第11話 桃色の世界。こんにちわ裏部活

「ようやく復帰か? ヤニ臭いぞ」


 退院して教室に顔を出すと早々に三河が唆してくるような口調で俺に話しかけてきた。

 俺は退院しても不健康を前面に押し出し喫煙をやめず満面の笑みで教室に進んで、今日の放課後はふんだんに肉を買い込んでワンゲル部でバーベキューとしゃれこもうと考えていた。

 脂にヤニ。肉にヤニ。酒にヤニだ。


「別にいいだろ。五月蠅い五月蠅い風紀委員様は今休業中だ」


「お前のおかげで多少やり易くなった。ありがとよ」


「金勘定はお前の得意分野そうだからな。俺のおかげだと思て拝んでくれて構わないぜ」


「よく言うぜ。爆川にボロ負けしたくせに」


「ああいうのは接戦て言うんだぜ」


 三河とは認めたくはないが、波長がよく合う。

 人としての波長だ。育った環境が良くない俺だが、やっぱり人だ。人間に選り好みをするだけの感性は持っているし、嫌いな人間好きな人間と好き嫌いが現れる。

 この学園に編入してからモノの数日だが直感的に理解できるんだ。──三河はこっち側だ。

 自分の利益の為なら容赦なく人を蹴落とせるタイプであり、人の決めた良し悪しで物事を計らず、自らの定めた良し悪しで行動している。

 直感的にそう理解できた。

 外見を尖らせて口調も悪ぶって外敵を寄せ付けさせないようにしている。

 昔の自分を見ているようで気恥ずかしくなるが、それに気づくには他人の助言ではなく己の気づき。俺から言っても気に障るだけで、自ら気づかねばどうにもならない事は俺がよく分かっている。

 言うだけ無駄。だからほっとくが吉だ。


「そういゃあお前放課後暇か? 暇だよな? 暇だな」


「何だその三段論法俺に拒否権なしかよ」


「ある訳ないだろ? 煙草の代金だと思って付き合えや」


「たった一カートン分なら対抗乱闘で稼げたろ?」


「おめえは主賓なんだよ。ヒーローが居なきゃ盛り上がりに欠けるんだよ」


 何とも強引なやり口だが、こういったタイプは時間を聞いてくるだけマシで、大概が時間を取らせるというのは俺にとっても良い事を用意している合図だ。

 捻くれ者の愛嬌とでもいうのか。素直に放課後遊んでくれというのも照れくさくてこんな強引な方法しか取れないのだ。

 俺は苦笑いで窓を開けて煙草に火を付けた。

 もう自分を隠すのは面倒だ。第一あの乱闘で俺の凶暴性を露わにして、俺に妙な渾名が付いたことを鮫島から聞いた。

 喧嘩に目を見張る強さを持つ者たちには過去現在と歴々と『風』の名前を付けるのがこの学園での習わしらしいのだ。

 生徒会の五組織、『評議員会』、『風紀委員会』、『保健委員会』、『体育委員会』、『文化委員会』の委員長をしているSランカーたちも『風』の名前を持っているそうだ。

 例を挙げるのなら風紀委員会の委員長、爆川あかねの“暴風雨ブリザード”が顕著だろう。

 ブリザードBlizzardって猛吹雪や暴風雪の意味になる筈だが、何故暴風雨になるのだろうか。まあ細かい事を気にしても仕方がない。

 俺に渾名を付けるなど地元で付けられた『狂犬』以来久しぶりだ。

 俺の渾名──“塵旋風トルネード”だそうだ。カッコいい名前を付けてくれるものだ。

 悪い気はしないが、だが少々俺には荷が重い気がする。第一に喧嘩の強さなんて社会的地位に弊害にしかならないだろう。格闘家じゃあるまいし喧嘩が強くてもロクに金を稼げなきゃそれこそ意味がない。

