第7話 首都アオバ都市


 ユイたちがスクラップ場から戻り、集めて来たジャンク品を倉庫を皆で片付けた後、ビル2階の会議室でハルカが受けて来た依頼の詳しい話を、モニターに情報通信端末を繋げながら皆に説明をすることになった。


 アオバ都市と言うのは第八北東農園都市の首都の事。首都アオバ都市を中心に第一都市から第八都市まで東西南北の各地にあり、統治機構の職員からは「本都市」と呼ばれている。

 

 その本都市、首都アオバ都市まで市長を送るのは、本来なら統治機構軍の仕事だが、街の統治機構軍が自員不足と言う理由からローズマリーカンパニーに護衛輸送の依頼をする運びになった。


 統治機構が護衛できない理由には、通常、統治機構の防衛隊が武装した車で車列を組み、市長を乗せた車両をしっかり護衛しながら、アオバ都市まで送るはずなのだが、今回、モンスター襲撃事件で街にいるハンターが激減し、統治機構とハンターオフィスの防衛隊だけでは、街の防衛に不安が残るからだ。

 そのため、報酬金一千万ゼニーでローズマリーに護衛輸送の依頼を発行する運びになったのだ。


 ハルカはローズマリーカンパニーだけでも、無事に市長を送り届ける自信は有ったが、それだけの理由で、危険を冒してまで市長を乗せ、アオバ都市まで行く依頼を受ける理由にはならなかった。

 それに合わせて職員は、ローズマリーカンパニーが統治機構とハンターオフィスから協力要請を受けており、統治機構からの依頼後は、統治機構との絶大な伝手を得ることになる。それはローズマリーにとっても、とても有益になることから、有無を言わずに受けると思い込み、高を括って話をしていた。

 

 それが気に食わないハルカは、窓の外をすました顔で見つめたまま、一言で断り、立ち上がって帰ろうとした。

 帰ろうとするハルカを、職員は慌てて焦りながら引き留めた。


 慌てて強引に引き留める職員に対して仕方ないと思ったハルカは再び着席した。


 一言で統治機構の依頼を断り帰ろうとするハルカを宥めるために、職員は高級なお茶と茶菓子を差し出し、冷や汗を拭いながら、また断れないように下手に出て詳しい内情を語った。


 ハンターオフィス、統治機構はあのモンスター襲撃事件には幾つか不自然なことがあり、まだはっきりと判定できないが、再度モンスターが街を襲撃してくる恐れがあると予測している。この事は本都市にも報告していて、本都市も警戒をしている。


 またモンスター襲撃事件で街に在中しているハンターがほとんど居なくなり、また街の危機になると数少ないハンターたちでは頼り甲斐がなく、主に戦うのは高性能な武装を持ち、少数精鋭の統治機構の防衛隊とハンターオフィスの防衛隊だけになる。数少ない防衛隊で街を防衛しなければならない。

 

 街の住民やハンターには極秘にしているが、実は統治機構とハンターオフィスの防衛隊も疲弊しており、使用できる高性能な武装類、兵器類が少ない。再度、今回のように大群のモンスターが襲撃し防衛戦になると、かなり厳しい状況になってしまう。

 ましてや、護衛輸送ができる強力な武装車両隊を編成して、市長をアオバ都市まで届ける余力が無かった。


 そこで各ハンター各カンパニーの戦闘記録を見ていた職員は、ローズマリーカンパニーがモンスター襲撃事件で成績優秀な成績を残していることを知っているため、今でもハンター稼業を変わり無く行っているローズマリーカンパニーが適任だと推薦し、依頼をすることにした。


