる。


 負わされた掌の怪我もこの機に治癒魔法で治した。

 憑依型の魔法具は基本持ち主を選ぶのを余り好まないって聞くけど、俺を選んだ時はそうでもなかったよな。

 たぶんずっと海底にあったわけだし、人恋しかった……とか?

 ま、相棒が寂しがり屋さんかどうかはさておき、憑依型魔法具ならこれまでの拒絶は当然か。

 だって選んじゃったら最後、生かすも殺すも持ち主次第だろ。秘めた力が絶大で他者に破壊されにくい分、そんな気の毒な性質持ちで、もうこりゃ欠点って言っていい。

 だからこいつも、実際は前相棒に未練たらたらだった俺を中々信用できず、一応主人にはしたものの簡単には手を取らなかったんだろう。


 憑依されてみて感覚的にわかったけど、この剣が齎してくれるのは魔力とこの剣特有の水系魔法だ。


 水属性って、確かによく考えてみれば剣に浮かぶ鱗模様と蛇の尾みたいな装飾から予測しようと思えばできたかもしれない。

 因みに、憑依系の魔法具は持ち主がそれの魔力で他属性の魔法を使うよりも、それの属性と同じ属性の魔法を使った方が威力や効果は倍増する。倍々増かもしれない。


 俺だったら水系魔法を使えば良いってわけだ。


 にしてもこいつって結構な魔法剣だったんだなあ。

 今更だけど、師匠のあの二千万ファンタジって落札額は決して高くはなかったのかも。憑依型魔法武器は絶対数が少ないって言うし、確かにこの剣の大きな潜在魔力量じゃ魔法を使える冒険者や軍人の中には家財を全て売り払ってでも欲しいって奴は少なくないだろう。

 やり手の冒険者ならバッタバッタと魔物を倒して一年いや半年で元を取るのも可能だと思う。その後は名声を求めるも蓄財に走るも自由だ。

 剣の魔力を纏い瘴気に突っ込むように落ちる俺は咄嗟に周囲を浄化した。

 次に大きな水球を作り出しそれを凍り付かせると、待ち受けるあぎとの中にぶち込んだ。

 ガチッと音がして敵は咽奥で呻く。きっと俺だと思って思い切り噛み付いたんだろう。へっお生憎様~。氷は長くはたないだろうけど、次の攻撃への時間稼ぎにはなる。

 土龍の口に挟まれたまま砕ける兆候か、徐々に亀裂を増やす氷球を足場に俺は跳躍し、この戦闘じゃ何度目かの敵の頭上に躍り出た。

 手元に魔力を集中する。


「出て来い相棒」


 念じるだけじゃなく声にも出せば、構えた両手の中に青く輝くマイ剣が出現した。


 戦闘にはやっぱり慣れた形の武器があった方がやり易い。


 手の中の相棒は憑依前と姿形こそ寸分違わないけど、一つ異なるのはそれが実体じゃなく魔力の塊だって点だ。


 この文字通りの魔法の剣は剣全体で敵に効く。例えば斬撃を見舞ってもダイレクトに効いてくれるってわけ。

 水なり火なり、何らかの攻撃系魔法を更にプラスして叩き込むのだって可能だ。

 空中で剣を改めて強く握り直すと、さっきと同じように大上段に構えた。

 今はただ、俺と剣の最強タッグで敵を叩きのめす、それだけを思う。


「はあああああああああああッ!」


 気迫と裂帛の声を上げながら、俺は俺の魔法力の全部を使ってでもこの一撃で敵を葬ってやる覚悟を決めた。

 穏やかに過ごしたくて色々と回避とか根回しとか準備とかをしてきたのに、土龍のせいで俺の安泰計画は狂いまくりだよ。

 これで俺の身に何かあったらホントどう責任取ってくれるんだよ?


