三回目 ノブナガファイト

波の音が耳を心地よく打つ静かな朝であります。本日は晴天なり、本日は晴天なり、水平線の向こうまで透き通るようであります。

さて西からやってきたのは朝倉義景であります。浅井長政も伴いルンルン気分でしょうか、足が軽やかだ。おーっと水の掛け合いを始めました。まさに水魚の交わりといったところでしょうか。二人の同盟は決して崩せないと見ましたがここで東から現れたのは織田信長だ。浅井長政の義兄にして浅倉義景の宿敵であります。さあ両者どうでるどうでる……おおっと信長から仕掛けたーッ。かけこみからのドロップキックであります。狙いが朝倉に行ったのは兄弟の情なのかーッ。しかし浅倉義景耐えます耐えます。そして浅井長政が動いた!織田信長へ痛烈なビンタだ。

さあ乱戦になってまいりました。朝倉・浅井ペア信長を攻める攻める、キックだ、パンチだ、しかし大技は出せない様子。慣れない砂場という環境が響いたか。おおっとここで織田信長地面にしゃがみそのまま砂を巻き上げる!目つぶし、目つぶしであります。ここで織田信長一旦距離をとる。どうする、どうする……あっと流木です。織田信長流木を構えました。そのまま駆け込み朝倉・浅井ペアに突撃、兄弟の情ついに織田信長が振り切ったか、両方を狙った巻き込み攻撃であります。朝倉浅井ペアたまらずダウン!そして!

「ノブナガアロー!」

織田信長どこからともなく三本の弓を掲げた!それをそのまま一投!二投!三投!三段撃ち、三段撃ちであります。三本の矢が朝倉義景・浅井長政二人をもろともに貫いた!

「ノブナガチェック!」

さあ織田信長二人を見下ろして勝利確認。今日の勝負は織田信長に軍配があがりました。みなさん、さよなら、さよなら。




お題「海辺」をテーマにした小説を1時間

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