第25話 基本的な構造は歯と同じだ


(ところでだな。あの女達からお前たちに早く戻ってこいという伝言を預かったぞ)

「リズお姉ちゃんたち? あ、みんなはどうなってるの?」

(全員無事だ。現在はお前が今朝方トレーラーに乗車した駐車場だ。傭兵ギルドは水竜の反応消失を水竜休眠と判断して、全車に待機命令を出した。で、奴らはトレーラーの整備と補給を行い、傭兵ギルドからの次の指示を待っているところだ)

「休眠?」


 え、もしかして、倒せてなかったとか?

 いや、まあ、休眠まで持っていけたんなら、それだけでも十分なんだろうけど。


(我々を除く世界中が、水竜は休眠したと判断している。お前達が水竜を倒したことは秘密にしておくことを勧める。アレは目覚めたら暴れ回って力尽きたら休眠する。そういう災害だ。倒したなどと言っても信じては貰えぬだろう……)


 まあ、地球で言うなら、台風とか地震をやっつけましたって言うようなものだろうからね。

 それに。


「信じられたら、それはそれで厄介ごとを呼び込むことになるわけね……朔夜ちゃんも秘密でいい?」

「私はいいけど、頑張った陽菜ちゃんが褒めて貰えないのはうーん、だね」

「朔夜ちゃんが褒めてくれるなら、他の人に褒めて貰う必要ないから……あ、報奨金とかあるなら欲しいけど」


 もしも報奨金とかがあるなら勿体ないなぁ、と思わないでもない。

 異世界で自活するとなれば、何を置いてもお金が必要になる。

 地球を基準にするなら、お金さえあれば戸籍や爵位だって買える国はあるし。

 とそんなことを考えていると。


(お金が欲しいか?)

「勿論」


 間髪入れずに答える。

 だって、前に力が欲しいかって聞かれて、答えなかったら色々勝手に決められちゃったし、それがなくてもお金は欲しい。


(そ、そうか。あの島には水竜の体の破片が散らばっているのだが、それを回収して売れば結構な金額になるぞ?)

「え、そうなの? 魔物素材って、生きてる間に切り取られたら、魔力だかになって空気に溶けちゃうんじゃないの?」


 角兎の動画ではそうなっていた。

 それに、水竜から流れ出た血液も、したたり落ちる途中で消えていた。

 だから、某魔物狩りゲームのように尻尾を切ったりしたら、苦労して切った尻尾が消えてしまうのだと思っていた。


(ああ。体内魔力の循環がゆっくり低下するような死に方をしないと素材は残らない。だからこそ、精霊竜の素材はとても稀少なんだが……お前ら、水竜を何回も瀕死に追い込んだだろ? あれを体内魔力の循環の低下と勘違いした状態で切り離された素材は、溶けずに残ってるぞ)

「へぇ。慌て者の素材もあるんだね。希少だって話だけど、例えば鱗1枚でどのくらいになるの?」

(鱗の破片にすら値が付く相手だぞ。完全な鱗の一枚もあれば、お前達ふたりが2,3年くらい、結構余裕のある生活ができるのではないか? 人間の暮らしには詳しくはないから推測に過ぎないが)


 なん、だと?

 日本円換算で年間500万円と仮定して、3年で1500万円。ふたりの共同生活なら、2倍にはならなくても、1.5倍くらいにはなるだろうから2250万円くらいの価値はあるのかな?

 まあ、貨幣価値って、何を基準にするのかで全然変わってきちゃったりするけどさ。


(ざっと見た限り三十枚ほど、お前達が拾えそうな場所にも状態の良いものがあるな。あと価値がありそうなのが骨の破片だが、これもそこそこの大きさのものを発見している。血や肉にも価値はあるが、そちらの回収は処置が必要になるからお前達では困難だろう……鱗だけでも取りに行くか?)


 買いたたかれたり税金を引かれたりで1枚1千万円になったとしても、30枚あれば三億円。

 これは、一攫千金のチャンスか?

