第6話 補給線遮断
「シード隊長、敵の集中砲火が続いています」
「敵の戦車と距離を取りつつ撃破するんだ」
「わかりました」
ユニットは陸の大地を滑るように移動しながら、敵のT-90と距離を保った。そして砲撃をするための中距離用狙撃マシンで、敵の戦車を狙い撃つのであった。
「司令官、こちら白熊ゴールド隊。敵の兵器は我々の弾を跳ね返すもよう。繰り返す、敵の機体は我々の弾でダメージを受けないでいる」
ロシアの戦車隊による砲弾は、ユニットの装甲を破壊出来ないでいた。銀河系特有のテクノロジーによってコーティングされた機体は、地球連邦軍の攻撃を抑制していたのである。
「何だって。そんなことが。しかし宇宙軍ならばありえるかもな」
そしてロシアの地球連邦軍、基地司令官は正攻法による攻撃を中断、補給を切断する為の攻撃に移ろうとするのであった。ロシア軍は次々へと領内へと侵入するユニットを阻止するために、正面からの攻撃に加えて支援隊の補給線を遮断する作戦に入ろうとしていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます