第16話 ダークネス ④

 それはー、200年以上も昔の話ー。

 ダークネスの住処ー、通称『アストロン』という、異空間が存在している。

 そこは、1000年先の未来を彷彿とさせる如何にも天に届きそうな、ビル群が夕日に照らされ冷たくそびえ立っていた。

 そこから先は海で、300メートルはするであろう橋が二時の方角へと続いていた。その先には、巨大な迷路の様な入り組んだ城がずっしり構えていた。その城はダークネスしか入ることの許されてなく、その他のダークネスは魔王の付き添いの形で入る事が許されている。

 彼等自身は、自分の事を魔王とは呼ばない。人間が勝手に名付けたのだ。

 城の中に入るとメルヘンチックな家具やその建物の中央には階段が螺旋構造を形していた。螺旋階段を登った最上階の350階には、プラネタリウムを連想させるような不思議な部屋があった。部屋の中央には机がポツンとあり、外部から観客席が段をなして取り囲んでいた。

 


 そこには、色白で中性的な顔立ちをした青年が、死んだ魚の様な目をして項垂れてそこに立っている。癖毛がかった黒髪に180は優に超えていそうな長身ー、がっちりして引き締まった身体つきをしている。


「ーだから、その理由を聞いているのだよ!カイム君ー。」

ギャラリー席の1番高い席議長席に、白ひげを生やした男が座って、丸渕メガネで書類に目を通していた。

 「そうだ!そうだ!」

野次馬達は一斉にはやし立てる。

「貴殿はやりすぎの様に思うがー。」

議長は、咳払いをする。

カイムは相変わらず、口をつぐんだままである。


「どうして、やったのだね?やりすぎると、この世界の秩序が保たれない事位、貴殿だって知っておろう。光を取りすぎると、闇に染まるという事をー。」


「ー」


カイムは沈黙を貫く。


「ー儂らはどのようにしてこうして蘇って力を蓄え、人智を超えた存在になったのかをー」


「ー」


カイムは睨む。


「ええい、らちが明かん!これでだと!?」

観客席の一人が啖呵たんかを切らした。


「ー皆さん、分かっておられませんか?何で僕達がこうして人間界に出向いて人を喰わないといけなくなったのかをー」


カイムは低く透き通るような声でボソボソ話す。しかし、眼光は鋭いままであった。


「被告人ー、いやー、カイム・バルタを死刑に処する!」


観客席から、歓声が湧き上がるー。


「ーんでだよ・・・」


カイムは議長を睨みつけながら、貧乏ゆすりをしていた。


「刑の執行日はー、明朝10時とするー。」

 議長が手を叩くと、扉が開き奥から白装束の様な身なりの男たちが4人やって来た。顔は幾何学模様の布で隠れている。その内2人はカイムの2の腕をがっちり掴み、他の二人は前後を取り囲んだ。そしてカイムは4人に引きつられ、罵声が降り注ぐ部屋を退場した。


 カイムは4人に引きつられ、エレベーターをひたすらおり、地下100階の牢の中へ打ち込まれた。


男達は沈黙したままだ。

 

「ーホント、あんたらは蟻の様だな・・・」


「ー口をつぐみ給えー。」

1人の白装束の男から、野太い声が木霊した。

「ーいや、何でもない・・・」


 カイムはそっぽを向き、窓の向こうの景色をひたすら眺めていたー。


 カイムは気の遠くなる位の時間を過ごした。檻の中では、共に戦い散っていった仲間達の姿を鮮明に脳内で再生していた。彼等は自分のせいで亡くなったのだ。自責と後悔と憤怒の黒い鉛の様な感情が自身の頭の中を支配していた。

自分を支えてくれた人間の女を思い出した。年は30前後辺りであろうか。これは恋であるかは分からない。しかし、彼女といると安らぎや温かさを感じるのだ。冷酷な復讐の鬼である自分が彼女に近づいてはならない。彼女が幸せならそれで良いー。彼女といる世界が違うー。自身は今迄不幸と混沌を与え続けてきた、不幸の象徴なのだと、身を引く事にしたのだった。


 翌朝の刑場には、野次馬が蜂の群れの様にわらわら群がり、はやし立てていた。


 カイムは白装束の男等に連れて行かれ、長い鉄の柱に固定されて鎖でぐるぐる巻にされた。

 すると、向こう側から、犬が一匹悠然と歩いてくる。その犬は黒紫の炎を纏っており、カイムを睨みつけている。

 カイムは魔力を発動しようとしたが、力が出なかった。どうやらその柱と鎖には力を封じる不思議なものが宿っているらしい。彼は軽く舌打ちした。

 黒犬はカイムに向かい疾走していく。黒犬の周囲には突風が巻き起こり、野次馬達は悲鳴をあげた。カイムは瞬きするまもなく、長く鋭い牙で胸をえぐられた。最期に見たのは、青空と群衆に混じって不安げにこちらを見ていた、女の姿であった。黒犬はカイムの頭部を噛み砕き、服をひきちぎり、彼はつぎはぎな布と骨だけの姿になった。

