第6章 2022令和四年 喪の仕事 その2 形而上学的未亡人生活
人種のるつぼ、神慮降る
2022-10-06
10月4日火曜日 やっと週末とドイツ統一記念日が過ぎた。
雨と無為と焦燥の日々が。
物理追っかけ錐子オババ の意識に
「ファインマンが熱弁するように、量子世界がそんなにも不確定であればこの現実の行き過ぎは当然のことである」と理の当然であるかのような文節が浮かんだ。
が、辛うじて、
「違う違う! 科学者が見ている量子の世界も幻像世界そのものである。ここに量子電磁気力学に到達して初めて、この世の基礎がなんだかおかしいとわかったのだ(マクロでは確定的であるかのように見えるが)!!!」
量子の不確定は幻像界現象であって、
何次元かは知らないが、実相界では理想の設定と遂行が行われる、
ただ、そこに反射して不確定性となった光の乱反射の中に幻像界が見える、見るのは我々幻像人間、
その世界では不完全な量子界を基礎とするため当然全てが歪む、人生設定は持っているかもしれないがそれが重すぎたり理不尽だったりするのが今の見ている現状である
10月5日水曜日になり
黙想するや、「幻像錐子に対し、純魂錐子あり」
意識する前にこの思いが浮かんた。
こんなことを考えたこともなかった、ショックを受けたが同時に、うれしい、飛び上がるほど嬉しい、その存在のあることを その存在をリアルに感じた。
それにしても
昨日10月4日火曜日は振り返ってみると実に面白かった。
錐子オババ の最も嫌悪し、対策を決めること最も困難な、
しかしやらざるをえない、とその前日月曜日に予定したいたことが、
天と人の采配により火曜日に先送りになった。
果たして月曜日の夜、眠れないだろうと錐子オババは思っていたが
その通りで
不安と緊張、悪い予想と予感、それに追加して怒りと恨み、頭の中に跋扈して止まらない。良い要素が全くなかった、眠れるはずがない、
なので、ファインマンの思い切って理解不能な矢印の話を試しに読もうとする。
どんな理由からにしても読むことができなかった。(それはそれとして、これを素人の聴衆の前で喋ったのだろうか。どうかしてる)
読むのを諦めて、また始めて、またまだ諦めるその寸前に、
幸いにも、最大の天才と言われるファインマン先生が、矢印の話をやめて
光子と電子のぶつかり合いに移りそうだったのを良しとしたのではあったが、
それでも現実には方策がなく対応策がなく、
混沌の渦の中で錐子オババ にできることは、
実相完全円満の例のおまじないを唱えるしかなかったが、一応その後眠りに落ちた。本人にはもちろんその移り変わりは意識されていない。
何より、恐怖だったのは頼りのスマホの電源が完全に破壊寸前、
100%なのか1%なのか表示すらあてにならない、
壊れて使えなくなる前に何とかせずばならない。
大きな電気店にメールは打っておいた。そこまで来るのも大変だった。
アップルストアのサービスから、次第に深く入っていき、
ついに蓄電池問題をスマホ自身が理解している証拠を得て、
その線で近くの指定店を探させたのであった。
デジタルの若い秀才たちを信頼するしかない。よくぞここまで導いてくれた。
これも神慮であった。
これに終わらず(まだそうとは知らず、)4日の神慮の1
しかしスマホは週末中、実に綱渡り状態である。いつ真っ黒になるかわからない。
ちょうど開いた時、まだ働いていて、突然電話がきた。
ミュンヘンのH銀行の40年来の担当のマリオさんである。名前からしてイタリア系だろうか、美しい感じの良い顔立ちだ。
「先ほどクーゼル財務局と話しましたよ」
実は錐子オババ が先週末のメールで、こうこうなので直に相手方と話して何を欲しているか尋ねてくれないか、とマリオさんに頼んでいたのだ。
「息子さんの署名が必要な書類があるのでそれを送りますと。それが済めば問題ないようですよ」
「何の書類、とおっしゃいましたか、もう一度」
「セキュリティ関係の同意書です」
こんな話があると心が休まる。マリオさんたらなんて親切なんだ。
しかし、錐子オババ の歳とった心をもっとも懊悩させているのは、JBが遺した、
いつも錐子オババ が「これを誰が捨てるからってこんなに買うわけ!!」と怒鳴っていた代物の廃棄問題である。
男が自分や家族への不満を忘れるためによくやる収集癖、このために恐らく何百万円かかったかもしれない、わからないがと奥歯を噛み締める。
一部は大きなゴミ箱にこっそり忍ばせて捨てられる。しかし無理なものもある。
あるいは普通にまだ使える衣類や靴は古着収集場所へ持っていくことはできる。しかしそれも憚ることもある。量、質、重量、大きさ問題。
方法がわかればできる。方法がわからないのだ。
しかし数日前から、ふと思いついてJBが無駄に買っていた洗濯物分類袋というのがあったのへ ほとんど新品の不用品を、ズンズン詰め込んだ。
