この世界は、神の偶然か民の奇跡か

kuroisyounen

第1話 目的

神様とは、やはり人々のイメージなのだろうか…

天罰とは、人々に悪いことをさせないようにする為に誰かが作った印象操作を

言語化したものなのだろうか。

しかし人々は、「神様は、気まぐれだ。」「神は、残酷だ。」と

見えないものにまたイメージを重ねる

それは、風評被害なのだろうか

一体俺の何を知って言っているのか質問したくなる

そしてその神の正体こそ正真正銘ぼくだ



俺、神井 聖(かみい さとし)は、神の生まれ変わりだ。

見ての通りどこにでもいるごく普通の高校生だ

しかし.なぜ今ここ(地上)にいるのかは、覚えていない

ただ、「目的を知っていては、向こう側に行く意味がない」と仏様に言われたのは

確かに覚えている。そこから記憶が吹っ飛んでる

人間もみな「こういう事」を言われて生まれてくるらしい

生まれた来て死に行くまで何のためにここ(地上)に来たのか自分で分かっていないと意味がない。もしもその意味が誤りだとしても

と、いう事で来た理由は、わかっていないが明日から学校が始まることは、分かっている。

仏様が学校関係者の人間の記憶を少しいじって俺も入学者の一人にしたらしい

もう夕方だな、そろそろ学生寮に行ってみよう

俺は、夕陽に当たりながら黒いパーカーを浅く被りスタスタと歩いた

「ここが寮かー」

俺の目に映っていたのは、寮というには、とても大きく青色のマンションと言われても誰も疑わないような立派な建物だった。

ピンポーン

俺は、管理人と書いてあるあるボタンを押した

するとそこには、黒髪長髪で身長170センチくらいの長身でメイド姿の美人が現れた

俺は、思わず目を奪われた

管理人「えーっと」

俺「あ、すみません。今日からここに止まることになっています神井です!」

管理人「お待ちしておりました。神井様。では、お部屋は、206号室となります。」

そう言って俺は、銀色の鍵を渡された

俺は、早速へやに向かった

俺「スゲー綺麗だ!」

部屋のドアを開けるとまさにタワーマンションの一室のような空間が広がっていた

透明で触れるまで存在すら分からないような綺麗な窓

通常の4倍くらいありそうな広いベッド

軽く泳げるんじゃないかというほどのお風呂

だが俺は、何よりも先にベッドに飛び込んだ

「なんか今日は、色々あって疲れたなー、記憶は、消えても疲れは、消えないのかー」そう言って俺は、いつの間にか眠りについていた

しかし俺は、その時きずいていなかった少し訳ありの同居人がいることを

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