第29話:達也が剣道を始めて集中力がつける

 与えられたテキストは、既に読み終えて、木谷仁の最初の授業を終えたとき、父の成宮賢と3人で珈琲を飲みながら木谷仁が、達也君は、やはり成宮先輩の子ですねと言った。それは、ソフトウェアの授業開始すると、いきなり矢継ぎ早に、鋭い質問攻めにあって、参りましたと笑いながら言った。


 テキストは全部読んで、不明な点を今日、全て聞きました。集中力が、すごいですねと驚いていた。実に頼もしいと話してくれた。数学がそうなので、直ぐに、できるプログラマーになりますと言い、ソニーでもこんな人材と欲しいと思いますと話した。すると、父が、達也はシリコンバレーをめざしているんだというと、そりゃー豪気だと、大笑いした。


 しかし、父は冷静に、達也も、UCSDで勉強して、アメリカのソフト業界を目指していると、真面目に言うと、こりゃー大変な仕事を引き受け、肩が凝りますというと、スザンナも入って大笑いした。しかし、父の成宮賢が真面目な話、達也のためには、お金は惜しまないと真剣な顔で話した。


 だから切れ者の木谷仁君に講師をお願いしたんだと言うと了解しました、達也君をびしびしと鍛えて上げるから、泣き言、言い訳はするなよと言うと、達也が、大きな声でわかりましたと答えた。そうして、プログラマー養成講座の1日目が終わった。達也は部屋にこもる日々が続き、さすがに、スザンナも心配した。


 外に遊びに行かないのと心配して成宮賢に、お父さんからも息抜きの大切さを教えて上げて下さいと言われた。そこで達也を呼んで、自分なりで良いから、自分の息抜きを考えろと言った。すると、剣道の道場に入って良いですか聞くので構わないというと自転車に乗り近くの道場に入門のお願いに行った。


 そして、週に1回30分、道場に通うようになった。再び、剣道の道場に通い始めると、洗濯物が増え、また、その汗臭さが半端なものではなくて、スザンナ驚いた程だった。2017年8月になると、楽しそうに剣道場へ通い、たまに、竹刀で、ひたすら素振りの練習をする姿が見えるようになった。


 そのうち達也の目つきが鋭くなった気がした。ある晩、父と母のスザンナが達也に剣道は、勉強に役立ってるのと聞くと、えー今迄より集中力がついたといいメンタルが強くなった気がすると言った。スザンナが道場ではどんな練習してるのと聞くと、最初の5分、黙想して、精神統一を計り、続いて、5分ずつの乱取り練習30分。


 この時は、一瞬の隙も見せず相手のちょっとした隙を突く練習をひたすら続けて、終了時も同じ様に黙想して精神統一を図った終了。だから20分の乱取りは、全く休みなしで、かなり厳しいと言った。勉強する時の集中力が増した。木谷仁君が、プログラムは、既にフォートラン、コボルなど古典言語は終了し順調だと言われた。


 そして夏休みに入り、土・日のソフトウェアの授業を開始し与えられたテキストは既に読み終えて、木谷仁の最初の授業を終えたとき、父の成宮賢と3人で珈琲を飲みながら木谷仁が、達也君は、やはり成宮先輩の子ですね、授業開始すると、いきなり矢継ぎ早に鋭い質問攻めで参りましたと笑いながら言った。


 テキストは全部読んで、不明な点を今日、全て、聞きました。集中力がすごいですねと驚いていた。実に頼もしいと話した。数学が、でそうなので、直ぐに、できるプログラマーになりますと言い、ソニーでもこんな人材と欲しいと思いますと話した。すると、父が、達也はシリコンバレーをめざしているんだというと、そりゃー豪気だと、大笑いした。


 しかし、父は冷静に、達也も、UCSDで勉強して、アメリカのソフト業界を目指していると、真面目に言うと、こりゃー大変な仕事を引き受け、肩が凝りますというと、スザンナも入って大笑いした。しかし、父の成宮賢が真面目な話、達也のためには、お金は惜しまないと真剣な顔で話した。だから切れ者の木谷仁君に講師をお願いしたんだと言うと了解しました。


 だから、泣き言、言い訳はするなよと言うと達也が、大きな声でわかりましたと答えた。そうして、プログラマー養成講座の1日目が終わった。その後も、達也は部屋にこもる日々が続き、さすがに、スザンナも心配して、外に遊びに行かないのと心配して成宮賢に、お父さんからも息抜きの大切さを教えて上げて下さいと言われた。

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