空いた衣類掛けには合気道の道着を仰々しくかけておく。
これら、3袋をどうしてどこへ運ぶ、それぞれ重たい。
運び先はもうあそこしかない、偶然に見つけた・何国人か不明の古着屋のおじさん、
うまくいくか、拒絶されるかわからないが、嫌な思いを抱えているより、結果を出そう、どうなろうと通り過ぎさせよう。
こう思ってから比較的短時間にアイデアが湧いた:
もっとも重たい袋をまず玄関近くまで運ぶ。それからタクシーを呼ぶ。
残り2袋と、もう一つの袋にたくさんのハンガーと錐子オババ の古いブーツ、JBが大昔オーストリアで買った素敵な上着を、
さらに5つ目は前日までに作っておいたヴォーダフォン の返却物入りのチョコレートの箱。
これらを外に運び出す。そうそうネットとテレビの通信関係の店舗書類も持って。
自分の体の丈夫さに驚く、夫の死後錐子オババ の体調は良いのだ。心臓がドキリともしない。
そこから神慮が働いた。働きに働いた。
そう言えば、錐子オババ がある瞬間思いついてJBの魂に怒鳴ったのだった、「さあ自分のことだから、手伝ってよね、自分で片付けてよね」
だから彼の仕業だったかもしれない。
神慮2 玄関先で荷物を並べて待っている、そのことすらも嫌な予想に苛まれていたのであった。果たしてビルギットがパートナーを見送りに出て来たではないか。
袋の中身は見えないように、雨を避けているかのように新聞紙でくるんである。
結局、
錐子オババ が大家であるビルギットに最近尋ねようとしていたことをうまくやるチャンスとなって、そのことも重要だった。時間の節約。
「まだ暖房入れてないけど、それでいいのよね」
「そうして頂戴、それに明日から暖かくなるそう」
「暖房費値上げ分は」
「あ、それね次を払うときに一緒でいいわよ」と勘のいい彼女らしい。
神慮3 タクシーは若いアラブ系の男である。「どこへ」
「最終的にはメディアマルクトなんだけど、まずはこの近くの郵便局へ、それからイタリアン「ダヴィンチ」の後ろの中古店で荷物を下ろして、それから電気製品量販店へ」そう言う数分前に思いついた自慢の案であった。
バックミラーに映る顔は苦み走ったなかなかいい男だ。愛想はないが。
郵便局は問題なし。
街中のイタリアンの裏に出るためには、裏通りを抜けてゆく、大きな駐車場になっていて大混雑、黒人の女が運転するトラックが邪魔をしてるのへは
「ちょっと前に移動するんだよー」と怒鳴った。
「ほら左向こうの、赤い垂れ幕に1キロ1ユーロってあるでしょ」
その前に止まって、ちょうど店を広げていた例のおじさんに、
これまたさっき思いついたセリフを言おうとして、
くったくないかのように「ほら持って来たわよ」と見栄を張る錐子オババ、なかなかの役者だ。
「この中にパーティ用の服、珍しいものだからね、靴も入れてあるから」
「珍しいのかい」「そうよ」と喋りつつ荷物を出す間に、
運ちゃんはもう財布を開いてしかめっつらで、
「何分かかるの」「10分」
「だめだ」「5分」「それもダメだ、ほら」と振り返った。
2方向から車が押し寄せている。錐子オババ もびっくりして、
「もうこのまま行っていい?」と瞬間的に尋ねていた。
おじさんもつい「いいよ」
それ、来た、待ってたその言葉、このタイミング、押し付けた、さーっと逃げ出したのであった。
突き返されたらどうしよう、いくつかの古着置き場をタクシーで回ることにするか、とあれこれ思い煩っていたのだ。
こんなにうまく行くとは、最上の最高の出来だ。最終目的地へ向かう道すがら、運転手は次の客が待っていると言うのだった。
「実はね、スマホが壊れてしまってそれでメディアへ行くの、だからあなたを手放すことができなかった、次を呼べないから。あなたは忙しいのね」
「メディアまでは運んであげますよ、そのあとは店にタクシーを呼んでもらえばいい」
「そうか、いいアイデア をもらったっわ」
ふと、錐子オババ はほとんど泣き出していた。
緊張が解け、少し親切気を見せてもらえた時、それは2018年にホテルの部屋をやっと取れた時、ほっとして落涙した時と似たような状況だ、その時も絶体絶命だった。瀕死のJBと路頭に迷うところだった。
「夫がこの前亡くなったので、あれこれすることがあるのにスマホが使えなくなるとねー」と言いながら声が震えた。
不思議なことに、運賃はたったの22ユーロだった。錐子オババ は25ユーロあげたのだが、あとでもっとあげたらよかったと後悔したのであった。
神慮4 大阪梅田のヨドバシカメラとかは8階建ほどの店構えである、ここではただのワンフロワーだけれどアップルの許可店らしい。
錐子オババ 、トコトコと探しながら進入していく、
小さなボックスに男が3人 詰め込まれている、そこが目的地と見た。
一人はトルコ系、一人はアラブ系、そして客に対応しているのは若手のそれはロシア系である。優しげな面立ち、色白で目の色が薄い。緊張しているか。
