第14話 無式 纒 無意識2 ~転校生編~
ついた私はひさしぶりに震える。
「マジかよ。」
前回より迫力あがってるじゃねぇかよ。
「退いてちょうだい。」
声は纒だが、口調が存在が 真無になっている。
といっても、纒の感想なんだけど。
「おいでガブちゃん。解放!」
「私の声に答え 1つの道を見出だした。目の前にいるのは敵だ。私の力で倒せるなら倒しましょう。」
私の心霊装はレイピア 突いて突いて突きまくれ!
「退いてくれないのね。」
悲しそうな顔をする。
なんでそんな顔をするんだ。
「くっ。ヴァンパイア!」
私は気持ちを無視して攻撃する。
「あなたには・・・聞いたわね。」
そういうと纒?は剣をレイピアに合わせる。
「!」
剣とレイピアが合わさる。
きっと、彼女は消えると思ったんだろう。
「残念でした。」
しかし、私の剣は消えずに残っていた。
「あぁーそういえばあなたの能力はそうでしたね。」
私の心霊装 ガブリエルの能力は 吸血
対象の心霊力を奪うもの。
つまり、消えるそばから吸血 再生をしている。
「困りましたあなたは私の天敵ですね。」
「そりゃ上等!」
私は、連続で攻撃を仕掛ける。手数の早さは私の方が上!
「ふっ!」
しかし、なぜか押されてる。
なんでなんで!
「なんでといわれましても、困ります。」
しかも、彼女は余裕そうにしている。
「さすがに疲れました。」
「きゃっ!」
急に速度があがり、あっさりやられてしまった。
「殺したくない纒の意識も叶えたいんですが、まぁ私と纒の邪魔になるんですから、ごめんなさい。」
剣が降りてくる。
「あぁー、負けたな。」
ごめんね。
「!」
しかし、剣は振り下ろされなかった。
「待たせたな嬢ちゃん。」
「あなたは。」
現れたのは、十色の心 緑識 森忠 だった。
「ヨォー、坊主。いや嬢ちゃんか。第2ラウンドと行こうかい。」
十色の心との戦闘が始まった。
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