 そして彼は死に、煉獄へと落とされた。それから彼は200年余りの時間ー、業火の降り注ぐ空間をさまようのであった。





 とある夕暮れ時の事であった。緑が生い茂り、風がだいぶ冷たくなった時刻、街中の

 

 天野マコトとして記憶を失った状態で転生したが、記憶と魔力を取り戻し、外見は生前の姿に戻りつつあるが、体力は前世の3分の2程であった。


「ーよお。」


 カイムが振り返ると、そこにはルミナが腕組んで立っていた。

「ー210年ぶりだな。お前、カイムだろ?」

カイム戸惑いを見せた。彼には、嬉しさと恐怖が入り混じった複雑な心境があったのだ。

「ー何の用だ?」

「ー前の記憶を取り戻したんだな。」

「ーああ。」

そう言うと、カイムは近くの土管に腰掛けた。

「何で俺を戻したんだ?記憶を。」

「組織を潰したいんだ。」

「無理だ。」


「これは良い提案だと思うんだが・・・」


「ーふざけるな!お前の組織の親玉達はどん

な奴等なのか、知ってんだぞ!?」

カイムは眉間に皺を寄せ、前のめりになり声を荒らげた。ピリピリとした緊張感がそこにあった。

「お前でも、怖いか?あいつら。」

ルミナは目を細めると、腕組しながら考え込んだ。





 するとキーンと耳鳴りがしたかと思うと、重い気圧を感じた。それは、エレベーターが急上昇したような感じである。

「ーまずい、お前は逃げろ!!!」


カイムはは瞳孔を小さくし、ルミナを突き飛ばした。ルミナは30メートル後方へ吹っ飛んだ。

辺り一面を緋色の渦が覆い尽くす。

渦の中から、2人のシルエットが現れた。

シルクハットの女にロリータファッションの少女ー。

どこかでみたことがある。

「カイム!」

ルミナは叫んだが、彼の姿は渦に飲み込まれ、消えていった。



すると、糸に操られたかの様な感覚になり、ルミナはうつ向けになり、地面にカエルの様に這いつくばった。

身体が重力で動かない。重い岩の様な物に身体が押しつぶされ、今にも身体が割れそうである。身体の傷の痛みは徐々に増していった。

シルクハットの女はいつの間にかルミナの真後ろに立ち、人差し指をルミナに向けて突き立てた。

「ごめんなさいね。ちょっと、確認したい事があるの。」

すると強い風の刃が突き立てられ、寒気が襲ったかと思うと、衣服はビリビリ破れルミナは半裸に近い姿になった。

「やっぱり、本人ですわ。アリエル。」

シャーリーはルミナの全身の傷を確認すると、ほくそ笑んだ。

全身の傷が疼く。焼ける様にヒリヒリ痛む。 身体中の傷が紅く光り、喉がカラカラに乾いた。あまりの痛みに意識が朦朧もうろうとし、その場で意識を失った。


気がつくと、ルミナは拘束着姿で見知らぬ薄暗い倉庫の様な空間で宙ずりになっていた。両手は天井から鎖でつるされており、両足も鎖で自由がきかなかった。そして、全身の力が入らずただひたすら倦怠感がしたのだった。

さっきまでの身体の痛みもなくなっており、手足の傷もすっかりなくなっていた。

ルミナの向かい側にカイムも宙ずりになってぐったりしていた。

すると、再びとてつもなく強い重圧感がした。胸の動悸が高鳴った。全身に汗が滝のように迸り、目眩を覚えた。身体の傷は益々強くなり、光を増した。

遠くの方からカツカツとヒールの音が木霊した。紅いシルクハットの紅いコートの女ー。アリエルである。彼女は、禍々しく重苦しいオーラを放っていた。

「ごめんなさい。あなたの事は色々検査してもらったの。あなた、ダークネスの血肉が入ってるのよね。でも、どこからどう見てもごく普通のアルファだし、魔力も大した事なさそうだし。ホント不思議だわ。」

