スキルグイーーーーーーーン!
「ぬわーーーーーーー!」
タイ・リョクが斬られた!
「リョクさん!」
ズバァアアアアアアアア!
「ぬわーーーーーーー!」
また斬られた。
ズバァアアアアアアアア!
「ぬわーーーーーーー!」
「勇者はどこだ⁉」
「お前も見えてないんかい」
「あーもうやめだ!」
パッ。明るくなった。
ローブを着たデカいネズミみたいなのがいた。
「弱そう……」
「う、うるさい! 暗くする魔法を解除したからには……全力だ!」
マックーラが剣を捨てる。
闇魔法が手からボワァアアアアアアアアアッ!
「むっ……あれは全体攻撃! まずいぞ!」
タイ・リョクがボディビルのポージングをした。なんで今?
「死ねェ! 闇魔法、ドチャクソイターイ!」
デュデュデュデューーーーーーーーーーン!
「ぬ、ぬわーーーーーーーっ!」
魔法が全部タイ・リョクにズァアアアアアアアアッと集まってバーーーーーン!
「ふん!」
タイ・リョクはすぐ立ち上がる。
「くっ……重戦士のスキルか!」
そういうのあるんだ、この世界。
「なんだそれは⁉」
なかった。
「クソッ! ならばこうだ!」
マックーラの魔力がグーーーーーーーーーーンと高まる!
「勇者を先に殺す!」
手から魔法がデューーーーーーーン!
「ふんっ!」
タイ・リョクがポージングした瞬間、魔法がニューーーーーーーンと軌道を変えてグイーーーーン!
「なにィ⁉」
グイーーーーンした魔法がタイ・リョクにバーーーーーン!
「ぬわーーーーーーー!」
「リョクさん!」
「気にするな! やつを叩け!」
デューーーーーーーン! ニューーーーーーーーーン! グイーーーーン! バーーーーーン!
「ぬわーーーーーーー!」
「うおおおおお!」
俺、猛ダッシュ!
「く、来るなぁああああああ!」
デューーーーーーーン! ニューーーーーーーーーン! グイーーーーン! バーーーーーン!
「ぬわーーーーーーー!」
「うわああああ!」
デューーーーーーーン!
ドーーーーーーーーーーーーーーン!
「クランヌ」
マックーラ爆破!
バーーーーーン!
「ぬわーーーーーーー!」
……死に際の魔法がタイ・リョクに当たってた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます