第14話 もしかして動体視力が凄いことになっちゃってますか?

「リーンさん、あの的の板、粉々にしちゃってもいいですか?」

「それはもちろん構わないけど……何をするつもりなのかは教えて欲しいわね。危険な事なら止めないといけないし」

「まず、最初は威力の弱い弾丸を当てます。その後、連続で撃ちます」

「それくらいなら、まあ大丈夫でしょう。許可します」


 リーンさんの返事を聞いた私は、スコープを用いて50mの的にまずゴム弾を試射する。

 弱装弾だからか、銃声が信じられない程、小さい。


「あれ? あれれ?」


 弱装弾とは言え、撃った直後に銃が跳ね上がるため、着弾の瞬間は見えない。当たったかどうかは新しい穴の有無で判別するしかないわけだが、スコープで拡大しても、的に新しい穴を見付けることはできなかった。

 そのまま、3発ほど撃って見るが、的に新しい穴が追加されることはなかった。


「外した? ゴム弾だから板に穴が開かなかった? うーん、わかんないなぁ」

「陽菜、スコープ覗かずに撃ってみて。見間違いじゃなければ、的の手前で落下してるわよ、それ」

「え? 本当ですか?」


 そんなまさか、と思いはした物の、リズお姉ちゃんに言われたとおり、スコープで狙いを付けてから銃を動かさないように肉眼で的を確認し、その状態で引き金を引いてみる。


「……あれ?」


 銃弾が見えた。

 銃弾が飛んでいって、途中で失速して落下するところが、割としっかりと見えていた。

 え、これって私が魔法少女だから? もしかして動体視力が凄いことになっちゃってますか?

 あ、でもリズお姉ちゃんも落下してるのが見えたって言ってたっけ。


「あ、そうか。弱装弾だから威力が弱いのか。まさか的まで届かないとは思わなかったよ……落ちるんなら、その分上を狙えばいいのかな?」


 戦艦の艦砲とかも、敵の上空に砲塔を向けて撃ってるわけで、考え方としては間違いじゃないと思うんだけど。


 的の3m上くらいを狙って撃つと、途中で弾丸が失速して、少しブレた軌道で大きく落下するのが見えた。

 地面に小さな土埃が立ったところを見ると、多分、的の横あたりに落ちたのだろう。


「今の感触だと、この弾丸が狙った場所に飛ぶのは、的までの距離の半分とちょっとくらいまでかな?」


 30mくらいだろうか。

 でも空気抵抗でかなり弾丸の軌道がブレてたから、落下が始まる距離以降はまず当たらないだろう。

 私は50mでのゴム弾試射を諦めることにした。


「じゃ、次はフルオートを数回試します。サイレンサーがあってもうるさいと思いますし、私が力負けしたら危ないので離れて下さいね」


 さっきまでの様子から、連射したとしても制御できないほどには暴れないと思うけど、だからと言って、油断できるほどに反動が弱いわけではない。

 弾丸をアーマーピアシング弾に換装して、スコープで的を狙う。


 安全装置レバーを連射モードに切り替え、引き金を引く。


 タタタッというよりもドゥラララッという音が聞こえて銃が跳ねようとする。一発の跳ね上がりは小さくてもそれが連続するためか、跳ね上がりは私の想定範囲を超えていた。

 キンキンキンと石の台の上で排莢された空薬莢が跳ねる音も聞こえる。


 0.5秒ほどで引き金を離し、安全装置を掛けてマガジンを取り出して見てみると、40発入るマガジンの5分の1くらいが空になっていた。


「あれでざっくり8発程度かな。連射モードで引き金引き続けたりしたら、あっという間に撃ち尽くしちゃうね」


 もっとも私の場合、撃ち尽くしてもリロードと念じれば、好きな種類の弾丸を全弾装填状態にできてしまうわけだから、エアガンやゲームよりもずっと簡単だ。

 それがエアガンでも、マガジンに銃弾入れるのって案外手間なんだよね。エアガンの場合、マガジンにBB弾を押し込むための道具とかあったけど、そういう道具が販売される程度には面倒な作業なのだ。


「陽菜、今のがその、フルオートってやつ?」

「そうです」

「着弾点が縦に広いね? それに凄く……早かった」


 リズお姉ちゃんの視線を追い掛けると、そこには的の中心から上方向に向かって幾つかの弾痕が穿たれた的があった。

 上方向に弾痕がついているってことは、それだけ銃口が上に動いたわけだよね。

 連射で的を狙い続けるのは力がないと難しそうだね。

 もっと持ちやすければ……って、そうだ。


 私はMP7A1のハンドガード部分を操作して、畳まれていた前側の持ち手フォアグリップを伸ばし、それを握って銃を保持してみた。銃把グリップとフォアグリップの二カ所を握りしめるスタイルである。

 今まではフォアグリップを畳んだままハンドガードにして、銃身を左手の上に置くスタイルで撃ってたけど、置いただけだと上方向に跳ねるのを抑えるのが難しいんだよね。

 エアガンではフォアグリップなんて飾りだと思ってたけど、実銃ではこういう時に使う物なのかもしれない。


「また撃ちますね。今度は全力です」


 私の言葉を聞き、リズお姉ちゃんとメーネさんは引きつったような笑みを浮かべた。


 マガジン内をリロードして、安全装置レバーを連射モードにして、スコープで50mの的を狙い、引き金を引き絞る。

 先程の反省から、銃が跳ねないようにフォアグリップをしっかり握り混んで、1、2、3秒。

 銃声と空薬莢が跳ね回る音の中、カシャン、と小さな音が聞こえて反動と銃声がなくなった。

 引き金から指を離し、安全装置を掛け、排莢口エジェクションポートを覗き込むと、普段は閉じているそこが開いていて、空になったマガジンが見えていた。


「陽菜ちゃん、凄い音だったねぇ」

「これでもサイレンサーで音は控えめになってるんですけどね」

「……陽菜さん、今のは一体、どういう魔法だったんですか?」


 リーンさんが無表情にそう尋ねてきた。

 何か怒らせちゃったかな?


「まるで、その、最初に試射した魔法を短時間に重ね撃ちしたみたいに見えましたけど」

「重ね撃ち?」

「ご存知のように、大半の魔道具は2秒おきにしか使えません。強力な魔道具ほどその間隔は長くなります」


 え?

 ご存知じゃないですが。

 そもそも私が魔道具をそれと意識して使ったのは本を読む道具くらいだし。


「短い間隔で使おうとしても、魔法陣に魔力の残滓があると次の魔法の発動の障害になり、その状態で無理に使えば、最悪魔法陣が壊れます。その対策として作られたのがこちらです」


 リーンさんは、大きな背嚢から、そこに入っていたとは思えないほど長くて太い魔道具を取り出した。

 数本の長い金属の筒のようなものを1、2、3……8本かな? 少し間隔を開けて並べて大きな円筒状になっている。

 うん。私はこれに似た物を知ってる。

 実物は見た事ないけど映画やゲームで見た事がある。

 ガトリングガンだ。

 銃を連射すると、銃弾と銃身の摩擦と、火薬が燃焼する際に発生する熱で銃身が過熱してしまう。そして、そのまま連射を続けると銃身が歪み、最後には溶け落ちてしまう。まあその前に暴発するんじゃないのかって気がしないでもないけど。

 それを防止するために作られたのがガトリングガンで、銃身を筒状に配置し、順番にその銃身を使うことで、使い終わった銃身の冷却時間を確保するのだ。

 ゲームで強力な武器の再利用までの待ち時間に『クールタイム』いう言葉を使うが、これは元々、銃身の冷却時間クールダウンタイムが語源だと民明書房の本に書いてあるらしいと愛美ちゃんが教えてくれたっけ。

 民明書房が何なのかは知らないけどさ。きっとゲームとかサバゲーとかの本出してる出版社なんだろうね。


 それにしても地球では熱、こっちだと魔力が悪さするんだ。魔法って思ってたよりも自由度低いよね?