 その点で言えば三河は俺の理想に近いだろう。


「はァ。しゃあねえな。じゃあ煙草一箱頼むぜ?」


「暇にはさせねえよ」






「こっちだ」


 俺は放課後少しだけワンゲル部に顔を出して三河と合流した。

 ワンゲルの部室はボーイスカウトから部費をかなり取ったみたいで、前のみすぼらしいペンションなどではなく、二階建ての立派な山小屋を建設中であった。

 建ち上がるまで部活は休部するようだが、にしても本当にこの学園は喧嘩でモノを決める事を前面に押しているようだ。

 そんな下見を終えて早々に送迎が山の下まで来ていた。

 敷地の広さもあり、校内の移動に原付や単車などの移動方法を許可している極天地でそこそこの部費を持っている部活は移動手段を所持している。

 三河が束ねる化学部もそれに洩れず、サイドカー付きの単車で俺を迎えに来ていた。


「悪い遅くなった」


「別に待っちゃいねえよ。時間は押してるがな」


「じゃあ急ごうぜ」


 三河の運転するバイク。250ccバイクだろうか、少しだけ単車欲しさの欲でうずうずしてしまう。


「このバイク2半か?」


「ああ。俺の愛車だ、汚すなよ」


「汚さねえって。どこで買ったんだ? オサガリか?」


「まさか新車だよ。カスタム含めて大体150万だ」


「かー。金のある部活はいいねぇ。俺もバイク欲しいぜ」


「いい店紹介してやろうか」


「頼むわ。歩くの怠いんだ」


 ヴァンヴァンと直管マフラーの甲高い弾け飛びそうな吼音に懐かしさを感じる。

 やっぱりバイクは良い。全身で感じる風の風圧に程よく感じる緊張感。何度も単独事故を起こした覚えがあるが、まあそれでもこいつは辞められない。

 三河はネイキッドタイプの単車だが、でもやっぱり乗るならアメリカンクルーザーだろう。

 あのどっしりと腰を据えて足をほっぽりだすスタイル。ザ・バイクって感じがいい。

 ケツも腰も痛くならないし長乗りするならやはりアメリカンだ。シュワちゃんも乗っていたしな。

 俺が乗るなら、チョッパー絞りハンドルのスチールマフラーの改造をするだろうな。腕を絞って楽な態勢で愛車の鳴らす重低音と鼓動のようなエンジンの振動をケツで感じるあの感覚ばかりは癖になる。

