第149話
ようやく夜中に勉強を開始した……。
そこから一時間後。
2時くらいの時計を見て、一時間は勉強した~って伸びをしたところまでは覚えてる。
確かそこから十分だけ目をつぶって休憩をすることにした。
改めて考えると夜中にそんなことをしようものならしばらくは起きられないのが想像に難くないのに。
多分、夜中で勉強とかいう最悪なことをしてたからまともな思考を持ち合わせてなかった。
そして今は朝5時。
椅子の上で寝たおかげで体がバキバキで関節が痛い。
首が痛い。
腰が痛い。
膝を伸ばし切ってたせいで膝の裏が痛い。
ついでにここまで不調なのに寝た気はしない。
本当にだるい。
学校に行きたくないけれども……さすがに勉強についていけてない今、学校を休んでさらに勉強に遅れを取りたくない。
家を出るまであと三時間もないけれども……ベットでちゃんと寝よう。
そのための準備を始める。
歯を磨いて、布団にもぐりこむ。
ちゃんと足の裏や背骨、首を伸ばしながら眠りにつく。
次に起きたのは7時前。
目覚まし前に起きてしまったけれども……睡眠の質は完璧。
頭がすっきりしてる。
だから普段なら必ずする目覚ましまでの二度寝は今日はしない。
その時間を今日は学校へ行くための準備に当てる。
そうすると今度準備が早く終わるのかというとそうでもない。
何故か俺は準備を早く初めても、終わるのは家を出なきゃいけない時間ぎりぎりになってしまう。
意味が分からないけれども……まぁそうなってしまうものは仕方がない。
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