第2話 同居人

ふー、

俺は、ソファーで横になっている

俺「なんか、久しぶりに休んでる気がする」

ガチャ

ん?

?「ここが新しいお部屋かー最高だにゃー」

なんだか知らない女の声が聴こえた

しかも異様なしゃべり方の

ガチャ

玄関とリビングを繋ぐ部屋のドアが開く音がした

俺は、身構えた


そこには、身長156cmくらいの小柄で元気の有り余った表情にキラキラした瞳

金髪ロングの可愛らしい女の子がいた

?「やー!君が聞いてた同居人かね」

俺「いや、なにもきいてないんですけど」

?「そういえば、今日テストがあったんだけどね、私また一位になっちゃってそれで…

急に早口で自分語りを始めた

なんなんだこの人は、

俺「とりあえず俺は、一年C組の神井 聖

  っていいます。」

?「ああ、自己紹介を忘れていたね。

 私は、晴野 空。そらちゃんでいいよ!」

俺「そんな初対面でいきなり…

晴野「そういえばね」

俺が話しているのに急に話始めた

晴野「このルームには、あと二人くるんだよ!一人は、一年の女の子。もう一人は、

三年の男子。いやー楽しみだねー」


少なくともあと二年は、この人と同じルーム

なのかーっていまなんと

俺「俺の空耳でなければあと二人ルームメートがいると…

晴野「あと二人くるよ!」

俺「えー!!!!」

これがアニメならば、家が揺れていたであろうくらいに驚いた」

 

たのむからまともな人であってくれ

晴野「いやー、それにしても神井くんは、幸運の持ち主だね!私と同じ部屋になるとは」

俺「…」

晴野「勉強も出来てビジュアルもよくて性格も良くて…

俺「…」

俺は、今気がついた。だから部屋が広かったのかー。

この際、小さくてもいいから一人部屋を

ガチャ

晴野「お!きたきた」

なんでそんなに楽しそうなんだ


?「お、おじゃまします!」

なにやら大人しげで可愛らしい女の子の

声が聞こえてきた

スタスタと小さな足音が聞こえてくる

ガチャ

そこには、茶髪でボブ、156cmくらいの

女の子がいた。


当たりだ!!


晴野「いらっしゃーーい」

本日より、この部屋に住まわせて頂くことになりました!春坂遥です!よろしくお願いいたします!」

晴野「お待ちしておりましたー!」

俺「よろしくお願いします」

晴野「そういえば、春ちゃんは、何年生

だっけ?」

春坂「はい!今年から一年B組になります!

俺「とゆーことわー、俺の同級生になるのか!俺は、今年から一年C組の神居です!

よろしく!」

春坂「はい!よろしくお願いいたします!」

とことなくこの子の顔が、赤くなった気がしたが、まあ緊張してるんだろう

俺「てか、先輩!あと何人くるんですか!」

晴野「ん?あと一人だよ?」

ガチャ

その時、ちょうど良いタイミングでリビングのドアが空いた音がした

晴野「おー!久しぶり!」

?「久しぶり。この人が新しいルームメートか、なんだか、これから楽しそうだ」

俺「えっとー」

?「あー悪い悪い俺は、青矢 凛 今年から

三年A組になっているよ、去年も晴野の同じ

ルームメートだったんだ」

俺「そーなんですね!俺は、神居 聖です」

春坂「春坂 遥です。よろしくお願いいたします」 

青矢「よろしくね」

俺は、ふと時計を見た

時計の針は、日付が変わろうとしていた

仮眠を取っているとは、いえそろそろ寝ないとみんなも明日の始業式だし

俺「明日は、始業式だしそろそろ…

晴野「さあ、みんな集まったことだし交流を深めるとしますかー!」

そういって晴野は、自身の整理されていないカバンを漁り始めた

正直嫌な予感しかしない

晴野「じゃじゃーん!人生ゲーム」

これは、まずい、せめて春坂だけでも

俺「春坂さん、今日は、疲れただろうし、

もう休んだら?」

春坂は、目に火が灯っていた

春坂「私は、やります」

まさかの負けず嫌いか

晴野「仕方ないし、やるますか!」

仕方なくなっているのは、誰のせいだろう」


これがあと一年は、続くのだろう、

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