 その話を黙って聴き入れたハルカの姿は、窓から外の風景を眺め、美味しいお茶を飲みながら長考に入ったように見えた。

 職員はまた断れるのではないかと、長考に入ったハルカをジッと見つめたまま、生唾を飲みながら返事を待った。


 ―――――――――――――――――――。


 ハルカは次に話すことを決めていたが、気分的に話したくないので長考しているかのように見せつけた。

 ハルカの意味のない沈黙に、何かあると思った職員は冷や汗が止まらない。


 長孝の見せつけに飽きたハルカは次の話、依頼内容ではなく報酬金について職員に問う。


「依頼報酬金一千万ゼニーという額は、本来なら市長を護衛輸送する防衛隊の予算なのかしら……」


 職員は機密事項なので返答できない。

 また、ハルカは次の言葉につながるニュアンスで言葉を言い出したのに、次の言葉を言い出ない。


 ハルカの疑問形らしいの言葉に答えならなくて、今度は職員から沈黙してしまった。


 ――――――――――――――――――。


 ハルカは職員を見つめたまま茶菓子を食べ、職員の言葉を待っている。

 職員は変な汗が出て止まらない。下を向いたままハンカチで変な汗を拭いていた。


「おかわりちょうだい」


 ハルカは懐紙いっぱいに乗せられている高級な茶菓子を全部食べ終えていた。


 職員はハルカが茶菓子を食べているところを汗を拭いながら見てはいたが、まさか、交渉に来て茶菓子のおかわりを要求してくることは予想しておらず、ビックっと反応してしまい、慌てふためき高級な茶菓子を差し出した。


「お菓子美味しいわ…。

 お土産に頂戴!

 それと、報酬金二千万、他に必要経費全額、事前準備金を払ってくれるのなら、依頼を引き受けるわよ」


 その返事を聞いた瞬間、お土産の催促には驚いたが、すごく安堵して崩れ落ちそうになった。


 依頼主でもある統治機構から、始めの報酬金一千万ゼニーで交渉成立しなかったら、ローズマリーカンパニーの言い値で交渉成立させても良いと言われていたのだが、職員の面子がある。

 何かしらの考えがあったのか判らないが、言い値でも良いと言われても、突拍子もない莫大な報酬額で交渉成立させたら、職員の恥である。

 

 なるべく少ない金額で依頼主の利益を考え、依頼を受ける側も納得する利益が得られるようにも、考えるのが仲介役である職員の仕事だ。ハルカが提示した金額は最終的にどのくらいになるか判らないが、突拍子もない報酬額を提示されるより、遥かに良い案だったので交渉成立した。


 職員は気を取り直して、改めて護衛輸送のスケジュールの説明に入った。




「市長のスケジュールで、アオバ都市に市長を護衛輸送するのは二日後の明朝になったわ。期間は約四週間。


 朝五時に出発。

 モンスターと遭遇しやすいA1K2ポイントを迂回しながら、比較的に安全なB2J3ポイントを通過。

 通過後はモンスターを警戒しながら、そのまま直進して、モンスターがほとんど出ないツクハ山を通過。ここまで出発してから4時間。

 ツクハ山を越えたらG8M8ポイントに向かい、そのポイント付近に安全な場所があるから、そこで休憩。昼食は1時間…」


「ハルカ。何でそこまで指示されなきゃならないんだ?」


「だって依頼だもの…

 依頼を受けた時に安全なルートだからって指定されたわ。

 これが嫌なら断る?」


「う~ん~ …みんなどうだ?」


「めんどくさい」


「以下同文」


「以下同」、「以下同」、「以下同」、「以下同」、「以下同です」


・・・・・・・・・・。


「そうだと思って、断って置いたわ」


「「「「「「「 ハルカ! 」」」」ちゃん!」ちゃん!」さん!」


「二回ほど断ったのは本当よ。

 でも最終的に夕方五時までに指定されたホテルに着けば良い事にしたから皆安心していいわよ。それと、向こうに着いたら市長をまた街にまで護衛して帰えらなきゃいけないから、そのまま待機になったわ。

