第48話 終色
「うっ。」
「目が覚めましたか。早かったですね 体が慣れていたんでしょうか。」
融合の最大の弱点は心霊力の消耗が著しく解けるとほぼ動けなくなる。
「やっぱり白寝を呼んで良かった。」
「そ そうですか。」
なぜか顔が赤くなる白いからこそ目立つ。
「「はぁー。」」
周りからもため息をこぼされる。
「いやぁー おめでたいおめでたい。」
知らない男の声が聞こえた。
いや、知っている声だ。
「まさか。」
声のした方へ向く。
「やぁー久しぶりだね。纒。」
「!」
おかしい。なぜなら彼は死んだはずだ。
「なぜここに。」
「知らなかったのかい?まぁいいや。それより今回私はこの襲撃を裏で引いていた。願いは一つ。君も知っているだろう?」
「かいざき!」
「今回は挨拶さ。それではまた逢いましょう。」
そう言うと消えていった。
「師匠 彼は?」
「彼は元十色の心にして裏切り者。」
壊崎
「僕は行かないと行けなくなりました。僕が止めなければならない。」
あいつは僕が止めなければ!
「真無 行くぞ。」
「うん。」
・・・
「見つけた。」
「やっとだね。纒。」
「うん。」
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