 今や青い水流が幾重にも巻き付き渦巻く魔法剣を大きく振り下ろす。


「食らえええええああああああアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーッッ!」


 バリイィィィン、と氷の塊を砕いた土龍がそうは行くかと俺の剣を太く頑丈な大牙で受け止めた。


 超硬質な物体同士がぶつかり合う音が夜の崖に高らかに響く。


 ギシリと腕の骨が軋む強さでぶつかり合い、俺は負けるかと更に両腕に力を込め魔力を注ぐも、歯を食い縛って防衛に回った相手は手強かった。

 俺も決死なら敵だってそうだ。

 負けは即、死だもんな。

 いくら死に掛けだって残りの命数を無駄に散らしたくはないだろ。

 敵は一段と濃い多量の瘴気を歯の隙間から吐き出すと共に、ウウウウウ、と恐ろしげな唸りを上げている。

 敵の牙とせめぎ合う魔法剣から周囲に飛散する水攻撃魔法が、土龍の鱗を嘘みたいに剥ぎ取って切り裂いて幾つもの裂傷を増やしている。


 その一方で、乾いてひび割れていた鱗は、水撃で跳ねた水が触れた場所から手品みたいに潤い青銀色に輝きもした。


 土龍に何が起きているんだ?


 弾かれた水滴が俺の口元にも飛んでくる。


 ……ん? えっ、何だこれしょっぱい!


 まさかこの魔法の水は塩水なのか?


 だけどその疑問を深く考えている暇もない。

 俺はこの一撃に全集中のせいで浄化に割いている余力もなく、アイテムを追加使用している余裕もない。必然、瘴気の中に生身を置く形になっていた。


「ぐっ……うぅうううっ」


 息を止めているのにも限界があって呼吸をするけど、苦しい。瘴気に触れた皮膚がピリピリと焼け付いて酷く痛む。

 半端ない魔力消費と肺の中さえも真っ黒になっていそうな息苦しさに気が遠くなる。


「死んじゃだめですエイド君ーーーーっっ」


 その時、アイラ姫の必死の声が思い切り俺の耳朶を叩いて、予想以上にするりと俺の半分飛び掛けていた意識に届いた。


 アイラ姫、今世の君もそう思ってくれるのか。


 何だろう、有難くて照れ臭い。

 俺だって死にたくないよ。

 だから、最後まで耐え切れば俺の勝ちだ。

 ここで競り負けたら今度こそ俺に手はない。もう万能薬は使い切っちゃって残ってるのはこんな戦闘じゃあってもないような代物ばかりだし、それ以前に残っていたとしても使う動きができる余裕がない。


