死神エミリーは、人が自ら命を経つということをテーマにした物語の世界観を体現した主人公です。この作品を読んで特に独特の個性だと感じたのは、エミリーが探しだした命を断とうとするターゲットには被害者意識ではなく加害者としての罪の意識があり感情移入しやすかったという点です。 そして、ラストは感動しました。