「撃ったら魔道具の束を回転させて、次の魔道具に切り替えてまた撃つ。それを繰り返すことで一周する頃には最初に使った魔道具が使えるようになってる、って仕組みですか?」

「そんな感じです。私たちは当初、魔道具を重ねて順番に撃っていたことから重ね撃ちと呼びますが、先ほどの陽菜さんの魔道具は、これと同じか、それより効率の良い発動ができているように見えました」

「あー」


 どう説明したものか。

 ぐるりと周囲に視線を向けた私は、後ろでニコニコしてるメーネさんに全部放り投げることにした。


「私はもう少し試射したいので、詳しくはメーネさんに聞いて下さい」

「え? 私に振るのぉ? そうねぇ、ヒ・ミ・ツってことでこれ以上聞かないでね?」

「……了解です。しかし、いつかは教えて下さいよ?」


 そんな会話を後ろに、私は管理精霊に質問をした。


「あのさ、前に雷撃魔法弾とか回復魔法の弾を作れるみたいなこと言ってたけど、どうやったらできるの?」

(お前がイメージすればできる。大体このようなものだというイメージでも可能だが、あまりにも無理なイメージだと何も生成されずに終わる。だがまあ、お前の中には魔法の知識はあるはずだから、それほど無理な物にはなるまい)


 イメージかぁ……アニメとかのイメージでもいいのかな?

 気で玉を作って打ち出すヤツとか?

 あれも意味不明だよね。魔力みたいに火とかに変えてからじゃなく、そのまま相手にぶつけると相手がダメージ受けるってことは、気ってのは人体に有害な物質なのかな?

 地面にクレーターとか出来ちゃったりもするから、気っていうのは物理的な作用を齎す何かなんだろうね……って、そうじゃない。気はどうでもいいんだ。

 ええと、簡単そうな所で……火魔法なら色々映像で見た事があるね。ボールとか槍とか矢とか。あれ? でも着弾時に爆発するのが多いような。

 てゆーか、攻撃魔法が着弾時に爆発するのって何故なんだろうね?

 どうせ爆発するならモンロー効果で……って、だからそんな物騒な魔法をイメージしたら駄目!

 炎系から離れた方がいいかな。

 あ、雷撃魔法ってあれだよね、ライトニングボルトとかサンダーとか。超電磁砲も雷系かな?

 ダメダメ、また物騒なのイメージしてたよ……うん、名前から入ろう。非殺傷を目指すならそれがイメージ出来るようにライトニングスタン弾とかスタンボルト弾とか?

 ……爆発のイメージは危険だから封印して、相手が痺れて動けなくなるイメージで……発射したら実体弾として薬莢から外れて飛んでいって、何かに触れたら実体化がほどけて電撃魔法になる、みたいな……理屈を考えたら多分使えなくなるだろうから、それは成功してから考える方針で。あ、相手に当たったら非実体弾になるなら、弱装弾にする必要はないよね。あのゴム弾の射程距離はちょっと使えないし。


「スタンガンのように相手が感電して動けなくなる非殺傷スタンボルト弾、装填……おおっ!」


 手に持ってるから分かる程度の変化だけど銃が少し重くなった。ということは成功みたいだね。

 マガジンを引き抜き、弾丸を3発取り出す。


「メーネさん。雷撃魔法の弾丸です。研究用にどうぞ」


 メーネさんは分解するだろうからと、とりあえず2発渡す。


「いいのぉ? ありがとうぉ!」

「リズお姉ちゃんも」

「私はそういう研究はしてないけど……ああ、でもロケットの参考にはなるかもだし、うん、ありがたく頂戴するよ」


 はぁ。

 小さく、しかししっかり息を吐き、マガジンを戻す。

 あ、雷撃弾で木の的撃ったらどうなるんだろう? ま、撃ってみれば分かるか。


 両肘を台に付け、しっかりと前後のグリップを握りしめ、スコープを覗き、安全装置レバーを単射に切り替える。

 吸って吐いて吸って……普段の呼吸になるのを待つ。

 そう言えば、愛美ちゃんはライフル撃つときは吐いたタイミングで撃つって言ってたっけ。吸ったときに呼吸を止めると鼓動で上下にぶれるとか言ってたかな?

 私の心臓はそこまで元気じゃないのかな?

 吸ってぇ、吐いてぇ、吸ってぇ……撃つ。


「あいたっ! うあっ? なにっ?」


 サイレンサーから電撃が飛び出し、銃を伝わった紫電が私の腕を通って石の台に吸い込まれ、私の手が大きく痙攣した。

 何? いま何が起きたの?


