第207話

なんとか無事…とは言い難いけど学校へ行く準備ができた。

時間もピッタリ。

いつもみたく早すぎて時間が余るなんてこともなく、靴を履き替え学校へ向かう。


1人で家を出てのんびり最寄り駅まで向かいって生活にだいぶ慣れてきた。

もう毎日これの繰り返し。

でもたまには冒険してこっちの道曲がってみよ、みたいに言ってる暇はない。


のんびり歩いている今ですら乗る予定の電車を乗り過ごし次第遅刻が確定するというギリギリ具合。


そして駅に着き、いつも通りの電車に乗る。

そしてただいつも通りの日常を送る。


この間乗り越えたばかりのテストという忌々しい期間が来るまで。

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