第35話 決勝戦 無式纒 対 紅葉喪火

「ついに 長かった戦いにも終止符が撃たれます。決勝戦 ここで勝利したものには皇女より賞状の授与がされます。そしてその舞台にたっているのは、剣聖の名を持ち時期十色の心の候補 紅葉喪火選手 対 元学園の劣等生 無式纒選手です。どちらが勝つか今始まります。実況はお馴染み 銀鏡 実 解説は。」

「紅火漣だ。」

「この二人で行います。さて紅さん この勝負どう見ますか?」

「そうだな。正直行って分からん。」

「えぇーー!どういうことですか?」

「私ですら二人の力を上手く見れてない。本気で戦ってくれるのが楽しみだ。」

「はぁー なんだか良く分かりませんが、楽しみなのは分かりました。では、いよいよ開幕です。」


歓声がすごい。ちょっと前の僕ではあり得ない光景だな。

「纒さん。」

紅葉が声を掛けてくる。

「本日はよろしくお願いします。」

「あぁー、久しぶりに楽しい戦いになる。」

僕の顔はどうなっているだろう。

笑っているのかな。それとも集中してるのかな。

「それでは、試合 開始!」

開始のコングがなった。

「心霊装解放 緋鋭 陽炎!」

「心霊装 真無!」


「やられてしまいましたね。」

「ただの下っ端に来たいなどしておらん。言ってしまえば彼らは囮 我々が回収すれば言い。」


戦闘の裏で暗躍するものもいる。




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