事情はすぐにはっきりした。
錐子オババ の10年もののスマホが生き返るらしい。「運が良ければ、いい結果になるでしょう」と彼は言って1時間後に来てとのこと。「あなたはまだいるの」「ええ、18時まで今日は」
なんて素敵な気分だろう。もう何個か解決させた。
あまり来ない地域だがリハビリに通っていた頃バスから見て知っている。大きなセカンドハンド店、セーターがないかなとぶらぶら入っていく。また無い、ブラウスばかりでセーターが少ない、個人の持ち込み不要と書いてある。
手ぶらで外へ出て、スポーツバーという店の外の椅子に腰を下ろした。
すぐに出て来たのはアフリカ系の若者。この店を所有してるなんてすごいなと思う。その日急に暖かくなって 芝生に黄色い「馬の足がた」が咲いていてまるで春がきたような空気である。
陰なので、「ちょっと寒いから日の当たるところに椅子を移してもらえる?」とちょうど出て来た女の子に尋ねる。
「それにね、上から水が垂れて来たから」雨樋から垂れている。
それを見上げたところ、ちょうど恐ろしく高いところを舞っている鳥の姿があった、そこから落ちて来たかと思った。もしここにエベレストがすぐあったら、8千メートルってどんな感じでそびえているだろう、などと夢想した。
レモン茶を飲んでから、店主にスポーツバーとは何かと尋ねた。中に大きなテレビを置いてみんなでスポーツを観戦する店、なるほど。
問題は何もなく、錐子オババ はまるで生き返ったキリストのようにスマホを返してもらった。55ユーロ。日本だと七千円らしい、ネットで調べたところでは。
「それでね、あなたの助言を聞きたいのだけど」と錐子オババ が顔を仕切り板へと近づけた。マックそのものの音声割れなどを話したのだが、そこではスマホの修理しか許可されていないとのこと、「じゃやっぱりフランクフルトまで行くのねー」
まあ、受け取りに来てもらったり郵送したりの手段はあるようだったが。
その店を出て、バス停までかなり歩き、偶然でバスが来るかもと待つ、
しかし諦めて新しい道へ、見当を頼りに歩き出す。
しばらくするとバスがやはり行くのを見かけた。残念。
しかしそこは初めての小道、自然に本駅に入り込むようになっていた。駅でしばらく休憩して、テクテク、駅の正面へ出る。広場を渡り、繁華街へ、そこでテレコムとヴォーダホンの店で手続き完了の手続きをスマホで済ませた。
滅多に来ないその通りは陽気になったのですごい人出になっていた。新しい店に代わっているところが多い。
最初にヴォーダホンの前まで行った時、ベンチに腰掛けた。
女性がいたが会釈して座ったのだ。何か食べているので覗き込むと、「これそこで買ったの、おいしいわよ」と青い目の下に青いアイラインが似合っている。
「私旅行者なの、59歳よ、看護師」と尋ねないのに自己紹介。
「離婚したばかり、大腿骨頭骨折手術2回もしてね、鬱や病気になって、そしたら旦那がこんな暗い女じゃ嫌だって。でも今や私、元気女よ。自由になって。彼は怒ってる、口座を閉められちゃったから、だって私もずっと働いていたから半分はあたしのものでしょ、まだ67歳までは働くけどね」
「孫は云々」などともう彼女の人生大半わかった錐子オババ 、お返しにJBの死亡事故のことを漏らす。「あ、そこの眼鏡屋で予約あるの、会えて良かったわ、エリカと言うの」とまで言われた。
それから魚レストランでゆっくり食べた。3回目だった。
さて、明けて10月5日、予定のない日だったが、暖かいと言うので墓参りとした。珍しく荷物が全くなかった。
本格的にJBに宣告した、「あたしたち助け合うのよ、どこにどうしてるのか知らないけど、ちゃんと決まりをつけようね、一緒に仕事するのよ」
ちょうどいい時刻で、本当にいいところねと独り言を言いながら、ベンチに座ってちょうど来ていた手紙を開いた。
ちょうどそこへ息子から連絡がきた。
いずれも新しい問題と仕事を意味している。重たい。
手ぶらだったせいで、買い物をする元気がまだあり、買い物をしたせいで重たくなり、錐子オババ はよろよろで帰り着いた。
玄関で幸いにもシリア人父と会い、数メートル荷物を持ってくれた。彼は靴と腕時計が欲しいと言ったがJBには靴がなかった、壊れかかった1足以外。腕時計もなかった、妻のものをしていた。
夕方、ちょうど出会ったシリア人母や娘には毛染めをあげることができた。
さて、錐子オババ のやや新しい妄想:
実相界の唯一独尊の人々(例えば純魂錐子)の多様性は
生物界の多様性を見れば明らか、でもちろんそれ以上の完成形である。
光はそもそも始原の存在であり最初から縦横無尽に飛ぼうとしていたわけで
実相界の純粋物質にもちろんぶつかる、実相界には何の矛盾も起こらないが
その光はファインマンの言うようにまぁ我々から見れば不可思議な広がりとか収束とか、消滅生成とかを見せて、そもそも反射するあるいは反射しない、
