第13話 第三関門・暴虐の水竜水路



 第三関門


 この魔鉄宮の中には、なんと水路があります!


 狂暴な水生生物を飼っているためでしょうね。

 暴虐の水竜というやべー奴です。

 見る物すべて敵とか考えてるあばれん坊さんですよ!


 でも、その水路を泳いでいけば一気に出口までショートカットする事ができるんです。


 ですから、髪の毛を引っ張って誘導。


 でも、その前に狂暴さんがいる事を忘れずに伝えておかなければいけません。


 とりあえず強めにほっぺをぺしぺし。


 これで伝わるかな?


 うーん。


 皆悩んでます。


 もうちょっとヒントが必要のようですね。


 なら、水のしずくを指につけて、さらさらさらっと。


 床におえかき。


 狂暴な化け物に襲われている棒人間の図。


 主人公が笑顔になって、手のひらをポン。


 ふわっ、かわいい。


 ずっと暗い顔してましたけど、やっぱり主人公は笑顔が一番。


 ゲームのタイトルになるだけの価値がありますねっ。


 ほらほら、周りの人達もちょっとだけ、明るい顔になりました。


 いいですねー、こういうの。

 和みます。


 主人公達は、水中戦闘について打ち合わせしました。


 どうやら私のヒントは、きちんと伝わったようです。

 その後はレッツ、ウォーター。


 水中移動タイムです。


 主人公の手を攻略対象達が引いて、イケメンエスコート。


 さすが乙女ゲームの登場人物。

 スマートにイケメン的な行動しますねー。


 おっと暴虐の水竜が登場!

 しかし、息ぴったりのコンビネーションで撃破!


 主人公達は難なく勝利です!


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る