 まあ、あまりにもお金が多すぎると、厄介ごとも引き寄せちゃいそうだけど。

 でも、この世界に身寄りのない私たちが生きる上で、お金というのは分かりやすい後ろ盾だ。


「行く! 朔夜ちゃんはここで待っててね?」

「私も行くよ。剥ぎ取りは冒険者の基本だし?」


 うん、中々にワイルドでいらっしゃる。

 朔夜ちゃんの手を借りて立ち上がる。

 軽く屈伸。

 伸脚を数回。

 肩を回して。

 よし、もう大丈夫そうだね。


「でも、剥ぎ取りって言ったって、道具とかないよね?」

「これ、一応短剣になってるし」


 朔夜ちゃんは腰の後ろに固定した短剣ステッキを抜き、何となく忍者っぽく構えてみせる。

 うん。まあ可愛いからいいや。


「それじゃ行こう」




 転移したのは私たちが戦場での足場にしていた、火山の山頂に近い広場のようになっている場所で、そこから管理精霊のナビで鱗を拾いに森に転移する。

 山頂の環境は、比較的落ち着いていたから油断していた。


「煙い……暑い……臭い……」


 島には大雨が降っていて、森の火災は鎮火しつつあった。


 しかし、場所に寄っては森が丸ごと炭化していたりして、まだあちこちでくすぶっている。

 魔法少女の戦闘服は急激な温度変化や気圧変化、衝撃などをキャンセルしてくれるようだが、ジメジメするような熱気とか、燃えてる炭に水を掛けたときの独特な臭気とか、そういうのはカットしてくれない。

 いっそ、もっと煙が酷ければ状態異常一酸化炭素中毒にならないように戦闘服が機能してくれたかも知れないけど。


「あ、陽菜ちゃん。あれかな?」


 このあたりだ、と管理精霊が指定したあたりで朔夜ちゃんが何かを発見した。


 朔夜ちゃんは、炭になった木に突き刺さった白っぽい棒状の何かを、短剣の先で器用に引っこ抜く。

 結構長い。指の先から手首くらいの長さ?

 鱗?

 骨の破片?

 それとも歯?

 見分けが付かない。

 ていうかさ、今更だけどサメってサメ肌とか言っちゃうくらいだけど鱗なんてあるの?


(それは鱗の破片だな。割れてない鱗が、その木の根元の泥の中に沈んでいる)

「この辺かな?」


 山刀をスコップ代わりにして慎重に泥をどけると、程なくして不思議な形の石のようなものが出土した。

 比較的綺麗な水溜まりで泥を落とすとそれは、漢字の『小』という文字の部分を太い棒に置き換え、棒と棒の間に薄い板を張ったみたいな形状で、縦棒の先端は尖っていた。

 鱗と聞いてイメージするものとあまりにも乖離したものが出土して、私は首を傾げた。


「これが水竜の……鱗?」


 結構大きい。私の掌よりも一回りくらい大きい。

 その割にとても軽い。質感は全く異なるが、持った感じ、比重は軽石並みかもしれない。


(そうだ。サメをはじめとする軟骨魚類の鱗は楯鱗じゅんりんというもので、神経や血管も通っている。鱗と言いながら、基本的な構造は歯と同じだ。お前が持っている板の部分は通常は皮膚の中に埋まっていて、そのトゲの部分が表に出ていた。ちなみに、普通のサメの楯鱗は、ルーペが必要になるほど小さい)

「へぇ……皮膚に歯が生えてるなんて、さすがサメだね。でもこんなので覆われてたら水中で抵抗が大きくないのかな?」

(お前の世界の話だが、実験的に作られた楯鱗を表面に配した航空機の翼は、風洞実験で高い揚力を生み出したそうだ)

「陽菜ちゃん見せて……へぇ、こんなのがお金になるんだぁ」

(ああ。まあ買い手を選ぶ品だが、とにかく希少価値が高い。加えて固くて軽く、魔素があればひび割れ程度なら自己再生する。金属の分類もまだ不十分なこちらの世界では、これに勝る素材はそうそう見付からないだろう……そら、15メートル右前方の地面にも刺さってるぞ)