なるほどこういうわけで幻像界が生じざるを得ないのか、つまり
お互いの反映が相手の反映を見る、そこに不確定性が重なり合う。
学者たちのこの不確定な世界を理解し表現しようとする努力は悲しい程であろう。
幻像人間の意識を満足させるような整合性に辿り着けるのだろうか。
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1002 湯たんぽと夜を供にするその温さこれも仕合はせ我には十分
亡き友の蔵書数冊夜を供に丸谷才一 ファインマンも良し
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未亡人 独り笑いする
2022-10-12
10月6日ごろ、錐子オババ が小首を傾げた、
気づいたのである、「あたし、未亡人なんだわ」
そんな自分をかって想像もしなかったし、今もわかってもいなかった。
そんな存在なのか〜〜 未亡人という存在ね〜〜
自分の気持ちがわからずに、ニヤニヤしている。😅
10月10日
Kusel/Landstuhl (クーゼル/ラントシュトゥール)の財務局に、
メールを書き終わり、疲れてぼーっと瞑想を始めた錐子オババ に直ちに、
「2つの世界の関係だけどね、こちらが実在だよ、見えない世界の方がね」
と、どこか文句たらたらみたいなのが、浮かんできて
むしろクスクスせざるをえなかった。😅
(物質宇宙ではなく、ダークモンスターの方が実在。
混ざり込んでいるかもしれないとしても。
2元論じゃ決してないよね、
だって人間の方が幻像に過ぎないから、あくまでも。
そっか〜 ごちゃ混ぜだとすると実相さながらに完全なこともあるわけだ。😅
そんな雲間もある。
無意識に幻像世界の美や真理を探し求めて、見つかったと喜んだりしてるよね。😅
朝の瞑想では、
幻像世界のこの全ての現れを、
隠身は全て、微細に至るまでご存じだと言う安心感
例えばMRIのあたしの失敗も、そうであるべきだった、どこかで。😅
実相世界をなぞって、その限りにおいては素晴らしく美しく見事でもある、
この意味では幻像なれども 神の知恵は働いている、タッチしているよね😅)
10月11日
遅れても始めた瞑想まがいで
(幻像・錐子に対し純魂・錐子あり
あなたのの存在のありがたさ 頼りにしてます😅
幻像・錐子は あなたの写し絵のような 鏡に映った逆像であります
せめてあたしは為事をさせてもらいます、
うっかり苦しみに取り込まれた命を支援しますのでどうぞ力を添えてください、
光の投入お願いいたします)
10月12日
よし!と気合を入れて、錐子オババ は腕時計をはめた。
亡夫の口座の電気代自動払いを解約、自分の口座払いに変更の旨、
手紙をしたため署名して、一仕事完了へ、ポストへ向かうのだ。
ここに至るまでに
40分も「お待ちください」の電気会社の電話を待ちづつけ、
やっとつながったあんちゃんと 話のテーマを合わせて、
次の手段を教えてもらったのだが、
最後に「あ、それで口座移行の手紙の宛名は?」
「郵便番号、これこれ、その後にLandshutと地名をつけてください」
「あ、そうね」と錐子オババ がしたり顔だったのは、
その地名をさっき地図で見たからだったが、しかもそれが例のクーゼル財務局の地名についている言葉と同じだったからである。
少なくともそう思って異な事ではあるが、何か理由があろうと思った。
もちろんそれはいつものような勘違いで、
彼が言ったのは訳すれば「地方の帽子」、錐子オババ が同じだと思っていた地名はLandsstuhl 「地方の椅子」であった。このスツールという語は「便通」という熟語にも使われるので、思い合わせて笑うのである。😅
ついでに厄介な廃棄物をうまく廃棄する工夫。うまく行った。苦笑する。😅
しかしまた郵便物が来ている。なんと同じ要請が3通も。健康保険から、
この1年の税込の収入を知らせよという内容である。
「はいはい、やってます、お待ちください!」
この頃は独り言が多い、しかもその声が大きい。ここでも独り笑いする。😅
さて何時かな、と左腕の袖を上げようとすると、
なんと腕時計を二重にしていたではないか。またもや笑わざるを得ない。😅
やや目眩の感覚を楽しみながらゆっくりと郵便ポストへ向かう。うららかな天気である。これまで裏地をつけたダスターコートで防寒していたが、少し落としてやや厚目のウィンドパーカーでちょうどいい。
ポストまで来ると、ちょうど郵便物回収のおじさんが来ていたので小走りで持って行き、一件落着となった。もうそれからは笑う機会はなかった。
なかなか読み終わらなかったファインマンの本の感想、例えばこんな具合。
今日やっと「光子と物質のふしぎな理論」最後まで来ました。