 ハンドルを捻れば捻るだけ咆えるあの振動の楽しさ、どこにでも行けるという解放感。

 バイクならではの楽しさだ。


「さあ着いた」


 三河が単車を止めて着いた場所は校舎とはかなり離れた部活棟だった。

 千葉寄りの極天地の最果ての部活棟で、普段使う施設からかなり遠い事もありこの部活棟を使うのはあまりいない筈だった。

 強いてこう言った部活棟を使う生徒は限られてくる。

 そう──裏部活だ。

 入院中に風の噂で聞いた。校則一条の奴隷制度を利用して何やら風俗まがいの行いが横行していると耳にした。

 そしてそれが顕著に表れるのがこの部活棟周辺の地域であるというのだから俺としてはおっかなびっくり三河に付いて行くしかない。

 小慣れた足取りで三河はズンズンと部活棟へと入っていき俺もそれに続いた。

 何やらたむろしている生徒たちの視線も半グレのその目付きと同じで、俺一人ならば恐らく襲われているだろう。まあ負けないが。


「人気者じゃないか」


「馬鹿なこと言うなよ。俺は足を洗ったんだよ」


「それこそ馬鹿な事を言ってる。寝言は寝て言え」


「言ってくれんじゃねえか。こっちは大マジだってのに……」


 少しだけ高鳴る心臓の鼓動を抑えるように煙草に火を付けて一服する。

 個々の風紀は荒れに荒れている。この際歩き煙草程度では何かにつけてイチャモンを付ける人間はいない。

 荒んでいるとでも言えばいいのか。なんとも汚らしい廊下を抜けてとある空き教室へと入った。

 外に漏れ聞こえる重低音の聞こえる部屋だと思いながら入った時だった。

 もうすでにそれは始まっていた──。


「まったく……もう始まってんのか」


 三河はやれやれと言った様子で頭を押さえて溜息を付いた。

 俺はポカンとしてしまう。いったい何に誘われたのかと思ったのは内緒だ──。

 俺の目がおかしくなったのか──全裸の男たちの暑苦しい男祭だ。


「アウトォ!」


「セーフッ!」


『よよいのよいッ!』


 奇声にも似た雄叫びを上げながら机の上でやっているのは野球拳。脱ぐものなどもう何のにいったい何を脱ぐのだ。皮膚か皮膚を脱ぐのか。いったい何を脱ごうというのか。

 別の一角ではお立ち台が作られてそこには全裸の女子生徒だろうか、マッパの女がポールダンスを披露し、その周辺を男子生徒が囃し立てている。

 ミラーボールがギラギラと輝き、学校の施設にあるまじきバーテンダーのいるバーカウンターが設置されている。あちこちを行き交う最近流行りの逆バニーという服を纏った女子生徒が給仕を行っていた。


「ここは地獄か?」


「ある意味」


 否定もしない三河がドカッと指定席であろう立派な革張りの椅子に座り足を机の上にあげた。


「この状況はある意味良い事でもある。良い事があったからな。まあ座れよ」


 この裸の男祭には似つかわしくない女子生徒が黙って俺の椅子を用意して出してきて俺はそれを恐る恐る座って腰を落ち着けた。


「で? 何でおれを誘ったわけ?」


「祝勝会。ってな感じだ。お前のおかげで儲けが出た、この調子でいけば間違いなくこのシノギを俺達の物に出来る」


「はァあん? ……あぁそう言う事」


 何となく想像が付いた。そうだ。

 部活対抗乱闘の時俺は煙草と引き換えに『俺』を商品に賭け試合の申し入れを三河にしたのだ。

 それが今回功を奏して、見事にワンゲル部対ボーイスカウト部の勝負で三河の懐に金を入れる事に成功したのだ。

 それについての話だろうと思われ、三河のやってやった言わんばかりの表情に悪い事は怒っていない事を確信させた。

 この事から祝勝会──と称したこの男祭のどんちゃん騒ぎは儲けの祝いなのだろう。


「主賓も揃った。恥も捨てて呑もうぜ轟」


「呑むったって俺達は──」


「おっと旦那! それ以上は言わない約束だぜ」


「俺達は旦那の年齢なんて聞いていないし聞きたくもない。旦那も言ってないわけだからこれで皆が幸せになれますよ」


 後ろから急に抱き着くように肩を持ってくるパンイチの連中が俺にストロング系のロング缶を渡してくるのに俺は暑苦しくてそいつらを体から引き剥がす。


「離れろ暑苦しい! 立ち上がりも決めさせてくれねえのか?」


「じゃあ何が飲みたいんで?」


「酒ならいくらでも?」


 阿保二人の何がおかしいのかといったとぼけた顔に俺は三河を見ると、当然と言った様子で三河は首を振っていった。


「スコッチ、ウィスキー、濁り酒、各種ある。好きなの飲めよ」


 三河はそう言ってブドヴァイゼルの栓を開けて、ラッパ飲みで呑む姿に俺はもう諦めたようにそいつらに言った。


「ボイラーメイカー大ジョッキで頼むぜ」


「洒落たもん呑むじゃねえか」


「ストロングなんて邪道だ。酔うならやっぱりボイラーメイカーが一番だ」


 そう言うと裏から大ジョッキとウィスキーのショットグラスを持ったバニーガール擬きのエロい格好の女子生徒がそれを持ってくるではないか。

 本当にここはちょっとしたクラブと言えばいいのか。何でもありの無法地帯、これぞ三河の手腕で実現させた裏のまほろば、煙草類、酒類の密売などの裏部活の一面だった。

 ショットグラスを手に取って震える手でジョッキに沈めて、俺は生唾を呑んでしまう。

 少年院を退院して以降、酒煙草類の一切を断っていて、そしてその魅力を誰よりも知っているのはこの俺だ。ジョッキはキンキンに冷えてグラスが俺を呑めと催促しているように見えて仕方がない。