 体の芯から力って力がどんどん消費されて枯渇していくのが肌でわかる。


 だけどようやく相棒と息が合っての大事な初戦でもあるんだ、負けて堪るか。

 俺の存在ごとがエネルギーに変換されるかのような膨大な魔力が流れ込む魔法剣は土龍の瘴気さえ圧で吹き飛ばし、膠着しかけた形勢を俺の有利に傾けていく。

 剣の纏う青い覇気が強くなり、大牙にピシピシピシと無数のひびが入っていく。

 間もなくこの頑丈な牙は砕けるだろう。


 手に取るように、勝利が見えた。


 その後は、剣は勢いそのままに敵の顎を砕いて更には脳髄を一刀の元に沈めるだろう。

 当初の予定の脳天直撃ルートとはちょっとズレるけど、迎える結果が同じならどっちだっていい。

 これで最後――


「だあああああああああああああーーーーーーーーッッ!」


 どんな搾り機よりも容赦なく俺の体から力って力が抜け出ていくと同時に、目の前が眩く白く青く目さえ開けているのがやっとって量の光に満たされた。


 バリイイイン、と牙が砕け散った。


 腕に掛かる一切の抵抗が一瞬ゼロになる。

 このまま振り下ろせ。

 邪魔な全部をぶった切れ。


 相棒だけに魔力の全部を差し出してもらうつもりはない。


 だから必要なら根源の生命力すらも俺の中から持って行け。


 そう自分に命じた。


 ああ、だけど、このまま攻撃を終えたらもしかしたら俺はマジで死ぬかもしれない。


 自己犠牲なんて真っ平だって思ってる。けどここで攻撃を止めるのだけはできない。こいつを討伐できなきゃ意味がない。


 この国の、ひいては俺の平穏はきっと訪れない。


 二人の俺に孫の顔を見せてやれないかもなあ……ごめん。

 アイラ姫、ノエル、シオン、メイヤーさん、師匠、父さん母さん、そして祖母ちゃん、そうなったらごめん。

 ただこれで魔物跋扈ばっこの心配がなくなるんなら、それだけが救いだよ。

 歯を食いしばる俺は我知らずふっと笑んでいた。

 あたかも人生に満足した今際の老人のように。


 全力の剣が敵の顎を砕いて脳みそをぶちまけようかという――あわやそうなるほんの前、アイラ姫が悲鳴のように叫んだ。


「だめえええっエイド君が死んでしまったら――シオン君も死んでしまうんですーーーーッッ!!」


 は?


 何それ?

 シオンが?

 いやシオンも?

 何がどうなってそうなるのかは知らないけどそれはうん、そうだな駄目だろ。


 実に不意に唐突に突然に予想外で想定外で予期せぬ言葉に気を取られた俺が、一秒の百分の一にも満たない時間で焦っちゃった俺が、集中力を思い切りこの上なくアホ過ぎにも切らしちゃった俺が、クリティカルなヒットを繰り出すのなんて土台無理な話だった。この戦闘はそんなに甘くない。

 しかも攻撃を中断するなんてのも、不可能だった。

 だって思い切り気合い入れて出力したもんだから、魔力放出が止まらない。

 ほら馬車だって急には止まれないだろ。それと一緒。

 んでもって最後は全霊の一撃でフィニッシュってとこまできてたんですよね俺。

 もうホントッ。


 でも姿勢が……ってか剣の軌道が最早大きくズレちゃったんですよね!


 だがしかし、後戻りはできない。

 故にそのまま逝……行く。

 あと、何か知らないけどシオンは死なせねえっ。

 シオン。なあシオン。俺の親友よ。

 龍は倒すけど、お前のためにも死んだりなんてしてやるかよッッ!


「らあああああああああああアアアアアアアアホかーーーーーーーーッッ!!!!」


 幸い俺の肉体的にはそうならなかったけど、思考は爆発した。

 ぶっちゃけこれがアイラ姫とかノエルとか祖母ちゃんとか家族のためだったら、それはそれでいい。

 でも最大の理由がシオンのためって、あいつのためって…………猛烈に何か違うっ。

 その違和感が俺を俺の人生史上最も猛烈で盛大な自己ツッコミに猛然と走らせ、枯れるまでの力の流出をせずに済んだ。

 あとぶっちゃけもっとも~っと手元が狂った。

 本当ならクリティカルヒットには届かないにしても、俺の剣は敵にそれなりの斬撃を与えるはずだった。

 だ・け・ど。


 ドッッッ、――ゴイイイイィィィーーーーーンッ!