 管理精霊のナビに従って水竜の鱗を回収して回る。

 なお、かなりの量が海に落ちたそうだが、そちらは流れてしまっているそうで、泣く泣く諦めることにした。


 拾い集めた鱗を、間欠泉から吹き出る熱湯で綺麗に洗う。

 その熱湯は沸騰したお湯な訳だが、私たちは戦闘服を着ているから、触れる時点では熱いお風呂程度の温度になっている。

 鱗表面にこびりついた水竜の皮膚の欠片とかを綺麗に洗い落とした私は、それを丁寧にタオルにくるんでアイテムボックスにしまう。

 砕けた破片の幾つかは、朔夜ちゃんの厨二心の琴線に触れる形――ナイフっぽいとか、勾玉っぽい形状になっていて、それらは朔夜ちゃんが紐で括って首からぶら下げている。


 そこまでやってから気付いた。

 あれ?

 希少性が高くて買い手を選ぶ?

 そんなの売ったら目立つだろうし、そもそも買い手に心当たりなんてないんだけど。


「待って」

「陽菜ちゃん、どうかしたの?」

「いや、折角集めたけど、私たちってこれを売れないんじゃないかなって……売ったらすっごい目立っちゃうし、どこで誰に売れば良いのかも分からないよね?」

(代理人を立てれば済む話だ。あの女達に任せれば何とかするだろうさ)


 リズお姉ちゃんとメーネさんか……メーネさんは傭兵ギルドのマスターの娘さんっだから、そういうコネはあるかな?


「ちなみに、こういうのを欲しがるのってどういう人?」

(まず金持ちだな。世界中を探してもこれだけ希少価値が高く、かつ、名の知られた品は中々ない。その希少性に金を出す物好きは多いだろう。研究のために欲する者も多いだろうな。その鱗はその重量にしてはあり得ないほどに固いのだ。こちらの世界では金属や薬品の研究はそれほど進んではおらぬが、その分、魔法や魔物素材の研究が進んでいて、その手の研究機関もある。そういう場所なら、滅多に手に入らぬ水竜の鱗にどれほどの値を付けても不思議はない)

「固いだけじゃ割れちゃいそうだけどね……実際割れてるし」


 朔夜ちゃんの首に下げられた破片を見て溜息をつく。

 こんな砕けやすいんじゃ、使い道は限られてるよね。研磨剤にならいいかな?


(いや。その鱗を砕けるのは魔法少女くらいだぞ? 固くて衝撃や熱変化にも強いから、並みの攻撃ではヒビすら入らぬし、割れてもヒビ程度なら周囲の魔素を使って回復までやらかす)


 自己再生機能付きか……それはまあ普通の素材じゃ中々実現出来そうにないかな。

 ……再生……か。


「……あのさ、まさかとは思うけど、この鱗から水竜が生えてきたりはしないわよね?」

(それはない。朔夜がぶら下げている破片も、対となる破片がなければ再生はしない。あくまでも細かなヒビが、短時間で再結合するだけだ。まあ、砂粒ほどの破片がなくなっていても、それなりに再生するだろうが、鱗から肉が再生されることはない。現に、さっき洗ってる最中も、肉は生えてこなかっただろ?)

「なるほど、確かに。それなら安心かな? ……さて、それじゃ朔夜ちゃん、みんなの所に戻ろうか」


 ポータル弾丸をリロードして、新しいポータルを生み出す。

 と、朔夜ちゃんが不思議そうな顔をした。


「あ、うん。戻るのは良いんだけど……まさか転移で?」

「あー、そっか、これも見られない方がいいかな?」

(転移魔法は使い手が限られた魔法だ。見せぬ方がよかろうよ)


 そうなんだ。

 一応インストールされた知識の中に、転移魔法は存在するという情報はあったけど、そこまで珍しいとは知らなかったよ。

 これも自称神様の仕掛けた迂遠な罠なのかな?


