応援コメント

第3話 呪いの三毛猫」への応援コメント

  • 「自分の小説のどこをどう直したらいいかみんなで意見交換してみようpart2」企画参加ありがとうございます。ここまで読みました。

    1)どこまですんなり読めたか
    1話目の前半部くらいまで。いまいち状況(主人公と清の立ち位置、関係性)がしっくりと呑み込めず。
    「私達が手を出すには及ばない依頼を解決するという仕事をね」という台詞がどういう条件なら不自然ではない形で成立するのかがいまいちピンとこず。2話の鍋の話なんかは実物を前にした感想を述べるだけで浄化も何もしていませんし・・・。


    2)どうしたらいい感じになりそうか
    起承転結、「助手役が主人公のところへ巷で良く知られている呪われた物品を持ち寄って浄化しておしまい」を水戸黄門のように同じパターンで描くとして。
    「この作品の売りは何か?」「この作品の面白さを訴求する読者をどう想定しているか?」が足りないと感じました。

    例えば、呪物についての蘊蓄やエピソードを紹介して知的好奇心を刺激するとか、呪物の描写を丁寧に行って非現実的なモノに対するおかしみorホラー的な感情を呼び起こすとか、あるいはキャラクターの反応を軸にしてドキドキさせるとか、そういう類の読者に興味を持たせるような仕掛けが薄く、淡々としすぎている。

    ただ、この軽い勢いを継続させて毎日更新で100話くらい延々とやれば、その執念に圧倒された読者を呼び込める可能性はあります。

    また、冒頭の一行目で「主人公の内心の悩み」を書くというのもわりとよくある悪手で、やれやれまたその手のお気持ちを押し付けてくる作品か、と離れる読者が多いかと。

    3)作品の強みと弱みは
    軽く読める、呪われた物品をゆるく扱うという切り口はあまりない一方で、味付けの仕方がいまいちなので何を売りにしているかが分からない作りです。

    まずはこの作品によってどんな面白さを提供したいのか、コンセプトを練るとよいかと思います。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    自分の作品を読んだ方がどのように感じるのか知りたくて今回の企画に参加しました。貴重なご意見ありがとうございます。より良い作品を書けるよう精進していきたいと思います。