第2話 紅葉喪火 ~転校生編~

「今日はみなさんに転校生の紹介をしまーす。」

あれから数日後、

いつも陽気な先生によって転校生の存在を知らされる。

「先生!転校生は男ですか 女ですか?」

「女の子よ。しかもすっごく美人なの。」

この言葉に男子は大盛り上がりを見せる。

「それじゃあ、入ってきて。」

「失礼します。」

入ってきたのは、有名人だった。

「みなさん 今日からここでお世話になる 紅葉喪火と言います。これからよろしくお願いします。」

クラス中に同様が走る。

それもそのはず、彼女 紅葉喪火はこの学園の学園長 紅 花蓮を師とし 今最も、十色の心に近い人物と言われているのだ。

そして彼女の別名は 炎の剣聖

「席は透刀君の隣ね。はーい、それではみんな仲良くしましょう。それでは解散!」

そういって先生は去っていった。

紅葉は僕の隣までやってきて

「よろしくね。」

そういって座る。

ちなみに、師が師なだけに僕の存在は知っている。そして、ここに来た理由は僕の暴走を止めるためでもあると思う。

あいつ、なんで教えてくれないかな?

僕はそう思わざるおえなかった。





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