第二章 神々の遊戯が始まる編 7

神々の遊戯が始まるまであと、4日

俺、氷室令は全てを記した辞典で戦わないでレベルを上げる方法を探していたが、無かったのでしかたなく魔法の熟練度を上げていた。

パーティーメンバーと一緒だと、火魔法と風魔法しかできないから自主練中。

そして、水魔法を使っていたら水の温度を調節できるようになって、おそらく氷魔法を使えるようになったけど、かなり使い勝手がいい。

「魔力消費を考えないで魔法が使えるからどんどん熟練度が上がってるのかな?」

そう思ってステータスを見ると魔法の欄が変わっていた。

氷室令 18歳 職業 高校生 創造と破壊の神の使徒 魔道王

 レベル1

 HP 360 力 150 防御力 240 魔力 ∞ 魔法耐久力 1620 素早さ 260 運 3900

 スキル 創懐の人眼 鑑定眼 職業スキル 神眼 無限魔力 複合魔法 職業加護 ステータス10倍

成長速度100倍 魔法熟練度1000up 女神(創造神と破壊神)の加護

 魔法 火魔法 水魔法(氷魔法) 風魔法 地魔法 雷魔法 光魔法 闇魔法 治癒魔法 再生魔法 重力魔法 魅了魔法 時空間魔法 付与魔法 強化魔法 召喚魔法 称号 高校生 創造魔法の使い手 破壊魔法の使い手 人の眼を極めし者 全ての魔法を知りゆる者 になっていて、氷魔法が増えていた。

「魔法の派生形があるのか、他にも派生形ありそうだな検索するか」そうして、

【検索欄 魔法の派生形 検索結果 火魔法(爆裂魔法) 風魔法(飛行魔法)水魔法(氷魔法) 地魔法(振動魔法) 光魔法(粒子魔法) 闇魔法(血魔法) 付与魔法(錬成魔法)が現在表示できるものです】

「結構種類があるんだな、よーし熟練度を上げるか!」そう思った矢先、

放送で『特異チームの四名は校長室に集まりなさい』と放送され、

俺は校長室に寮から向かった。

俺がつく頃には他の三人は既にいた。

「みんな何か知ってるか?」そう聞いたら、「全員何も知らない」と、園部が答えた。

そしたら、扉が開き校長と知らない女の人が入ってきた。

女の人は、とても小さく身長が大体140センチ後半ぐらいか?と、思った。

校長が「このチームに、顧問兼連絡係の人をつけたくてね彼女が適任なんだ」と言った。

「どのように適任なんですか?」小栗がそう聞くと、

「彼女の職業は念話師なんだ、どれだけ離れていても一度接続した人とは念話ができるそうだ」校長がそう言ったので、納得はしたが名前を聞いていないので

俺が「名前は何ですか?」と聞いた。

すると、「後藤 葉杜華です。よろしくお願いします」

と、とても小さく高い声で言った。

「彼女何歳なんですか?戦いについて行って大丈夫なんでしょうか?」園部が聞くと、

葉杜華さんが「これでも21歳で、社会人です!!」と怒ったような声で言った。

「そうなんですね。よろしくお願いします」と少し膝を曲げて身長を下げて握手をした。

ちなみに、俺は身長174センチだ。

だから明らかに、年の離れた兄弟のように見えるだろう。一応俺のパーティーメンバー設定しておいた。鑑定をすると、

 後藤葉杜華 年齢21歳 職業 念話師 植物使い

 レベル1

 スキル 念話 植物操作 魔法 治癒魔法

 力 12 防御力 32 魔力 132 魔法抵抗力 169 素早さ 28 運 184

称号 植物に愛されし者 コミュ症 

だった。なんか可哀そうだな、コミュ症って。

そして、校長が「チームに名前を付けないかい?」と聞いてきた。

「流石に特異チームだと、かっこ悪くないかい?」そう聞かれたので、

「じゃあ、神に抗う者たちでどうですか?」そう言ったら、

道雄が「それは中二病っぽくないか。だってお前昔かなり」

「だぁぁぁぁぁーーーー!!」と俺は叫んで聞こえないようにしたつもりだが、手遅れだったようだ。

小栗には憐みの眼差しを向けられ、園部には「男子ならそんなこともある」と憐みの言葉を言われた。

それの方が心に刺さるんだよ、、、

そう嘆いていたら、「大丈夫ですよ、私も女子なのに中二病でいじめられかけましたから」と頭に響く声が聞こえた。

「これが念話ですか?」と心で思うと「そうですよ」と声がかえってきた。

そして、俺は諦め、チームの名前は園部の案である『防衛隊』になった。

理由は、呼びやすいく、守ることが分かりやすいからだ。まあそんなことになるとは思った。

そして、校長室から出ると念話で「この後屋上に来てください」と葉杜華さんに呼ばれた。

「何なんだろう」そう思って屋上に向かった。

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