「そっか、それなら傭兵ギルドの演習場まで転移して、メーネさんが来るまでギルドで保護して貰おう……そういえば朔夜ちゃんのアイテムボックスはロッカーにしまってきたって言ってたよね? どの辺?」

「こっちの世界に来た時に目の前にあったショッピングモールの中のロッカー。昨日の夜はそのそばの終夜営業のファミレスみたいな所にいたんだ」

「と言うことは、リズお姉ちゃんの家から南に10キロくらいか……今日は水竜騒動で閉店しちゃってるかもだね。それじゃ管理精霊。リズお姉ちゃんたちに伝言をお願い。傭兵ギルドで待ってるから迎えに来てって」

(今更ではあるが、精霊を通話魔法のかわりに使うな……ふむ。今からすぐに向かうそうだ。道路が混雑していなければ3時間ほどで付くそうだ。ああ、ギルドの受付にも話を通しておくと言っておったぞ。それとな、水竜を引きつけて逃げ回った件はしばらくは秘密にしておくようにとの伝言も預かった)

「ありがと。それじゃ朔夜ちゃん、森に転移する……前に、出来ればだけど、もっと目立たない魔法少女の戦闘服になれない?」


 変身を解除する、という選択肢もあるわけだけど、私たちの肉体は魔法への抵抗力がとても弱い。

 だから可能な限り戦闘服を着ておくべきだけど、今の服装はあまりにも目立ちすぎる。

 私のセーラー服もどきだって目立つけど、朔夜ちゃんのはそれに輪を掛けてるというか、目立ちたくてやってるよね、って服装だからね。

 だからそう言ったのだが。


「これ、格好悪かった?」


 朔夜ちゃんは自分の戦闘服を見下ろし、少ししおれたような表情を見せた。

 うん。

 もうね。

 お姉さん、悪魔にだって魂売っちゃうよ。


「格好いいし可愛いよ。もう、如何にも魔法少女って感じだし、短剣風のステッキも戦う女の子って感じが出ててすっごく素敵。でもほら、魔法少女であること隠すなら、格好良すぎて人目を惹いちゃったらダメでしょ? だから少し地味にした方が良いと思うんだよね?」

「あ、そうだね。正体がばれちゃうのは困るよね……そしたら陽菜ちゃん、ちょっと眩しいから向こう向いててね」


 くい、と頭を掴まれて横に向けられ、そうか、変身解除も眩しいんだっけと大人しく目をつぶる。


戻れァラエディ……うわ、暑いなぁ……ええと……地味な衣装ね……色の選択肢が少ないから、地味な色は漆黒くろしかないし……純白系は好きだけど、キラキラだし……うーん。そしたらこれとこれを組み合わせて、ステルス魔法少女で登録してっと」


 朔夜ちゃんはシュタッと半身になって右手で空を指差し、左手は地面を指差す。

 あ、やっぱりやるんだね、それ。


「世界にあまねく光と愛を」


 両手を左右に広げるようにして、その手をゆっくりと胸に抱きしめるようにして……ここは共通なんだね。


「祈りと共にこの身に宿し」


 両手を胸の前で祈るように組み、閉じた目線を上に……。呪文は違うけど動きは同じ?。


「光の力を鎧に封じ」


 少し体を捻って両手で自分の体を抱きしめる? 封じ?