 私はスタンボルト弾の仕様を思い出した。

 火薬の量は普通のメタルジャケットとかと同じ。

 薬莢は未指定だけど、まあメタルジャケットと同じ薬莢だと思う。

 弾頭部分は魔法で出来ていて、発射したら実体弾として薬莢から外れて飛んでいって、何かに触れたら実体化がほどけて電撃魔法になる

 電圧は痺れて動けなくなるレベルを想定したんだけど、私の手が痺れただけだったね。肘付いていたから、そこからアースされて、体に影響がなかったのかな?

 腕は、痛い!

 →感覚がものすごく鈍いよ?

 →感覚戻ってきたけどまだ動かしにくい。

 →あれ、痺れてる?

 という順番で状態が回復している。スタンガンって痛いんだね。知らなかったよ。

 手の感覚が戻ったところで、安全装置を掛けてMP7A1を台の上の置く。まだちょっと痺れているから、こんな状態で銃を抱えていたくない。

 マガジンを抜き、じっくり銃弾を観察する。


 見た目はアーマーピアシング弾と同じだけど、弾頭はまるで青いガラスみたいに透き通っている。でも、秒速700mで撃ち出しても割れないなら単なるガラスって事はないよね。

 でも、なんで弾頭が的に当たる前に魔法になっちゃったんだろう?

 あ、もしかして、銃身の中でこのガラスが割れて暴発した?

 でも、その辺、自動的に調整されると思ったんだけどな。


(何をしている?)

「あ、うん。なんで魔法が銃の中で暴発したのかが分からなくて」

(そんなことか。お前の指定したとおりに作られれば、それは銃身内で魔法になるだろうに、なぜ分からん?)

「え? そんなオーダーしたっけ?」

(発射して、魔法が実体化した弾頭が薬莢から飛び出し、銃身に触れて、そこで魔法になっただけだ)


 ――弾頭部分は魔法で出来ていて、発射したら実体弾として薬莢から外れて飛んでいって、何かに触れたら実体化がほどけて電撃魔法になる


「……ああっ!」

(もっと早く気付け)


 そ、そしたらその部分を

 弾頭部分は魔法で出来ていて、発射したら実体弾として薬莢から外れて飛んでいって、『銃口から出た後に』何かに触れたら実体化がほどけて電撃魔法になる

 とすれば。


 私はマガジンを戻し、条件を変えたスタンボルト弾を装填し直した。

 で、両手をグッパーとにぎにぎして痺れの具合を確認する。


 うん。大丈夫。感覚は戻ってるね。

 MP7A1を構え、スコープを覗き込み、安全装置を単射に切り替える。

 さっきの電撃を思い出し、ちょっと背中に冷たいものが走ったけど、それに耐えてトリガーセフティを解除する。


「もう一回撃ちます」


 呼吸を整えて引き金を引くと、アーマーピアシング弾を撃ったときと同じ程度の音と反動が帰ってきた。


 スコープで確認すると、的には軽く焦げたような痕がひとつ増えていた。


「なるほど、大体分かったわ。それじゃ次は爆裂弾でも」

(いや。その余裕はない。敵襲だ)


====

補足


>銃弾が見えた。

>銃弾が飛んでいって、途中で失速して落下するところが、割としっかりと見えていた。

これは実際に体験したことです。

七面鳥用の小口径の猟銃(多分、22LRショート)を撃ったら、弾丸の軌道が見えましたし、放物線を描いて落ちるのが分かりました。まあ真後ろから見るから動きが限られて見えたのでしょうけど。。。

なお、鹿を撃つようなライフルだと、そういうのは見えませんでした。

というか、スコープ覗いて引き金引いたら、銃口跳ね上がるので、そんなの見てる余裕はありません。


>戦艦の艦砲とかも、敵の上空に砲塔を向けて撃ってるわけで、考え方としては間違いじゃないと思うんだけど。

大きさ、速度、重量など、色々と違いはありますが、使う物理法則は大体同じです。


>的の3m上くらいを狙って撃つと、途中で弾丸が失速して、少しブレた軌道で大きく落下するのが見えた。

空気抵抗の影響でブレます。

それを押さえるために、芯に鉄を使ったタイプ(ゴム弾なのに!)もあったりしますが、つまりそういう対策した弾丸が作られる程度にブレるわけですね。

MP7A1にはゴム弾がありませんので無意味な過程ですが、もしもゴム弾があったら、その径の小ささと初速の速さから、間違って刺さらないように火薬を減らして威力を弱め、弾頭先端が開くようにする(空気抵抗で開き、十字型のゴム弾になるのが有名? ただし射程距離は更に短くなります)とかが必要かもしれません。


