23話:佐野一家が、沖縄旅行
佐野達夫が、両親と子供達の6人で、今年は、遠出しましょうと言い、2014年1月30日から3泊4日で沖縄旅行へ計画をたてた。そして、2013年1月30日に7時に出かけ8時には羽田について12時前に那覇空港へ到着。
モノレールに乗り、国際通りに着き、昼食をとった。その後、首里城に行き、歓会門から入り、途中、階段を昇るときに那覇の町が一望できて、立ち止まり写真を撮ったりした。
その後、日影台や東のアザナからは、遠くの方まで、那覇の町が見え吹く風が気持ちよく思わず多くの写真を撮った。そして、お待ちかねの首里城に入ると、朱色の建物と入り口の社の装飾と甍「いらか」の左右には、龍の彫刻が互いに、にらみ合ってる像が見えた。
正面にの入館者達にも、もう1つの龍がにらみをきかせていた。その他、柱の装飾、絵画など素晴らしい建築物と言える。そのミニチュアを展示してる所で、詳しく見ることもできる。
じっくり見たので、時刻は、15時半になり、首里城を出て、タクシーで10分の都ホテルに行き、チェックイン。ゆっくりと休んで、風呂に入り、夜6時半から、夕食をとり、撮ってきた写真を眺め雑談し早めに床についた。
翌日、2日目は、8時半に朝食をとりに行き、沖縄料理のゴーヤチャンプルーや海藻料理、沖縄そばなども食べた。10時にホテルを出て、タクシーとバスで泊港へ近くのビルに入った。
そして、港がよく見えるビルの喫茶店へ行き離島から泊港に入ってくるフェリーと乗客と見送る人のドラマをじっくり眺めた。よく見ていると、まるでドラマの1シーンみたいな別れと出会いがあった。
男女が抱きしめたりキスしたり涙を流したりしていた。船から手を振りながら別れを惜しんで涙ぐむ女性など時間の過ぎるのも忘れ、長時間、眺めていた。そこで、昼食をとって14時頃、店を出た。
その後、バスで、那覇の繁華街、県庁前の近くでおりて、リウボウというデパートに入り、飲み物や、食べ物、おつまみ、ビールを買い込んだ。15時半になり一度、都ホテルに戻り、部屋で一休み。
その後、ホテルのフロントで、夜、楽しく飲めて、楽しいところを聞くと、ケントス沖縄を教えてくれた。しかし、20時過ぎか、21時頃到着にした方が良いと言われた。そして、ケントスのパンフレットをもらった。
ホテルを19時半に出て、ステーキハウスに入り夕食をとり20時半にケントスに到着。まだ、お客さんは、まばらだった。セットを注文しウイスキーの水割りとポテトフライト、ソーセージが運ばれた。
そして、佐野達夫と奥さんの智子さんと乾杯した。21時頃、ポニーテイルの可愛いお嬢さんと、リーゼントでビシッと決めたお兄さんとバンドの面々5人が出て来てた。
機材のチューニングをし21時からファーストステージが、始まり聞き覚えのオールデイズ「マサーセッツ」から始まった。次に、ヴィーナス、シェリーに口づけ、二人のシーズンと進む頃には、お客さんも増えて踊り出す若者が、多く、ノリノリだった。
スタンバミーでは、超盛り上がり、東京、橫浜でも、こんなに盛り上がるライブハウスは、きっとないだろうと思うほどの熱気だった。すると、奥さんの智子さんが、昔、デートで始めて行った、東京のライブハウスを思い出すねと懐かしそーに言った。
あまりの懐かしさに、2,3ステージも楽しんで、時計の針を見ると、もうすぐ午前1時となり、さすがに、眠くなり、タクシーで都ホテルに帰った。部屋に入ると、直ぐ、寝てしまった。
翌日、3日目は、8時まで、起きられず、急いで、朝食会場へ行き、酒が残っていたせいか、水を飲み、野菜と果物が美味しく、食べ終わる頃には、朝食会場を片付け始めた。9時過ぎに部屋に戻り出かける支度をした。
その後、バスとタクシーを利用して、できたばかりの糸満のひめゆり平和祈念資料館へ出かけた。10時前にホテルを出て、バスを乗り換えて、11時半に糸満のひめゆり平和祈念資料館に到着。
資料館の展示物を見て回ると、智子さんが、すぐに、ハンカチを取り出し泣き出した。それが、しくしくではなく、大きな声で、泣くので、恥ずかしくなり20分足らずで、外に出た。ひめゆりの塔を参拝すると、さっきの事を思い出し、再び大声で泣き始めた。
まるで、佐野達夫が、いじめたように思われるのが、嫌で、すぐ、その場を立ち去って近くの喫茶店に入り、遅い昼食をとった。喫茶店の店主に那覇の中心街に行くバスの出発場所を聞いて、そこまで、タクシーで行きたいので呼んでもらった。
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