「愛の力で隠しましょう」


 そのままくるりと向こうを向く。


光を力にルクシンビルトーテ!」


 ぶわっと光が溢れる直前、今回は目を閉じるのが間に合ったけど。うん、ちょっと面白可愛くて目が離せない。

 それにしても朔夜ちゃん、魔法少女を楽しんでるなぁ。


 光が収まると、そこにはニンジャがいた。

 ニンジャだ。

 忍者じゃない、全然忍んでない方のニンジャ。


 体を覆うのは、忍者っぽい装束。

 色は黒。もうね、闇夜に立っててもここまで黒いと逆に目立っちゃうんじゃないって位に黒い。

 素材は私のセーラー服と一緒でとにかく柔らかそう。妙に体に密着していて胸から腰のラインは丸見え。

 それでも忍者っぽく見えるのは、胸元と手首に覗く鎖帷子と、太もも部分が膨らんだボトムス。口元を覆い隠す深紅のマフラー。

 あ、でも、手甲と脚絆はそれっぽいデザインのグローブとブーツかな?

 背中には忍者刀? 反りのない短めの日本刀っぽいやつで、鍔がやたらと大きくて頑丈そう。

 腰には袋や紐がぶら下がっている。

 額には鉢金って言うんだっけ? 金属を縫い付けた鉢巻き。布の部分は上空で見た宇宙みたいな群青色で金属部分は金色。金属にはひよこマークが彫られている。なぜひよこ?

 で、首の深紅のマフラーは腰くらいまでの長さがある。引っかけたり、掴まれたりしたら危なくないかな?

 でもまあ、そこまでは良いとして。

 その上からふわりと黒地に白い桜の花びらが散った振り袖っぽいのを被ってる。あれって私のフライトジャケットみたいな位置付けなのかな? 被ってもキャストオフしない。

 それを銀髪色白に変化した朔夜ちゃんが着ているのだ。

 うん。

 まあね。

 分かってたけどさ。

 ……全然忍んでないよ。

 まあ鎧やウエディングドレスよりは目立たないかもね?

 でも、目立たないように、地味に、って言ったつもりだったのになぁ


「陽菜ちゃん、格好いい?」


 でもさ。

 満面に笑みを浮かべてそう尋ねられたら。


「あー……うん。忍者、強そうだよね」


 って言うしかないじゃん?


=====

補足


>お金が欲しいか?

発音は、「力がほしいか?」でお願いします。


>某魔物狩りゲームのように尻尾を切ったりしたら、苦労して切った尻尾が消えてしまう

一時期、モンハンにすっごいはまりました。

PSP版が一番使いやすかったかな。

サーバー越しに対戦するのがちょっと面倒だったので、メインはWifiだったけど。。。


>貨幣価値って、何を基準にするのかで全然変わってきちゃったりするけどさ

なので、江戸時代あたりのでも、物価とか正確なところは分からないそうです。

お米、大工の給金、あたりがよく使われる物差しですけど、流通が未発達だと地域差も大きいでしょうしね。


>剥ぎ取りは冒険者の基本だし

モンハンの剥ぎ取り。初めて見たときはちょっと驚きました。


>島には大雨が降っていて、森の火災は鎮火しつつあった。

>しかし、場所に寄っては森が丸ごと炭化していたりして、まだあちこちでくすぶっている。

まあ、実際には歩き回れる程までは温度は下がっていませんが、セーラー服効果でそれに気付かない陽菜たちでした。


>サメってサメ肌とか言っちゃうくらいだけど鱗なんてあるの?

あります。

細かい鱗がびっしり。それを使ったおろし器でわさびを擦ると美味しいらしいですね。


>結構大きい。私の掌よりも一回りくらい大きい

実物はとても小さいです。


>皮膚に歯が生えてるなんて、さすがサメだね

その感想はどうなんだろうって思いつつも、でもまあ、サメですからね。

皮膚に歯が生えてるくらい大人しいものですよねぇ。

#映画に毒された感想。


>固くて衝撃や熱変化にも強いから

固くても粘りがある。というわけではないです。ひたすら固くて、分子結合レベルで強化魔法が入ってると思ってください。まあファンタジー生物素材です。


>鱗から水竜が生えてきたりはしないわよね?

それもシュールで面白いなと思いつつも、ばら撒かれた鱗の枚数分水竜が出てきたら世界が滅びるので没案。


>忍者じゃない、全然忍んでない方のニンジャ

古事記にもそう書いてあるとかないとか?

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