最初の矢印の話が??という感じで閉口しました。
その後で、表としては知っているクォークのお互いの関係について
初めて詳しい解説を読みました。これほど熱意を持って人間のえてきた知識を伝えようとする姿に感銘を受けました。
しかし、世界の根本は全くめちゃくちゃですね、法則は見つかったようで
しかしとても追いつかないという感じで、驚きです。物理学者の絶望がわかります。
世界の仕組みが複雑なのはさもあらんと思いますが、人間の天才たちにとっても、
ゆらゆらゆれる紗の向こうにあるかのような、
光子と電子、その他の振る舞いに対して、恥ずかしながら勝手な理屈をつけて、それもそのはずだと面白がっている私なのですが。
それにしてもこの本の最後の方で「物質中では原子核の近くに電子をひきつけておくだけのために、電気力の大部分が使われてしまっており、互いに相殺しあうプラスとマイナスとが非常にデリケートな均衡を保つ混合状態を作り出しています」(これは重力とは異なる力関係のようです)
この部分の意味が不可解なのですが、重要な感じがしてもっと知りたいと思っています。
素養のない庶民が、それなりに世界のあり方を思索しても世に害は及ぼさないとして許していただきたいと願っております。
臨死体験、とか不思議な感覚状態についていくつか聞いたことありますが、そもそも生きている脳から生じる意識その他の仕組みがわかっていないのに、
もし細胞が死んでしまっているとしても何かが感じられる事態が科学的にわかるはずもないと思います。科学的に、ということは人間に、ということですが。
もっとも臨死体験などのことを聞くと、死後に楽しい世界が待っているのかなと期待して、死ぬことが怖くなりますよね。それは人間にとって何よりのことだと思いますけど。死への恐怖がなくなると、生きることの恐怖も減じることでしょうから。
(こんな感想でも書き送ることができて良かったわ〜😅)
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1006 霧の今朝落葉始まる 絨毯に五彩楽しもカサコソ唄ふ
1009 リアルにぞ真なる御魂あな在はす それが吾なることの快哉
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もうダメだー 踊りながら瞑想
2022-10-21
本日、2022年10月21日金曜日
いつものことなれど、いつもよりひどい自分の勘違いとエラーに
今更ながら気づいて錐子オババ はついに叫んだ。
「だめだーあたし、もうだめだー」
どうしたらこの錯綜状態を全体像として自分に分からせることができるか、
それすらも心許ない。
しかし何事も試みてみないとね、と高らかに独り言。
まず、単純なエラーから行こうと。
1。
「未亡人」と言う語彙に違和感を抱いてはいた錐子オババ だが、
友人たちから同意の言葉をもらってもほんの今さっきまで、何がどうなのか
わかっていなかったとわかった。
夫を亡くした人、と理解していた、それだけでも十分にあからさますぎておかしかったのだが、
よく見てみると、未だ亡くなってない人、と書いてある!
それすら理解していなかった、この漢字の連なりの意味するところを理解すること不可能なあまり、未を夫 と見間違え、勘違いして70年を過ごしてきた錐子オババ であった、そう言うべきだろうか。
「ハー、信じらんない、ひどすぎる」
2。
重要な役所、司法センター内の遺産裁判所では、亡夫の遺書の内容を錐子オババ が代表で確認、サインする。その間に横浜に住む息子へはこのことがコピーで単に通知される(10月5日 日本着)。
10月18日
ここで、勘違いの原因があった。すべての目的は遺産証明書を発行してもらうことにあるのだが、それは財務局の仕事である(と今わかった)。と思ったのだが、これがまた勘違いであった!!! まだ遺産裁判所の仕事であった、よく見ると。(なんたることだ!!!)
相続人である息子と二人で遺産証明書発行申請しなければならないので、
その書類(10月6日作成)が10月18日に日本に届く、期限は2週間である。
することは単に錐子オババ が確認サインした遺書のさらなる息子の確認サインなのだが、
そこで封書の住所に間違いを発見、よくぞ届いたものだと思ったが、
そのことを(これが重大なことだと勘違いして!また、2週間内という意味も誤解して!)即刻告げなければと思って、
二人でメールを合作、その日のうちにドイツへ送付。
翌日一番で錐子オババ が遺産裁判所の担当オズワルド女史(何気にアメリカ姓、この地域は昔アメリカ軍駐留地であった)へ電話すると、
「それは奇跡的でしたね」と気軽に訂正してくれる。
(ここで錐子オババ の安堵のため息、しかし実は単なるミスを重大なものと勘違いしていた、ため息は不必要だったと今わかった!!!)
