犬という動物にはどんなイメージがあるか。

番犬、警察犬、牧羊犬……

これらは人間による「使い道」のイメージだ

では原始、犬とはどんな生物であったのだろう


「野犬」という言葉がある。これが人と関わらない野生の犬だ。

野生の犬は群れを組み、リーダーによって統率された集団行動をする生物らしい。

そして何でも食べ、賢しく、病気を媒介し危険だ。


犬の群れには序列があるそうだ。これは人間と関わる犬にもあり、例えば属している家族の中で、犬にとって誰がリーダーで、誰が自分より下か、というのは認識があるらしく、そしてこれを覆すのはとても大変だそうだ。


リーダーに従う、というのが犬の本質的な性格であるようだ。つまり、犬はなんであれ一匹にはならないらしい。では一匹になってしまった犬はどうなるのか、といえば、新しい群れに出会うか、作るか。さもなければ野垂れ死ぬのだろう。


翻ってこの性質は人間とどう違うのか。犬が人の古くからの友であったのは。この性質の近さ故でもあったのだろう。絆という感じは物と物を繋ぐロープが由来であったというが、それはきっと人と犬を繋ぐ紐のことでもあるに違いない。



お題「犬」で1時間

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習作置き場 @hakkoutai0934

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