 もちろん滞在費はきっちりもらう事になっているわ」


「アオバ都市に四週間か~」


「あくまでも予定よ。

 私が聞いた話だと、街の被害報告と現在の状況報告って聞いているから、それよりももっと早くなるかも知れないわ」


 それから会議は、アオバ都市に行くのなら、ローズマリーカンパニーの兵装をもっと強力にするための部品や素材、店で売る物を仕入れする話になり、十分に準備することになった。



 会議後、各車両の点検、ハンターオフィスの端末で街からアオバ都市までの道のりで出現するモンスターを確認。


 翌日、市長の護衛だから念に念を入れて、モンスター出現時に対応するために隊列の訓練をした。


 早い時間に休眠をしっかり取り、まだ日が昇らない内に車両、武器や強化服の最終点検をして準備を済ませ、予定通り早朝五時に出発する。


 訓練通りに大型8輪駆動戦闘装甲車を中心に隊列を作り、隊列中心の大型8輪駆動戦闘装甲車にはハルカ、キョウコ、マイ。

 市長を乗せた大型8輪駆動戦闘車の周りに、大型浮上バイクのユイ、コウ、チサト。

 先頭をコウにして右翼をユイ、左翼をチサト。そして後続に小型戦闘車のヒロミ、サトミが配置に就く。


 行進速度は、速度を上げ過ぎるとモンスターとの遭遇率が上がり、速度が遅くてもモンスターに遭遇するので、調度良い安定した速度で進む。


 市長の護衛輸送という事で、もし市長がかすり傷でも負ったなら、依頼は失敗と見なされ報酬金が貰えなくなる。ローズマリー一行は緊張感を持って周りを警戒しながら進んだ。



 無事にお昼の休憩ポイントまでモンスターに遭遇することなく進み、昼食を食べるために簡易テントを張り休憩する。

 昼食と言っても、護衛依頼中なのでしっかりとした料理ではないが、市長もいるため街の弁当屋に特別注文していた戦闘糧食弁当を食べる。


「こんな立派な昼食まで用意してもらって、すまないね」


 朝から市長は浮かない顔をしていた。


「いいえ。それも経費に入っていますから、後でしっかり請求しますよ」


「あはは…そうするが良い。

 向こうに滞在予定は四週間だが、食事代を含めて滞在費用を請求するがよい」


「そうさせてもらいます」


「防衛隊ではなく小規模カンパニーに護送されながら、本都市に向かう市長か…

 君達をがっかりさせるかも知れないが話しておこう」


「私は市長と呼ばれている身分だが、本都市統治機構から派遣された中間管理職の職員だ。

 中間管理職の市長と言う役職は、名ばかりで街での権限が限られており、主な仕事は街の管理運営。市長の権限で街の新しい事業は出来ないし、開発もできない。

 街の運営も、大企業のモリナカ農産企業の支援で街が成り立っていて、街の収益もモリナカ農産企業頼りだ。


 今回の事件で、売り上げ五割程の大損害を出したのだから責を問われる。街に戻ることは叶えられないかも知れん…


 今回、私が本都市に行くのは、モンスター襲撃事件の後、そのデータを本都市に報告していたが、より詳細の真相、被害、復興など多岐に渡り、直に統治機構・取締委員会に報告しなければならない。それが終わったら街の責任者として決裁が言い渡されることになっている」


「そうなんですか… 

 でも、モンスターに襲われたけど、街はとても良かったですよ」


「そう言ってもらえると、嬉しいよ」


『みんな!』


 大型8輪駆動戦闘装甲車の通信管制席で一人食事をしていたハルカが、車外スピーカーから慌てた様子で声を掛けてきた。


 レーダーにモンスターの反応が出たのだ。


 急ぎ、片付けして戦闘の準備をする。


 すぐに迎撃に向かう事ができるのはコウだ。

 コウは人間科機械族なので食事を摂らなくても生体機械油、水のような人間で言えば栄養ドリンクのようなものを飲めば良いので、皆が休憩している間もバイクに乗っていたのだ。フルスロットルで土煙を立てながらモンスターに向かっていく。