 酔った時の楽しさと心地よさを知っている。そしてそれが許される空間に居てそれが実現可能な状態にある。ならもういいだろう──。


「ぅぐ……ぅぐ……ぅぐ──カーッ! やっぱり酒は辞められねぇ!」


 ジョッキの酒を一気に飲み干して俺は唸り声を上げてジョッキを机に叩きつけた。

 これだ。これがいいんだ。

 喉を伝って胃を締め付けるようでそして溜まっていく酒の重み。鼻を抜けていくアルコールの香りに脳の中心から麻痺していくような感覚。これを重ねて酩酊したのなら──至福である。


「いい飲みっぷりじゃねえか」


「盃を乾かすと書いて乾杯って読むじゃねえか。もう知らねえ! 飲んだもん勝ちだ!」


 俺も踏ん切りがついたこんな学園だ。もう青春なんて楽しんだもん勝ちだ! 灰色? 知った事か! 俺は今楽しいんだ! 。


「そうだぜ旦那! 飲まねえと!」


「はしゃいでなんぼですぜ! こっちいい夢見させてもらってるんですからこの位は!」


 馬鹿二人が俺に更に飲めと催促するので俺もどんどん盃を増やしていく。

 泡盛、ウィスキー、ウォッカに白酒にブランデー。徹底して酔う事を目的としてアルコール度数の高い酒を頼んで呑みまくった。

 いつもなら一人寂しくおひとり様を楽しんでいる所だが、他人と飲むのがこんなに楽しいモノだったなんて、初知りだった。

 楽しいこのバカ騒ぎが、心底楽しい。呑んで呑んで呑み倒して俺は楽しみ尽くす。


「あーそーれそーれそーれッ!」


『ボインボインボインボイン!』


 馬鹿二人に乗せられるがまま給仕の女子生徒裸にひん剥き下品な裸踊りをさせて上半身裸の俺は笑い声を上げて、女子生徒を裸にひん剥いてこれ見たかと周囲の者たちと笑い合った。

