高校生

第5話 過去「４」

　こいつとはあまり関わりたくたいと僕の体が言っている。

　それもそうだ。僕が人間の中で嫌いな分類にいる気がしたからだ。

　陽キャと言われる分類に。

　先生が遅れて来た女子に言った。

　「説明はいいから早く席に座れ!!」

　先生は少し怒り気味にその言葉を言ったら急にあの咲良とか言う女子が泣き出した。

　　　　　　意味がわからない。

なぜそのタイミングで泣き出すのか意味がわからない。そりゃ遅刻してきたら怒られるやろ。

　先生は女子が泣いていたが無視して話をしだしたが、僕は女子がどうしても気になってしょうがない。

　泣きながら席に着いたら今度はスマホを構い始めた。来たばっかなのでスマホが回収されていないことをいいことに何か文字をずっと打ち続けてる。

　　　　　なぜわかるかって?

　席が僕の隣だからわかるんだよ。