第7話 私は女医なのよ♡

 私は今、シイちゃんの部屋にいる。いやー、シイちゃんはベッドで風邪で寝ている。うーん、どうしよう? 来たはいいものの、シイちゃんがスゴくしんどそう。私に出来ることってあるかな? あ。そうだ!

「私は女医なのよ♡ シイちゃん♡」

「ちょ、何を言っているの、ルノちゃん?」

「うふふ♡」

 私はタオルでシイちゃんの顔を拭いてあげる。いやー、いつかやってみたかったんだよね。女医さんごっこ☆

「苦しくないかしら? あ、いけない! 熱があるよ、シイちゃん♡」

「えーと、それじゃなんで今日はここに来たの? ルノちゃん? ふざけるなら帰って?」

「うふふ、私、ふざけてなんかいないよ?」

「それじゃ、どうして顔と顔の距離が近いんだよ? ルノちゃん?」

 ドキドキやわ♡ 風邪をひいているシイちゃんとこんなことが出来るなんて。うーん、キスしちゃおうかしら?

「もういい、好きにして、ルノちゃん」

「あらー♡ それじゃ♡」

 チュッ♡ 私とシイちゃんは、ついに、キャッ♡ 恥ずかしい♡


続く

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