ともかく申請はできた。意味は勘違いしていたが結果はオーケーだった。
同日ごろ(10月4日)作成の「担税能力証明書申請」書類4枚が、クーゼル財務局から錐子オババ に送付されてきたのは10月8日である。
H銀行(ここで二人とも亡夫&亡父により口座への全権を棄却されているので)が切に求めている書類である。日本には遺産がない、日本で相続税を払うことはないことの調査を許可する。
何故か4枚も同じもの、内容は簡単な書き込みだが、日本に送り、送り返されそれをクーゼルに送付、と言うことになる。
「何故に4枚もあるのですか」と錐子オババ は財務局の若い役人に何度も問うた。「そりゃ間違ったりすることもあるかと」
そんなことか、しかし、間違うといけないということだろう、と拡大解釈して要らぬ苦労をまたしてしまう。
10月20日
案の定、自分の分を書いてみると、生年を1945と書く代わりに2022年と書いているではないか(このことをのちに若い役人に話すと、彼はプッと吹き出してしまった)。
そして息子もやはりこの母の息子なので、何かエラーをしたらしい。
どうしたらいい?と電話してきたのが昨日の事件発生であった。
2枚とも使ってしまった。何か方法はないか、修正していいのか、どう修正したらいいのか、日本なら二本線を引いて印を押す。
その時すでに午後で、電話は受け取ってもらえない。試しにかけたがもちろんそのことを通告するのみである。
誰かに尋ねたい、ドイツでは修正をどうやるのか。役人に尋ねなければ意味ないが、どこもすぐにはつながらない。
そうすると運よく司法センターの受付がつかまった。
しかし、期待したようには問屋が卸してくれなくて、
「そんな遺産関係の質問にはお答えできません、云々」
「ただの一般的な質問ですよ」
「件名を教えて」「これこれ・・」
「ほらやっぱり何もお答えできません」
その間に、息子が思いついた。スキャンしてパソコン上で当該部分を白抜きして文字を消す。プリントアウト、また書き込む。
できた、と聞いて安堵のため息。これは実情に合っているようだった。
すると、クーゼルから電話、「何でしょう?」とメールより電話を気軽にかけてくれる。
するとしかし、錐子オババ は説明能力を失っていた。テーマも書類の出所もわからない、
ちょうど空きペットボトル係のインゲが来ていて、リンゴあげる要らないとかの最中である。
「ちょっと待ってください、読み上げますから書類を。。。」
「ああ、その名前はうちの職員です。それでどうしたのですか」
「書き損ねたのを修正する方法を教えてください、もし修正していいものなら」
それからプッと笑った彼は
「線を引いて消して、その上にでも1945と書いたらいいでしょう」
(なんだなんだなんだ・・・)ため息。
インゲを見送った後、そうだったと思って果物かごを見るとちゃんと一個減っていたので、OKとなったのであった。
3。
10月11、12、13、16、18、19日
2週間ほど医者の予約がなくて、錐子オババ には余裕の感が生じたこの時期、
結局、2日に1度は騒動が起こり、それ以外は2日ほど読書で過ごした以外
結局、健康保険会社KKHへ年に一度提出する税込収入証明の作成に汲汲言わされた。
例年、書類を組み合わせる手順は同じで、
あとはそれらの書類にある数字を正しく理解して収入一覧表に作り、
計算させて、月当たりの収入合計額を知らせる、という目的である。
そう言うと明快な感じがするが、
たまたま錐子オババ のドイツでの加入開始月が11月で、翌年10月までで一年、
これに対し日本では3月までと4月からで年度が変わる。
月が変わるごとに、額が変化し、
かつ税込と税抜きとの表示も各社別であり、
支払済と支払い予定のお知らせを当てにするのみなのが、
実際の収入に反映されていないのだが、他に方法がない。
毎年、何らかの勘違い計算をしている、今年もまた発見した。
しかしよくぞ発見したと自画自賛したのはいいが、
今年はこれをオンラインでやろうと試みたのであった。
少し前、デジタル界をうろうろしているときに、いつも拒否されるKKHのアカウントの前で、レスキューメールしてみようとふと思った。
すると錐子オババ が全く忘れていたIDで登録してあることを教えてくれたのである。
それからはパスワードも腑に落ちてうまく使えることになった。
が、
すぐに不明箇所が出てきたので、電話で尋ねることにする。
しかし、これは運がなかった。
若い男の声、ある箇所で全く話が通じなくなった。
彼も泡喰って、しかし対応的説明能力がないらしく、
「いやそんなこと言ってないでしょ、僕の言うこと聞いてますか。あーもー誰かドイツ語わかる人いません?!」とちょうど以前、
骨密度測定の予約を取ろうとして、やはり若い男がすぐに手詰まりになり、
