第14話 ご主人様との戦闘

その多くの魔物達は今にも襲って来そうな感じで、

私とご主人様は戦闘態勢に入るのです。

まずは、遠距離攻撃が可能な私が魔法で先制攻撃を仕掛けることに決めました。

私の魔法は強力ですから。

それから、私は呪文を唱えて、炎の球を敵陣に向かって放ちました。

そして、それと同時にご主人様は剣を構え突撃する準備を始めたようでした。

そして、次の瞬間、私の攻撃を合図にして、敵陣営が襲い掛かってくるのですが、

私達はそれを難なく躱しながら、どんどん突き進んで行きます。

しかし、中には素早い動きをする魔物や飛行能力のある魔物などがいて、

少し手間取ってしまうこともありました。

ですが、最終的には何とか勝利を掴むことができたのです。

その後、私達は戦利品を集めながら帰路につきます。

その途中で魔物達がまた出現してきたので、

今度はご主人様の魔法と私の剣を使って仕留めていくことになったのです。

その途中で新たな魔法を開発している途中、あるアイデアを思いついて、

すぐに試すことにしました。

そうすると、効果が予想以上に大きかったみたいで、敵を倒せることが出来たんです。

(これはもしかして、大技の出来上がりかもしれませんね!)

と確信しながら、その新しい魔法を磨いていくことに決めました。

そんなふうな感じで、私達二人は試行錯誤しながら戦い続けていたんですけど、

突然とんでもない異変が起こるのでした。

なんと、今まで倒した魔物が元通りになっていたんです。

驚きと恐怖に襲われつつも何とか冷静に対応して、もう一度魔物達を倒し直そうと試みます。

そして再び戦闘が始まり、ようやく勝利を掴むことができたのです。

ですが、これで終わりではありませんでした。

なんとまた新たな魔物達が出現したんです。

しかも今度は先程よりも強力そうな個体ばかりで、とても手強い相手だとわかりましたので、

こちらも全力で立ち向かわなければなりませんでした。

私は覚悟を決め、そして全身全霊を尽くす覚悟で戦闘に入りました。

私の弱点や強みというのは、膨大な知識量による多角的な攻撃であって、

その点を活かして戦えば良いと思ったんです。

それに、魔法を駆使しながらも剣技にも磨きをかけていくことで対応していくことにします。

そうすると少しずつではありますが、確実に敵の数を減らせているように感じていきました。

そうして何時間にも及ぶ死闘の末、ついに勝利を収めることができたのでした。

しかし、まだ終わりではなかったんです。

なんと新たな魔物達が出現してきたのです。

しかも今回は先程とは比べ物にならないほどの強敵揃いのようです。

(これはちょっとヤバいかな?)

そう思った矢先のこと、突然目の前にガルアレーアが現れたのでした。

その姿を見た私はとても安心しながら、心の底から彼女のことを尊敬していると感じるようになったのです。

それから、改めて目の前にいるモンスターたちと戦うことを決意するのでした。

(絶対に生き残ってやる!)

私はそう思い、次の戦いに向けて最善の準備を始めることにしました。

しかし、予想外の出来事が起きることになります。

なんと、魔物達が地面に消えていったのです。

私は混乱しながらも何が起こったのかを考えます。

そこで、一つの考えが浮かんで来ました。

もしかするとこの洞窟の奥にはまだ何か秘密があるのではないか?

そう思って、私とガルアレーアの二人だけで先に進むことに決めたのですが、

予想通りそこには巨大なドラゴンが眠っていました。

「ガルアレーア、これはチャンスかもしれないよ!

このドラゴンを倒せば、きっと私達のレベルも上がるはず!」

私は興奮気味に言いました。

そうすると彼女も同意してくれたようで、二人で協力して戦うことになりました。

まずは私が先制攻撃で魔法を放ちました。

しかし、相手は怯むことなく反撃してきました。

その威力はかなり強く、一撃で致命傷を負う可能性すらありましたが、

何とか回避することができました。

次にガルアレーアが攻撃を仕掛けましたが、相手もかなり強かったので苦戦を強いられている様子でした。

そこで私は彼女に加勢するために剣を構えて走り出し、敵に向かって斬りかかりました。

その結果、見事に命中させることができましたが、それでも倒すまでには至りませんでした。

その後も何度か攻撃を繰り出したものの、やはりダメージを与えることはできませんでした。

「どうすれば倒せるの?」

私は焦りを感じながらも必死に考えを巡らせました。

(何か方法はないの?)

そう思いながら、攻撃を続けていると、突然あるアイデアが浮かんできたのです。

それは、相手の弱点を突くことでした。

そこで、私はドラゴンのお腹の下に潜り込み、思いっきり剣を突き刺したんです。

そうすると予想通り、大ダメージを与えることができたようでした。

しかし、致命傷には至らなかったようで、すぐに反撃を受けてしまいましたが……。

それでも諦めずに何度も同じ箇所を攻撃し続けた結果、ついに倒すことができたのです。

私達は喜び合いましたが、まだ終わりではありませんでした。

そこへ違うドラゴンが出現し、私達に襲い掛かって来るのです。

「こうなったらもう逃げるしかないね」

と言って、ガルアレーアと一緒に逃げ出すことにしたのですが、

どうやらその判断は間違っていたみたいです。

なんと、逃げた先にも別の魔物がいたんです。

その数は3体ほどで、いずれも今まで出会ったことがないほど強力な相手でした。

しかも、逃げようとしても退路を断たれていて、完全に追い詰められてしまいました。

(このままだと殺されてしまうかも……)

私はそう思い、死を覚悟しました。

しかし、その時でした。

突如、目の前に一人の女が現れ、颯爽と登場してきたのです。

その女は見るからに只者ではない雰囲気を漂わせていましたが、圧倒的な力で敵を薙ぎ倒していきます。

「あなたはいったい誰なのですか?」

私は思わず問いかけました。

そうすると彼女はこう答えました。

「私はサナトスといいます。あなたと同じ世界からやって来た冒険者ですよ」

という衝撃の発言を聞いた私は、一瞬固まってしまいましたが、

すぐに気を取り直して、質問を続けました。

そうすると彼女は、さらに詳しく話をしてくれました。

その内容をまとめると、こんな感じになります。

まず最初にこの世界は私達がいた世界とは違う、別次元の世界であること。

そしてこの世界にはたくさんの種族が存在していて、人間やエルフ、獣人といった多種多様な種族が混在していること。

それから、彼女はそれぞれに得意な分野があり、例えば魔法使いなら攻撃魔法が得意、といった感じらしいです。

また、スキルと呼ばれる特殊な能力を持っていて、それを駆使して戦闘を行うのだそうです。

その他にも、色々な情報が飛び出してきましたが、あまりにも多すぎて覚えきれませんでしたので、

必要になったらその都度聞くことにしようと思います。

そんな中、彼女が突然口を開きます。

彼女によると、私と同じように彼女も転移させられた一人で、元の世界に帰るために戦っているということでした。

つまり、仲間が増えたわけです。

これで心強いと思った私は、彼女と共闘することに決めました。

そうして三人で力を合わせて戦うことにします。

最初のうちは順調だったのですが、段々と劣勢になっていきました。

というのも、敵が強くなっているんです。

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