>タタタッというよりもドゥラララッという音が聞こえて

連射速度が結構速いので、音は連続して聞こえるはずです。

加えて、MP7A1はMP5SDあたりと比較すると、サプレッサーの消音効果が弱いです(理由は本編の方で)。


>連射モードで引き金引き続けたりしたら、あっという間に撃ち尽くしちゃうね

MP7A1の場合だと3秒に満たない程度で40発が空になります。

そういうのを避けるためにセレクターレバーの選択肢に、安全、単射、連射だけではなく、三点バースト(三点射とも言いますが、陽菜は点射を単射と読んでいるので、それに合わせた表記にしています。最後まで貫くかは未定)が付いている銃もあります。もしも付いているなら三点バーストを使うべきでしょうね。弾丸の節約にもなるし、よほど筋力がないと、フルオートでは反動で銃口が暴れてしまうので外れまくります。


>もっとも私の場合、撃ち尽くしてもリロードと念じれば、好きな種類の弾丸を全弾装填状態にできてしまうわけだから、エアガンやゲームよりもずっと簡単だ。

これ、本当にリロードしまくって連射し続けた場合、銃身が熱でやられます。

空砲でも銃身が歪むほどの熱が出ます。実弾なら、最悪歪んで暴発とかもあり得ます。


>畳まれていた前側の持ち手フォアグリップを伸ばし、それを握って銃を保持

引き金の部分に銃把があり、トリガーガードを挟んだ向こう側にフォアグリップがあります。

畳んだ状態だとフォアグリップはハンドガードとして機能します。エアガンだと、そんなのなくても別に、という代物だったりしますが、飾りじゃないのです。


>これは元々、銃身の冷却時間(クールダウンタイム)が語源

嘘です。

私が勝手に言ってるだけです。

何となくそれっぽいなぁ、とは思ってますが、裏が取れなかったので、信じないで下さいね?


>民明書房

知っているのか雷電?!


>愛美ちゃんが教えてくれた

知っててからかったのか、愛美ちゃんも誰かに騙されたのかは永遠の謎です。


>気ってのは人体に有害な物質なのかな

気、そのものには害はないけど、それが空気と触れると反応して高熱を発するとかなら分からないでもないですが、そうでないなら、体の中に気をため込んだら毒で倒れたり、自爆することになりそうで怖いですねw

あ、チャオズが自爆したっけ。


>攻撃魔法が着弾時に爆発するのって何故なんだろうね?

私の書籍化作品『ファンタジーをほとんど知らない女子高生による異世界転移生活』の炎槍は、魔法の効果が続いている間は周囲を加熱する状態を維持しようとするので、炎槍が魔物の毛皮を貫いて刺さったりすると、体内の血液が瞬時に沸騰して爆発します。だから白狼まものが真っ二つ。で、そんな危険な魔法なので、魔法に制御部分が存在するわけです。


>どうせ爆発するならモンロー効果で

爆発に方向性を持たせてやることが出来れば、ちょっと面白そうかな、と思って見たり。たぶん、


>ライトニングボルトとかサンダーとか。超電磁砲も

ええ、レールガン、好きなんですw


>スタンガンのように相手が感電して動けなくなる非殺傷スタンボルト弾

ちなみに、陽菜が知らないだけでテーザー銃というのがあります。

現在の地球では2系統が知られてまして。

スタンガンから有線の電極を飛ばして相手に電気を流すタイプと。

弾丸そのものにスタンガンの機能が搭載されたタイプですね。後者は弾丸サイズが大きくなるし、発射時の衝撃で壊れることもあるんじゃないかなと思ったりします。あと、重量も増すだろうから、当たったときのダメージも大きくなりそう。。。


>銃を伝わった紫電が私の腕を通って石の台に吸い込まれ、私の手が大きく痙攣した

肘を付いていたため、被害は限定的な物となりました。肘を付いていなかったら、腕から胸、腹、腰、椅子と流れていたでしょう。そうしたら、気絶くらいはするかもです。運が悪いと心臓も危険。。。

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