「…どうして、殺さなかった?」

ルミナはアリエルを睨みつける。

「あら、だってすぐ殺したらつまらないでしょ。それに、私貴女に興味があるのよ。だから、色々知りたいのよ。」

アリエルはキョトンとした感じで、肩をすくめた。

「…ふざけるな。どうせ、ダークネスにしようと・・・いいように扱うだけだろ?」

ルミナの心臓の鼓動はバクバク激しく鳴り響いた。

「…あら『 ダークネス』だなんて、物騒なネーミングね。私達はそんなに邪悪な存在じゃないわよ。世界に優しいのよ。」

「…うちの仲間を随分優しくいたわってくれたワケだな訳だな。ドールとしてな。」

「そうよ。彼女ら本来の力を引き出してあげたのよ。そして本来の姿にね。」

アリエルは悪びれる事無く目をほそめている。

「懐かしいわね。その傷は」

アリエルはまじまじとルミナの傷を眺める。

「…」

すると、再び傷が紅く光った。全身の傷がズキズキ痛む。傷から血が滝のように迸る。そして光は目がチカチカスるほど益々強くなっていくー。どうやらこの鎖に仕掛けが仕組まれているらしい。

「貴様ー、カイムに何をしたー?」

「死んで人間の身体で再生したには、キツイかもね。いつ消えるか分からないから。」

「お前ー、取り出したのかー?コレをー」

「ええ。彼にはがあるみたいでー。ソレが唯一ね弱者ね。で、そのすきをついて、取り出したって訳。」

アリエルはほくそ笑んだ。

魔王石は、人の姿で蘇ったカイムにとって、命と同等の価値のあるものだ。人間としての身体は魔力の負荷に耐えきれなくなるのが、魔王石で、身体は原型を保ってられるのだ。その為、それが取り出されるとカイムは直ちに灰になってしまうだろうー。そして、溢れ出た膨大な魔力で周囲にどのような被害が及ぼされるか、分からないー。取り出されて持つ時間は、2時間位が限度だろう。

「貴様ー」

ルミナは身体が段々と重くなってきた。鎖から徐々に力を吸収されてきている。

「1つ、条件があるわ。」

アリエルは人差し指を突き立てた。

「条件だとー?」

ルミナはゼエゼエ荒い息を立てている。胸は押し潰される程、苦しい。

「あなたが覚醒するの。そしたら彼を助けてあげる。」

アリエルは悪怯れる事なく、ほくそ笑む。

「ー貴様ー」

ルミナはアリエルを睨みつける。

「彼、持って、あと5分位よ。ほら、早くしないとずっと痛いままだし、出血多量で死ぬわよ。それに、今のままだと、あなたはただの人間だもの。」

ルミナの全身に痛みが増してきたー。身体は火傷を覆った様に熱いー。

全身の筋肉は肥大し、身体は徐々に大きくなっていった。

「くっ・・・。駄目だ。ルチアー。」

ルミナの心臓の鼓動はドクンドクンと益々強くなっていく。ルミナは冷や汗をかいた。

「そうよー。早く目覚めなさい。」

アリエルは目を細めていた。

そして、青い炎を纏ったとてつもなく強い突風が巻き起こった。すると


ルミナは、牙を立てるぐるぐる唸り上半身を低くした体勢でアリエルに襲いかかってきた。そして、アリエルの頭部に噛み付いた。

「あら、躾がなってないわね。」

アリエルは表情を微動だにしなかった。彼女は、噛みつかれるも身体は霧の様になり、何度襲いかかっても、不思議と元の状態を保っていた。

アリエルは右手人差し指を突き立てた。

ルミナは全身に抉られた様な深い傷を被った。血飛沫が迸り、その場で倒れた。


「ー!?」


すると、アリエルの頭部に刃が突き立てられた。そして、全方角から長い剣が貫き、彼女は串刺しになり身動きが取れないでいた。

「・・・くっ!?」

猫は、僅かな力を振りしぼり、動けなくなったアリエルから魔王石を奪い返した。

そして、アリエルは振り返る暇なく朱色の炎に覆われ顔を塞いだ。炎はメラメラ燃え広がり、爆音を立てて5メートルもの高さまで上昇した。

 朱色の炎の向こう側には狼の様な眼で睨みつけているカイムの姿があった。

 アリエルは舌打ちすると、緋色のオーラに包まれ、竜巻の様な突風が巻き起こった。そして、姿を消した。


 カイムはルミナのところに行き魔王石を自身の体内に埋め込んだ。カイムは彼女に上着を被せると、そして自らの血液を分け与え、抉られた傷を治していった。傷は魔法にかかったかのように、綺麗に元に戻っていた。そして彼女を抱きかかえ自身のねぐらへと向かった。



ルミナは目が覚めると、広い廃墟の中の1室のベッドで横になっていた。全身の痛みはない。身体の傷を確認すると、すっかり綺麗に癒えていた。まるで、夢を見ていたような感じである。ルミナはベッドから起き、当たりを見渡した。もう大分暗くなっている。どれくらい眠っていたのだろうかー?部屋の天井が高く、シャンデリアが取り付けてある。空調がきいてないのか、隙間風が流れてくる。

