完結、おめでとうございます。
宗教絡みの難解な事件には恐怖を覚えますが、そこに身を置いて生まれた境遇の母子の悲劇が克明に描かれていると思いました。エロスとタナトスを名乗っていた天野礼子の精神的破綻が痛々しく、その心に寄り添ったことで新見警部が辿り着いた真実もほんとうに悲惨で、悲惨な真実と向き合う厳かなひたむきさが印象的でした。
作者からの返信
中澤様、最後まで応援頂きましてありがとうございます。
この作品に読者様がどう感じてくれるかなどは、初めての長編を書き上げた今、考える余裕が正直言って無いのが現実💦恥ずかしながら、今は書き上げた充実感に浸っております。また、今日一日かけて細かい手直しをしようかなと...
私にとっての処女作となるだけに、少しでも良いものにしたいと思っております。
これからも、よろしくお願い致します(^^)
登場人物の心に入り込みながら、そして作中の曲を楽しみながら読ませていただきました。次なる新見警部の事件も期待しています。
作者からの返信
最後までお付き合い頂きまして感謝申し上げます。
本編に登場する楽曲、「ドナドナ」「Autumn Leaves」「ラクリモサ」「フーガの技法」「月光」は、この小説の世界観を表現する為に選択しました。小説と共に鑑賞頂けたことに作者として喜びを感じます。ありがとうございます。
新見啓一郎の続編は、今後「新見啓一郎の事件簿」としてシリーズ化して参りたいと考えております。現在構想中ですが、近々公開出来るかと...その時はまた、よろしくお願い申し上げます(^^)