 俺は剣の腹でモグラ叩きのような打撃を食らわせる羽目になった。


 とは言え、勢いはかなりのもんだから土龍は鼻面を襲った剣の平手打ちにも似た衝撃に白目を剥くと、そのまま地面を大きく砕く激しさで倒れ込んで沈黙した。

 物凄い音がしたし、相当痛かったとは思う。

 でも、致命傷にはなり得ない。

 攻撃直後に剣の像は消え失せ憑依も解けて実体に戻った魔法剣が、何とか無事に地に降り立った俺の傍にカラランと落ちる。

 剣自体の魔力が尽きかけていたのもあってか、やけに虚しい音だった。

 俺は正真正銘全力の攻撃を仕掛けた後でへとへとだ。


 幸い死ななかったけど、この展開には絶望した。


 これが最初で最後のチャンスだったのに、何て馬鹿を……。

 最後の最後で大ごけした。

 かつての英雄が聞いて呆れる。

 確実に仕留めないといけなかったのに、土龍が起き上がったらもう俺は取れる術を知らない。

 シーハイに被害が出たら本当に冗談じゃなく洒落にならない……なんて泣き事を胸中で呟いて途方に暮れる以外の選択肢のない俺は、しばらく言葉もなかった。

 一つだけ言うとすれば、未だアイラ姫たちが巻き込まれていなくて良かったよ。


 その呆然と安堵が、俺の隙だ。


 土龍はいつの間にか意識を復活させていて、頭痛でもするのか多少のふらつきを見せつつも、憎き俺へと真っ先に攻撃を仕掛けてきていた。


「エイド君危ないっ!」

「へ?」


 アイラ姫の注意喚起でハッとしたけど、もう遅い。

 土龍は既に自分の間合いに俺を入れ、肉薄していた。

 ただし、向こうもそうは見えないだけで瘴気を吐く体力さえも残っていないのか、体当たり攻撃だ。

 それでも潰されれば今の極限に疲弊中の俺には相当ダメージがでかい。

 まずった。

 そう思った。

 だってもうこれは回避できない。

 余力も全くない。

 アイテム使用の時間もない。


 あ、これは今度こそ死ぬかも。


 そう思った、九割方。

 ここには森で奇跡の救いと超人的防御を発揮してくれたオーラル兄もいない。

 俺の双眸に映された皮肉な程に美しい星空の中、龍の形をした黒い影がぐんぐん大きくなる。


 あ。


 走馬燈さえ流れない――刻。


「うちの愛弟子に何しとんじゃたわけーーーーーーーーーーーーッッ!」


 この上ない怒声と共に天から究極の踵落としが炸裂した。


 瞬きさえ冗長になる瞬刻の中、脳天に踵を食らった土龍は地面に顎を激突させ、それだけでは足らずに体ごとその体積の半分以上をめり込ませて大地に沈黙する。


 俺は驚愕の余りこれは現実なのかって疑いさえ抱いて、硬直した口から何一つ言葉が出ない。

 パンパンと両手の埃を払うように叩きながら上空から身一つで龍を見下ろすのは、貴族的な黒いロングコートを纏った白髪マッシュの青年。

 足使ったのに手を叩いているのは何故かってのはツッコんだら何か駄目だ。


「師、匠……」


 来てくれた。

 ははっ、この御仁は全く……弟子の大ピンチにカッコ良く颯爽とご登場だよ。ヒーローか。

 もうホント遅いですよ、そう言おうとした。

 でも、言えなかった。


 土龍の頭がめりこんだ部分から地面に大きく横一線と亀裂が走り、それは土龍を基点にして瞬く間に広がっていったからだ。


 な、え? 一体何が……?


 足裏に伝わる揺れの大きさに身の危険を感じた俺は辛うじて剣を浮かせるくらいは残っていた微量の魔力を使いそれに乗る。

 唖然としている間にも亀裂は見る間にぐんぐん大きくなって、その先は暗い崖の向こうへと消えどこまで伸びたのか見当も付かない。

 ただ、とうとう割れた。


 地面――崖が。


「へ?」


 ゴゴゴ、ゴゴゴゴゴゴゴゴズドドドドドドドオオオオオンンン、と隣町の住人までが起き出しそうな天変地異的地滑り音を伴い、俺の目の前で灯台ごと崖の先の部分が大きく崩れ下方の海へと落ちて行く。


「ちょ……待……」


 落水音も半端なく、何百何千頭ものクジラが一斉にシーハイの海で暴れているような、そんな錯覚に陥りそうになった。

 伸ばした手は当然何も掴めない。伸ばしたまま無意味に固まっている。

 灯台まで落ちてしまった現実に俺は半ば頭が真っ白で、脳みそが石になったように働かない。

 一方、絶賛気絶中の土龍の巨体は辛うじて落下を免れてそこに横たわり、頭だけが崩落した崖の端からだらんと力なく垂れている。あー起きたら首寝違えてそう……。

 師匠、助けてくれて超~嬉しいけど、今のさらっとやってのけた踵落としってそんなに破滅的な攻撃だったの? ねえ?


 ああ、どうしよ灯台……。


 薄らと引き攣った笑みを浮かべつつ、ついに限界に達した俺の体はふらりと傾いだ。

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