 すると扉がキシキシ音を立てて開き、カイムが姿を、現した。

「すまない。全て俺のせいだ。」

カイムはそう言うと、灯りを灯しだぶだぶのワイシャツを手渡した。

「いいさ。別に。不可抗力だ」

ルミナはワイシャツを羽織り脚を組むと、苦笑いをした。

「・・・」

カイムは無言になり、ティーカップに紅茶を注いだ。

「煉獄では、どうしてたんだ?」

ルミナは真顔になり、カイムからティーカップを受け取った。

「お前には、関係ない。」

そう言うと、カイムは顔を背けた。

「」

ルミナはため息をつくと、軽く頭をかいた。

「ー聞きたい事がある。」

カイムはルミナの向かいのソファーに座った。

「何だ?」

「今の俺そっくりの青年が、この世界にいるみたいなんだ。彼は、10歳以前の記憶…前の世界にいた頃の記憶がないらしい。…心当たりがあるならー」

「…知らねーな。」

ルミナは、つかさず答えた。

「お前との繋がりがあるのは、知ってるんだ。」

「繋がりがあろうが無かろうが、彼は人として生きる事を選んだ。ダークネスに近づけない。例え、お前だろうとな。」

「何の魂胆だ?兄弟だぞ。」

「知ってるんだ。今のお前の身体は半妖状態。だが、前世のお前は魔力が強かった。だから、今の身体もダークネス化が進行して元の魔力を取り戻しつつあるとな。彼は、決してお前には近づけない。」

「…お前、他に理由があるだろ…?」

カイムは、直感で何かを悟ったかのように、じっとルミナを睨みつけた。

「そんな事より、昔、お前が死んでいたものだと思っていた。処刑されてからしばらく、何してたんだ?」

「ーあの青年が条件だ。」

「ー何度も言わせるな。断る。」

そして、しばらく重い沈黙が流れた。


「俺のせいで、天野セイジは亡くなったのだな…」

カイムは長い沈黙わや破りゆっくり視線を落とす。目はどことなく虚ろで、光が感じられない。

「いや、天野セイジを殺したのはクロスというダークネスだ。彼は人間でありながら、生まれつき、魔力が強かった…彼はダークネスに育てられたから、魔力が移ったんだろう。カイムは、魔力を捨て人間として生きる道を選んだ。向こうの世界でお前を転生させ、息子として育てたのも彼だ。」

「なんだってー?」

カイム渋い顔をした。

「彼には目的があった。亡くなった仲間の魔王石を集めるというー。それで、魔力の強いお前を転生させ、仲間に引き入れる予定だったんだよ。」

ルミナは真剣な面持ちで、目つきを尖らせた。

「無様だな。仲間の為にわざわざ命を犠牲にするなんて。死んだら終わりだろ。」

カイムの目は遠くを見ており、苦虫を噛みしめたような何処と無く複雑な気持ち面持ちであった。

「人は、時として大切なもののために命を張るものなのだよ。」

ルミナは紅茶をすする。

「なあ、お前、あの男に惚れていたことがあるかー?」

カイムは視線を逸らさず、ボソリと尋ねた。

「まあ、その時期はあったさー。だが、彼は他の女を選んだ。人間の女のをな。」

ルミナは面倒くさそうに髪をくるくるまわした。

「そうか。」

カイムは冷えた声で淡々と話す。

「彼は戦うのを辞め人間として生きる道を選んだ。そして、人間の女に惚れた……私は、永遠に少女のままだ。だから、私は虚しくなって、彼の元から離れた。私を見ると、思い出すだろ…」

ルミナはコップの紅茶を飲み干すと、遠い空を眺めていた。

「・・・悪い。嫌な事、思い出させたな。」

カイムの声はすっかり冷え切っていた。

「ーいいんだ。昔の事だからさ。」

ルミナは軽く笑った。


ー願いが叶うなら、ただの人間でいたいー。そして、平凡に幸せに暮らしたいー。


これは、生前の天野セイジが言っていた事だ。


 今のルミナはそんな事より自身が、いつダークネスになるのか分からないー


仲間と敵になりいつ刃を交わすことになるかもしれないというー、一抹の不安でいっぱいであった。 自分は、瀕死の頃ーダークネスの血で蘇生した。抑え込んでいた力が暴走し、いつ自分が悪魔と化すのか、分からないという、大きな不安をはらんでいたのだった。自分が何者か分からない。果てしない迷路を彷徨《さまよ》い続け、深い深淵の扉を開いてしまったみたいだ。

「ー大丈夫だ。俺が何とかする。」

カイムの強めの声で、ルミナはハッとした。

そして彼は、無言でしばらく動きを止めていた。彼の眼光は、鋭くなっていた。

 

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