第28話:達也のカリフォルニア旅行2

 そして、空港近くのホテルに宿泊した。翌日、ロサンゼルスに飛んで、UCLA・カリフォルニア大学ロサンゼルス校を見学した。名所、サンタモニカ、ハリウッド見学をして、ビバリーヒルズの町並みを見た。昼食後、レンタカーでディズニーランドのアナハイムへ行き、レンタカーを返して、ホテルに入った。


 シャワーを浴び夕食をとり早めに床についた。翌日は、ホテルのバスでディズニーランドへ行き、昼食後、14時頃、ディズニーランドを出てアナハイム駅までタクシーで行きアムトラックという列車に乗ってサンディエゴへ向かった。あらかじめ、姉の成宮照子に電話を入れてあり、駅まで迎えに来てくれた。


 その後、姉の家で夕食をとり息子の成宮達也を紹介した。彼が将来、カリフォルニア大学ロサンゼルスかサンディエゴを目指していることも話した。翌日は、姉の成宮照子と旦那さんが、数年前からサンディエゴヨットクラブに入りヨットクルーズを楽しんでいると聞いて、成宮賢がヨットクルーズに連れて行ってと頼んだ。


 すると、翌日、2017年4月30日、サンディエゴ湾、周辺の半日にクルーズに連れて行ってくれる事になった。翌朝8時に家を出て、8時半にヨットクラブにつき、レンタル・カタマラン・クルーザーヨットを借りる手続きを取って、9時半に姉の成宮照子の旦那さんがカタマラン・クルーザーヨットを運転して、出発した。


 暖かいサンディゴ湾の日射しを浴びて、出発すると岸から離れ、サンディエゴの摩天楼が見えて気持ちよかった。この日は快晴で多くのセーリングヨットが出ていて壮観だった。その後、沖にへ出ると、船の周りにイルカの群れが、ヨットと併走する景色が見え、何枚も写真を撮った。


 そうして、成宮照子が用意してきたサンドィッチとコーラを食べながら成宮賢が俺、会社退職したから遊びに来るので宜しくと言った。できたら、ヨットの免許も取りたいなと言うと成宮照子も今年、免許に挑戦するつもりだから一緒に取ろうと言った。そして、達也にも遊びに来て良いからねと優しく言った。


 すると達也が、これからもよろしくお願いしますと、頭を下げると、そんなに、堅くならなくても良いのよと言い、どうせ、家は大きいから、泊まれる部屋はあるのよと豪快に笑った。そして日が傾いてきた17時過ぎに、ヨットクラブに戻り、ヨットを返して家に戻った。


 明日は動物園、水族館、UCSD・カリフォルニア大学サンディエゴ校の見学しに行こうと言われた。翌日は、朝9時に起きて、姉の成宮照子の運転で午前中に動物園、水族館を見学して、昼食後、UCSD・カリフォルニア大学サンディエゴ校を見学した。大学は、広い敷地に緑が多く、きれいなキャンパスだった。


 変わった形の近代的な建物が多かった。留学生はUCSD・Extensionで勉強する事になると言いその個性的な建物を案内してくれた。キャンパス内を市電が走り、交通の便も良いみたいだ。この景色や、学んでいる若者を見て、成宮達也も、ここで学びたいという気持ちが膨らんできた。その後、家に帰った。


 その後、これからは、全部英語で話そうと言い、今日の感想、今後の方針、抱負を述べないと成宮照子が達也に言うと、堰を切ったように英語で感想と今後の方針を述べ始めた。UCLA・カリフォルニア大学ロサンゼルス校でなくて、UCSDカリフォルニア大学サンディエゴ校で学びたいと言った。


 絶対に合格するつもりなので、その時は、下宿させて下さいと言うとOKと成宮照子がいった。いままで、大人しくしていた母のスザンナが、その時は、宜しくお願いしますと、頭を下げた。そして、成宮賢、スザンナ、達也の3人は2017年5月2日、サンディエゴをたち日本に向かった。


 5月下旬、達也が父に相談があると言うので話を聞くと、週に1回、プログラムの勉強も受けたいと言った。そこでソニー時代の知り合いに頼んでもらえないかと言われ了解した。その後、成宮賢は、ソニー時代の後輩でプログラムの専門科3人に声をかけると、その中の1人で近くに住む若手の木谷仁が協力するといってくれた。


 その後、プログラムの講師をお願いし、毎週土曜か日曜日の夜19時から20時の1時間と決まった。そして、一緒に夕食をとろうと言うと、木谷仁が、独身なので、それはありがたいと喜んでくれた。月謝は5千円で了解してくれた。


 そして、木谷仁が教材本を5冊選んで、達也に、読んで置くようにと渡した。ソフトウェア塾は、2017年6月20日、夏休みに入ってから開始することにした。2017年7月、夏休みに入り、土・日のソフトウェアの授業を開始した。

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