あーもーと絶望したのとおかしいくらい同じであった。
「いいです、じゃあ、毎年やってたようにアナログで提出しますから」
と錐子オババ もついやや興奮して電話を切った。
しかし、
それでも諦めず挑戦する、但し翌日に。諦めないが慌てない。
申し込みはサクサク進み、受け付けましたのメールも来て、
次はいよいよ、これからがお試しなのだが、資料をアップロードして送る。
第一、ダウンロードとアップロードの違いが時に混乱する頭である。
じっくり熟考してアップだよね、と自分に言い聞かせる。
資料に赤文字で、資料名や注意箇所の印をつけ、スマホで写真を撮り、フォトに移し、次々に送っていくのだ。説明は後でメールで送る。
やり方はわかった、しかし、
3つ目でもう反応しなくなった。
「だからこれが嫌なのよねー デジタル世界、意味なく動かなくなる、狙いと違うことになる」
誰にともなく語りかけ、しばらく考える。
慌てない。何か不都合が起こった、そうか。もう一度やり直してみよう。
と、またバックする。この操作の始まりに行く。
すると、やったー うまく動いてくれて、完了。
折り返し、受け取ったとメールが来る。
音割れのひどいこの機械、よくできてるよね、何年も酷使されて。
*
ずっと秋の雨
木々も川も瑞々しい
落ち葉には気の毒だが
こんな空では、窓から見上げるしかない
かすみ か くも か
窓近くの大樹二本のみが見える
山は消えて、背後は空まで ただ一色の霞か雲か
まさに舞台上の書割のごとく
可視と不可視を問わず、仮想と実在を問わず
今ここに満ちている無限の動きを
駆動させる源
駆動そのもの
不可知の隠身の
しかしやがて帰る 肉体死して 分解し果て
おそらくは至福のエネルギーと
*
ところで、瞑想を踊りながら歌いながら笑いながらしてみたい、とわかった
どこまで行ってもまだまだ上がある。
*
ふさわしい言葉がないのだが、
ありとあるもの、の構造やシステム、法則、意味、関連を考えるのと
この幻像界での意味ある(とは実在との比較において)生き方を考えるのと
いずれも膨大で必須である。
おお! ここに戻ってきたんだびっくり
2022-10-26
10月23日曜日 棒術稽古ののち 山登り
要するに、生きて帰れた、棒術師範ラファエラ の気遣いで。
あたしは例により、大きなエラー2つ犯した。
その1 自分が彼女らより何と10歳以上年寄りだということを忘れていた。
その2 お金を持っていくのを忘れた。
ライン河の支流、ナーエ川をボートで渡り、窓から毎朝見上げる岩山の、古城への道を、やっと念願叶って進み始めた、暗い森の中へと。
昨日の予報では雨続き、朝の予報では曇り、日差しは期待できなかったが、山道の落ち葉は乾いていた。しかし、あたし、やる気あるのに、何だか遅れる、すぐに息が上がる、こんなはずでは、と思った時我に返った。ちょうど一昨日24時間心電図をつけていたが、JB亡き後現金なほどに回復した心臓が確認されたところだったので安心していた。しかし、元来弱いあたしの心臓と老齢との基本条件に従って、仲間との間隔は見る見る空いていくのであった。内心自分に舌打ちする。古城への道には入らない。周りの景色もあまり目に入らない。貝殻のようなキノコの群生もあったが。
何度目かに立ち止まって待っていてくれたラファエラ が、今まだ3分の1のところよ、もう帰ろうか、正直な気持ちを言ってと優しく言う。いつもの左脚麻痺感こそないが、、どうしようと流石に恐ろしくなった。こんな人気のない谷の底で歩けなくなったら、とラファエラ も心配するのだ。自信はなかったが、このチャンスを逃すのがいかにも癪だったので試すと強弁した。
半分まで行くのにヒイヒイして、そこから平坦になったので気を取り直し、最後の坂道をラファエラ に腕を貸してもらって、森を切り開いたところにある鄙びた食堂に辿り着いた。
何と、まるで別世界のように、空は青空であった。あたり中高さ10メートルもありそうな大樹に囲まれている。ありとあらゆる種類の幹の真っ直ぐな樹々である。
広いテラスで日光を浴びて、みんなの親切に甘えて、あたしの分も料理を受け取りに(セルフサービス)行っててもらう間、汗を拭っていた。
ふと、思いついて手提げを探し、そして発見したのだ。お金がないと。お釣りをもらうつもりで100ユーロ札を準備したと信じていたのだが。
ラファエラ に打ち明けた。
「日本語でブログ書いてるのよ、私、自分の失敗失態を取り上げてそれを何とか流してしまうまでを記すという意匠なんだけどね、今日書くことがもう出来たわ」
と思いがけないところから、エラーの話に持ち込んだのであった。ファラエラはピンと来なくて、しばらくあたしをじっと見詰めたままだった。
勿論、次回返金するという話が決まり問題解決となる。
