傭兵から貴族に叙勲された男といない者として扱われ続けた少女の結婚までを描いた恋愛作品です。二人は境遇からお互いにコミュニケーションを苦手としており、その都度すれ違いや勘違いによって心を曇らせてしまいます。けれど、二人が互いを思いやる気持ちに偽りはなく、信頼できる仲間と共に多くを乗り越えていきます。心を通わせた二人はどんな道を歩んでいくのか。ぜひ読んでみてください。
ヒロインの自己肯定感の低さに心配しましたが、段々と自信を持って成長していくところと、自分の気持ちに正直なヒーローがしっかりとヒロインを守ってくれるところが素敵なお話でした。ザマァは控えめで、あまり好きになれなかった悪役も読み終えた後には結構好きになってたり……それでも幸せなエンドにほっとしました。
魔法がない、転生者のチートもない、異世界の話。ヒーローもヒロインも逆境に負けず、一途に相手のことを考えて頑張ってます。文章も丁寧に書かれていて、最新話が楽しみで仕方ないです。読んでみてください。
辺境騎士の苦労や境遇もさることながら、ヒーローの実直で豪傑ながらも落ち着いた人間性に魅力を感じます。ヒロインのリザが華奢でたおやかながらも意外としっかり者で見極めが早いのは捨てられた立場だったからと思うと胸が苦しいです。展開が早く、次はどうなるのだろう?とハラハラします。二人の間に何かが生まれているのは序盤で分かるので、これがどう動いていくのか最後まで楽しみです!!