良いサークルと、マナーの悪いサークル
今、漫画のほうの同人活動にしばし戻っていますが、
まあ、そっちのほうにもロクでもないサークルさんというのはいらっしゃいます。
①金額自慢(ちんけな額で、自慢になっていない場合も含む)
②職業自慢(自慢になっていない場合も含む)
①の場合、ノウハウを語っている時に自分自身の経験・実績を参考として語っている場合は当然除きます。その場合、自慢じゃなくて「参考資料」という事になりますんで。もちろん、成功例だけではなくて失敗談もあれば尚良いでしょうがね。
後者の場合、「元〇〇」みたいな肩書きは、最も見苦しい。
もはや現役ではない「〇〇崩れ」と言っているのと同じで、本当に不快である。
「何で辞めたの?腕がくそだから?」と聞いてやりたいです。(敢えて聞きませんがね。)
あのですね、例えばの話ですけど「元プログラマー」とかいった肩書き、同人の世界で本当に不要なんですよ。
プログラミングが達者な事、そりゃ結構な事。
でも、現にプログラムができてれば、職業関係ないっすよ。
そういうものでしょ、同人って?
むしろ、どんな職業だろうが、好きなものを作るためにやってるのが同人活動であるわけで、そういう場所で職業を振りかざすのは非常にマナーが悪いサークルだと思います。
「元〇〇の割には〇〇ヘタクソやな」と言ってやりたい事すらあります。まあ、うちはそういう事は言いませんけどね。
会社に就職する場合は、元〇〇とアピールしてよいですよ。
その経験が「仕事」に役立つかもしれないんでね。
ただ、「何で辞めたんですか?」とも当然聞かれますがね。
作品に経験を活かす事、それも結構なコト。
でも肝心なのは、作品の出来具合。
そして、出来というのは、見れば分かるものなんで。
そして、同人では「商業にないもの」が求められている事にも注意。
商業にあるものを、割高な同人で買うバカはいないんです。
「元〇〇である」事自体を否定するわけではありません。
例えば、ゲーム会社に勤めていたけれど、歯車的な存在で、本当に作りたいゲームが作れなかったので同人活動を始めたとかなら好感持てます。
これは漫画イラスト小説、何でもそうですね。
そういう場合には、「職業的な経験を活かしつつ、本当に好きなものを作りたい」とネット上でアピールするのは構わないと思います。
そういうのは、自慢だとは思いませんね。むしろ応援しますよ。
そういう人の「こだわり」って、ぜひ見てみたいと思いますし。
そういう人の作品の随所に「元プロ」の腕前もうかがえるというのは、とても面白いと思います。ちっとも悪い事だとは思いません。
例えば、普段バトル漫画描いてる漫画家(あるいは元漫画家)が、「オレは本当は少女漫画描きたかったんや!!!」とか言い出してオリジナル同人誌作ったら、面白いですよね。そーいうのは良いと思いますよ。商業という「仕事」ではできない事・できなかった事を、同人でやるってのはね。それって、本質的にはそのジャンルでは「アマチュア」に戻って、みんなとワイワイやる事に他なりませんから。
しかし!!!!そういうサークルさんて、非常に稀です。
ブログとかを見てる限りでは、ほとんどいませんね。
多くは、単なる「〇〇崩れ」か、下手すると詐称か何かでさえあると思えます。
それくらい、そういうサークルに限って「元プロ」とは思えないレベルのちんけな作品作っている事も多いように思います。
まあ、マナーが悪いサークルさんがいるのは昨日今日始まった話じゃなくて、前からいるんでね。そういうゴミみたいな所とは付き合わないで、ちゃんと作品作りの活動しているサークルさんとお付き合いする事が、同人活動を楽しむコツですね。
これらの事柄は、本質的には「無料公開」の人達にも当てはまる事だと思います。
新人賞応募と同人活動 akira @akira_manak
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