 チサトもレーダーで示した方向に大型ライフルを構え、直ちに市長を大型8輪駆動戦闘装甲車に乗せ、慌てながらも落ち着いて片付けをする。


 片付けが終わると、チサトのバイクが飛び出して行き、続けてユイのバイクも飛び出して行く。


 ヒロミとサトミの小型戦闘車が大型8輪駆動戦闘装甲車を守る位置につき、大型8輪駆動戦闘装甲車が発進する。大型8輪駆動戦闘装甲車は防御障壁を展開しながら砲身をレーダーが示す方向に向け、戦闘に巻き込まれない位置まで避難する。

 防御障壁は依頼が決まった後、急遽ハルカとキョウコが装備したものだ。


 大型8輪駆動戦闘装甲車が戦闘に巻き込まれない位置までつくと、小型戦闘車も支援に向かう。


 すでにコウが戦闘を開始していた。


 モンスターは戦車型モンスター5体だ。


 正面から戦車型モンスターの砲撃をしてくるが、コウは射線を読んで砲弾を躱し、バイク三台それぞれに搭載されているニ連射式20㎜光弾砲を放ち反撃する。戦車型モンスターと距離が縮み、戦車型モンスターの間を通り抜け、急反転して、戦車型モンスターの背後からニ連射式20㎜光弾砲を放つ。戦車型モンスター一体を倒した。


 続けてバイクを旋回し、戦車型モンスターの攻撃を躱しながら距離を置く。次の4つの砲弾を躱しカウンターでニ連射式20㎜光弾砲を放つが躱された。しかし違う方向から20㎜光弾の連撃が戦車型モンスターに当たり、また一体の戦車型モンスターが倒れた。


 チサトが応援にやって来たのだ。これで二対三になった。


 前から横からニ連射式20㎜光弾砲が交差する。

 また一体の戦車型モンスターが倒れた。残るはあと二体。


 コウとチサトはバイクを急旋回して、射線を残りの戦車型モンスターに向け攻撃する。二体の戦車型モンスターが倒れた。


 戦車型モンスター五体程度では、コウとチサトの相手にはならなかった。


 レーダーからモンスターの反応が消えると、すぐに小型戦闘車が大型8輪駆動戦闘装甲車の側に向かい、続けてユイも向かい市長が乗っている大型8輪駆動戦闘装甲車の守りに入った。


 この間、通信管制席に座っていたハルカは何も指示を出していない。


 戦闘の様子を始終見ていた市長は驚愕していた。市長が知っているハンターの動きではなかったからだ。

 市長が知っているハンターは叫ぶように大きい声で声を掛け合い、指示を出し合いながら各ハンターが動いて戦闘をしていたのだが、ローズマリーカンパニーは阿吽の呼吸で効率的に動き、最小限の動きで戦車型モンスター五体をあっという間に倒してしまい、直に次の戦闘に備えたからだった。


「まっこんなものだわね」


 市長は緊張して肩に力が入り、体が固まってしていたのが、ハルカのつぶやきで肩の力が抜け、戦闘が無事に終わったのだと安堵した。


「コウ、チサト。すぐに戻って来て。昼食の続きをしましょう。

 市長、冷めてしまった昼食を温め直してあげますよ。この車にはそういうのも取り付けておりますから」


「ハルカ…何か怖い!」


「マイ!」


 ハルカは倒した戦車型モンスターのジャンク品を、護衛輸送依頼のせいで取れないことで苛立っていた。

 戦車型モンスターから取れる砲身のジャンク品は、程度が良かったらそのまま加工しても使えるし、程度が悪かったら鉄くずとして売れるからだ。マイとキョウコもそのことを知っていたので、ハルカの気持ちを良く理解していた。


