第3話 シイちゃんに胸キュン♡

「うわあーーーーーー! 助けてくれえ!」

 私はテスト勉強中なのだ。思わず叫んでしまう。ううー、私は勉強がキライ。どうしよう? テスト勉強がこの上なくキライだ。私は教室、放課後にひとり。むむー! 私はやれば出来る女☆ さあ、頑張りますぞい☆

 しかし、ものの5分で私はまたひとり叫んでしまう。ううー、なんてこったい。こんなに勉強がキライな私が自分で許せない。うっ!? 頭痛が! なんつって☆ だが、テスト勉強をしないと、0点でも取ろうものなら、結果公開処刑になるようなものだ。むむー、あんの先生は人前でテストの結果を読み上げるからな。イヤなんだよ、あの先生は。ああ~、テストで0点は取りたくない! けれども、今のテスト勉強は、まるで全滅です。うっ!? 腹痛が! イテテ、これはガチの腹痛やん。

「助けに来たぞ☆」

 私は声の方を見る。シイちゃん!? その片手には、みるくてぃー。

 キュン♡


続く

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