【事前準備プロット】目を開き、神を討て

『目を開き、神を討て』の事前準備プロットです。


# プロット


「欠落したものが回復する」という筋書き


拙作『奇蹟は砂になりて』を換骨奪胎してみる


主人公に欠落してるもの:目(「人を見る目」など抽象的な意味においても)

主人公の立場:聖人の卵(体の一部を他者に分け与えた者は聖人の卵と呼ばれる)

筋書き:盲目的に教主に従っていた聖人の卵の主人公は神の目を求めていた。ある日、岩下に「入口」を見つけた主人公は偽物の神に出会い、神の正体を知る。聖人なんてクソ喰らえとなる。主人公は偽物の神の目と耳を得る。ラストは聖人とのバトル。


偽物の神の目耳はカタチなきもの。


神:先進文明から飛来した機械

偽物の神:神を模倣して作られた機械

聖人:存在の全てが神で置換された人間。神の器。

聖人の卵:神で置換する余地=欠落を有する人々


神は数百年前の戦いで体がバラバラになったので、完全復活のために神の躯体を求めている。


神の躯体は接続することによって使用する。


神の腕……ファンネルとして使用可能。

偽物の神の耳目……視覚・聴覚の拡張。各地のカメラや集音機器にアクセスすることができる。また、ミリコンマ単位で認識することができる。


舞台は砂漠の国。砂漠の国の敵対組織にアンクルサムと呼ばれる国がある。

アンクルサムとの戦いにかり出されているため、聖人はイヴ一人のみ。


## キャラ

* シーニャ……主人公。少女。聖人の卵。教主の欺瞞に惑わされるてる。

* 聖人シヴ……シーニャの姉的存在。実は聖人となったその時に神に乗っ取られている。神の腕の接続者。

* 教主クロマ……神に従う人間。



## 流れ


1. 教主「神の躯体を探せ。見つけた者はそれを己に接続しても良い」

2. シーニャ「シヴ姉。私、行ってくる。シブ姉も気をつけてね。アンクルサムの連中が襲ってくるかもしれない」

3. 探索先で地下施設発見。好奇心からシーニャは誰にも報告せずに地下へ。(ここから開始)

4. 偽物の神の少年と遭遇。

5. 真実を知り、偽物の神の耳目を与えられる。

6. 地下にシヴが降りてくる。

7. シヴは偽物の神と接触したシーニャを殺そうとする

8. シーニャとシヴの敵対が確定

9. シヴ戦(シーニャは地下施設の機構にアクセスして応戦。シヴは神の腕によって対応。ラストは戦術的価値が最も小さなシーニャが自らシヴを攻撃して決着)

10. シーニャは教会に帰還し、地下施設で手にした携行兵器(エリミネーターみたいなやつ。極小のブラックホールを精製して破壊する)で教主クロマを脅迫。神の本体(掌大の球体。匣に入れられている)を破壊してジ・エンド。

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