帰り道で、初めてゆったりといかにもドイツの森という雰囲気を楽しんでいると、
地面を蹴る音が響いた。
谷の底から見上げた小山のなだりを 横ざまに駆けていくのは一匹の仔鹿であった。必死の速度である。
母親を探しているのか、もう独り立ちを強いられているのか。
口笛吹いたらこちらを向くか、とふと思って吹こうとしたが、
昔から口笛下手なあたしであった。
全く音にはならずに苦笑になった。
***** ひょっとして 新世界?? *******
10月24日 月曜日
*改名・純正錐子さん、と 幻像錐子
しかも遠く離れていない、むしろ幻像錐子の中、あるいはぴったりと重なって
生き生きと共にいてもらえる、ということにしよう。
*つまり、真正の光放射は怠りなく行われている、
幻像錐子に協働する同志のあるなしと関係なく、
ただ明るい笑いの波長をそえるのも重要で、これこそ自由意志行為であるはず。
*その前に、システム構造 での次元の問いがある。
何度も表現と言葉を試している。
隠身の本体は光のエネルギー、法則・システム・関連の駆動源、つまり働きのみだ、
それを一部凝縮させた〜素粒子〜実相界は具体化完璧世界
物質化には 喜び慈愛という駆動パワーの情感化が伴う
ここは真善美の純正品
飛び交う光子・電子・エネルギーの・物質との混同により・生じた幻像界現象
エントロピー増大するので滅びること必至と見える、
つまりリアルならざる空虚だということ(これをすでに達観する人もいる、幻像界でも)。
天才たちがやっと発見した・宇宙も法則も・ある程度 模造ということで:
有限条件下での不確定、アンバランス、不公平、不条理の世界を改善すべき
有志的行動が可能であるという希望を作る。
現段階では、幻像錐子式踊り喜ぶ瞑想
*実在たちはこの幻像界を気にかけている、
祖先を努めた魂が子孫の守護天使となるなどの様式が残っている。
幻像人間が進化して自らの幻像なること、実は実相なることを思い出し
笑い出した時、幻像・実相界はくっつくだろう。限りなく近づくだろう。
あるいは地球消滅もある。それでも何ら問題ではない。
もちろん進化を極めるのもいい。
10月25日 火曜日 新月 目覚めた時、
全く違う心地よさの中で目覚めた、
細胞から新しいという感じで
違う自分、違う世界、より良い世界だと感じた、感じ続けることができた。
ではどう生きて何をするのか
偶然に、珍しくカードリーディングを2回されたところ、
喜び愛されて生きていく、愛されることが要諦という、お気楽ぴったり満足😀
もう一つでは、課題を負けずにやりぬき 恐らく空気を浄化する、JBの残骸を😅
踊る瞑想の要点は、ネガティブ想念を含まない方式だからだろう、
そもそもは真正の光に任せるようだ。
10月26日 水曜日
今頃気づくなんて遅すぎるが、
実相界では幻像界のことをとても気にして助けようといつもしている
(いわゆるスピ的とは異なる次元で)
これは次男のことを実相観した時わかった、
なんてすばらしいことだろう
実相界との温かい関係が結ばれたヤッホー
さらに恵みが降ってくるヨ!
単純に誰でもわかるように、ありとある世に単純に
いわゆるこの世と、いわゆる極楽と、そしていわゆる神様
この概念をそっくり使えることに気がついた本日!
いわゆる尽くしで納得し理解し信心することは不可能なので、
難しく物理学を取り入れて考えていたけど(幻像界物理学ではあったけれど)
結局みんながわかるようなことを その根本を探りながら考えていただけだ
そしてやっとここにたどり着けたんだヨ
一周して、確固とした信心のできる場所に。
すごいな、誰が先に死ぬことになっても、明るく話していこう!
極楽でもラーメンは食べられる 例えばネ
何と言うありがたさ!
あたしがデジタル世界をこの程度にしか使えないのも、
つながらなくていいという指示であるだろう。
うれしいうれしいな みんなヨ うれしいな!(ホラ吹き😅)
こっそり追加!
もう一つ、次男関係で嬉しいメッセージ来た!! 嬉しくてたまらず、
世界がパーッと明るくなって、そしてワンワン泣いた、嬉しくて。
(ありがとう有難う有難う有難う、有難う有難う∞)
*********
1014 老友と生きてるうちに死を談ず 真理を問へど無知にて遥か
我を去り気にて包まむその苦患 場所時誰を選ばぬ救急
厄災のいづこかにある元凶の己れが生を破綻させしむ
1024 六キロも歩きたるとかスマホ言ふ けふの我が足今にも攣りさう
夢叶ひ朽木を杖に森を往く 落ち葉深きに子鹿の駆けり
原生林拓きてぽつんと店あるを予報構はず来たれば晴れぬ
半時間の散歩なればと応じたり老いの冷や水人に縋りて
.............
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