 酒の勢いとは怖いものだ。悪い事も悪くないと感じてしまう。俺の隠された本性を暴き出す様で手加減がなくなる。

 裸にひん剥いてその場で恥部を覆い隠し恥ずかしさで裏へと消えるその女子生徒を皆で笑ってしまうので、酒とは怖いものだ。

 倫理も、理性も、正義感すらこれに掛ればあら不思議──ゴミにも等しい。


「旦那めっちゃ勃ってんじゃないっすか!」


「おうそうだ! 俺のご立派様を見るか! ええ!」


 俺はパンツも脱ぎ捨てて自らのチンポを丸出しに扇風機の如く腰を回転させてポコチン扇風機を披露して皆の爆笑をさらって俺も笑いこけた。

 三河も程々に飲んでいるのか少しだけ顔が赤くなっていたが、冷静にこう言った。


「おっ勃つぐらいなら。抜いて来いよ。そこら辺の給仕は俺達の奴隷だ。好きなだけ抱いてやれ」


 それマジか。そんなの俺と同じ成分のオナホが足生やして歩いてるのか! 。ここは天国か! 。

 驚いた様子でいる俺に馬鹿二人が何かを感じ取ったのか言ってくる。


「まさか旦那……童貞っすか!」


「ばっ──てめえ! 黙ってろ!」


「いきやせんぜ旦那。俺達の大将なら童貞なんてしみったれたモンさっさと捨てなきゃ、ねえ三河君!」


「ああそうだな。童貞なんてさっさと捨てて来い」


 皆が俺に童貞捨てろコールで一心になり、給仕の子たちを引っ張って一列に並べて品定めを進めてくる。

 どの子も可愛く愛らしい顔つきで顔面偏差値はかなり高い。

 恥部を隠す二プレスやら絆創膏は剥ぎ取られ素面でそれを見たのなら何の奴隷市なのかと聞きたくなる状態だが、もう俺は酔って正常な判断は効かなくなっていた。

 まるで大王のように裸に剝かれた少女たちを品定めしていく。

 どの子も美人美女の立ち並びに勃起した逸物の我慢汁はとめどなく本能に誠実に従って垂れ流している。柔らかそうな乳房、秘め隠すべき恥部のクレバスのそれに、下の毛を処理している子も処理していないこもどれにも性的魅力を感じ取ってしまう。

 毛の処理を行っている姿で興奮し、そのままの姿の者にもそれに伴ったエロスに俺は素直にチンポで応じる。

 全裸の勃起した男が仁王立ちして己らを品定めしていると考えると、女子生徒は不幸としか言いようがないだろう。

 だが、もうこの酒に酔わされた状態の俺はただの性欲に忠実な獣となっているのだからと言い訳を言わせてもらう。


「どれも愛くるしいのう! だが俺の童貞をやるには惜しいな!」


 女子生徒以外の皆が落胆の声で応じる。

 もう人としてダメな域に到達している気がするが、それも歯牙にも掛けず俺の行動は暴君のそれだった。俺の童貞の価値など彼女らにはゴミ塵にも等しい価値のないモノで、本来ならば彼女らの処女の方が俺なんかよりよっぽど意味のある状態なのに──俺ときたら。


「アリアナグランデ並みのセックスシンボルの美女に俺の童貞はくれてやる!」


 皆大笑い。三河はブドヴァイゼルを空けて苦笑いだった。


「そんなに美女を抱きたいなら。いい新顔を入荷したばっかだ。水揚げをさせてやるよ」


 三河はそう言いその生徒の学生証であろうカードを俺に投げて渡してきた。

 そこに書かれた名前は『壁沢リョウ。所属部活 陸上部。Aランク11位』と印字されていた。

 顔写真は大層美女。


「おっしゃぁ! 抱き殺してやる!」


 そう宣言して俺は周囲の声援を背に、前に出てきた少女を一瞥した。

 何とエロい姿か。乳房を隠す機能を失った裏部活専用の制服に身を包み、肝心の乳首は二プレスで隠され大変その中身を気に掛けているようであった。

 スカートは付けているがその丈は大層短く、尻も丸見えで腰布ほどの機能もない。

 紐パンツの紐も腰から見えて、その性的興奮を誘う煽情的出で立ちで俺は目線は釘付けになった。

 抱け抱けっと周囲の者たちは囃し立てるが──いや……ここで? 。

 少しだけ酔いが醒めて、俺は三河の顔を見た。

 俺の童貞臭さを察したのだろう。三河は鍵を取り出して言った。


「隣の控室で一発キメて来い。男になれよ」


 俺は言われるがままそれを渡され、そして周囲の圧力に負けて控室に壁沢と共にそこへ押し込まれた。

 何だろう緊張する。今迄に感じた事のない緊張感に心臓が高鳴った。

 横目でちらりと壁沢を見ると、彼女は静々と両膝を付いて三つ指揃えて俺に頭を下げてまるで土下座に懇願するように言った。


「本日は私を選んでいただき……ありがとうございます……どんなプレイもNGはありません。私に……チンポをお恵み下さい」


 心の中で俺の加虐心が掻き立てられもう勃起したチンポは破裂寸前だった。

 さあ、この青臭い童貞ともおさらばだ──。

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