第193話
気分優等生の俺はすでに限界の眠気で現実から逃亡する。
気づいた時にはすでに寝ていて、今はすでに授業が頭に入ってきていない。
まだまだテストまで余裕があるっていう心意気で過ごしているから当然授業には身が入らない。
テスト前で授業に全力を尽くしていた時でもギリギリだった眠気は、集中力が切れた今だと容赦なくアウトラインを踏み越える。
気づくと授業が終わってるなんてことを繰り返し、放課後になった。
先輩が来る前に美術室へって思って急ぐ。
扉を開けてもまだ誰もきてなくて誇らしい気持ちになる。
特別なことじゃないけど何となく嬉しくなれる。
そんな感じでほのぼの始まった部活は先輩の一言で旋律を走らせ終わった。
「再来週からテスト週間になるけどそれまでに作品完成させようね!」
まずテスト週間に驚き、締め切りに焦る。
衝撃的すぎて、何が何だかわからぬ間に部活が終わり、家に戻る。
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