 ヒロミとサトミは全速力で食事の準備をバタバタと用意している。

 ユイは鼻歌を歌いながら戻って来た。


「ごはん~♪ ごはん~♪ ご~は~ん~♪ 

 きょうもおいしいごはん♪~」


 市長はローズマリーカンパニーが他のカンパニーから、曰くつきとか一目置かれている理由がわかったような気がした。

 ローズマリーカンパニーは、モンスター襲撃事件でかなり優秀な成績を残しており、特にユイは優秀な成績なのにハンターらしい威厳というか風格が無く、どちらかというと街住民の女の子に近い雰囲気で、このカンパニー自体も雰囲気がハンターという殺気立った雰囲気が無いのだと気付いた。


「コウ、チサトお疲れさん! チサトの残っていた弁当も温めて置いたよ。コウはもう1本飲んでおく?」


「ああ。まだ道のりが長いから生体機械油を飲んでおこう」


「ハルカ。ジャンク品持って来れば良かったか?」


「今は依頼中よ。・・・・・・」


「ハルカちゃん無理してる~」


「本当は取りに行きたくて、ウズウズしてま~す~」


「こーら。ヒロミ、サトミ。人をおちょくらない」


 市長は今の今までローズマリーの皆が朝から明るい雰囲気でいたことに、緊張して気付いていなかった。

 モンスター襲撃事件では統治機構の予想より被害が少なく、少ない理由にローズマリーカンパニーの存在があった。今もこうしてローズマリーカンパニーを頼っているのだと思い、それからは自分の身をアオバ都市に着くまでローズマリーカンパニーに任せることにした。


 その後、2回ほど戦車型モンスターと遭遇したが難なく倒し、順調に行進していた。


 アオバ都市の近くまで行くとモンスターが現れる気配は無く、アオバ都市からハンターの車両が荒野に向かって行く様子や帰って行く様子が見られるようになり、あとわずかでアオバ都市に到着する雰囲気になっていた。


 地平線上からアオバ都市の超高層ビル群の影が見えるようになってくる。初めてアオバ都市に入るキョウコは目を輝かせ、他のメンバーも久しぶりにアオバ都市を訪れるため期待感が溢れテンションが上がっていった。


 予定より少し早い夕方にアオバ都市に着き、統治機構から指定されていたホテルに到着した。

 市長を護衛しながらロビーで、本都市統治機構の迎えを待つ。


「今日はご苦労様。ありがとう。

 君達の働きを目の前で見れることが出来て嬉しかった。

 滞在中、君達の予定を聞いても良いかな?」


「はい。皆それぞれにいろいろな予定がありますが、やっぱりアオバ都市に来たのだから、武装類を見て周りたいと思っています」


 昼食を食べてから市長はローズマリーカンパニーに解け込んでいて、アオバ都市までの道中、世間話や市長の知識を自慢するように話しながら、無線を通して皆ワイワイとやって来ていた。


 ロビーでもワイワイ話をしていると、本都市統治機構の職員が市長を迎えに来た。


「では、諸君、帰りもお願いするよ。行ってきます」


「はい。お待ちしています。いってらっしゃい」


 朝には浮かない顔して肩を落としていた市長は、今では市長らしい威厳な態度に戻っていて、統治機構の職員に連れられていった。


「私たちはこのホテルで待機になっているわ」


「あっそうだ。ハンターオフィスに汎用討伐依頼の報告」


 取り敢えず、護衛輸送依頼の行きは無事に終わることが出来た。

 ローズマリー一行は依頼中の待機期間は、都市の外に出て遺跡などには行けないが、安全な都市内なら自由行動が許されている。自由行動が出来るのはハルカがしっかり交渉したおかげだ。


 ユイが市長に言った通り、ローズマリーとしての活動は無く、各自の予定を作り自由に行動することになっていた。皆は今から好き勝手に出来るのだが、日が暮れ、長時間車両に乗っていて足腰が少々痛かったので初日の今日は大人しくゆっくり休むことにした。


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