第二章 神々の遊戯が始まる編 2
【起きてください】俺は、何かうるさいなと思いながら目を覚ました。
「うん、なんか気絶する前に声が聞こえた気がするが、気のせいだろ」そう思ったら、
【気のせいじゃないですよ】
「うおっなんだ?誰だ?」
【【私は(創造神です 破壊神です))】】
「は?創造神?破壊神?マジで?」
【はい】創造神がそう言った。
「あのさ、神々の遊戯ってお前らが始めたのか?」
【いいえ、違います。神々が暴走し、人類を滅ぼそうとしているのです】創造神が言った後、
俺は「お前たち創造神と破壊神だろ。神々の暴走ぐらい止めれないのか?」そう聞いたら、
創造神が【今、他の神々に幽閉されていて何もできないんです】と言われた。
うん?じゃあ、この本は誰が用意したんだ?そのことを聞くと、
【他の神々にばれないように、こっそりと用意したんです】
そして、もう一つの疑問は、何で俺が選ばれたんだ?
【それは、神々を相手取ってもひるまない精神力を持っていたからです】
俺ってそんな奴だったけ?
「俺ってそんなに精神力が強いの?」
【はい、死の危険が迫っていても、落ち着いて行動が出来るほどです】
「神々の遊戯は、いつから始まるのか?」
【一週間後です。そしたら、警備が手薄になるので、そちらに行かせてもらいます】
「てか、破壊神はしゃべらないの?」
【基本無口なんです】
「なんで、創造神と破壊神なのに、神々に幽閉されたんだ?」
【それは、神力がほとんど封じられているからです。でも、貴方が使徒になってくれたおかげで転移できそうです。でも、遊戯が始まるまではできないんですけどね 】
「そうか。で、後は職業スキルと加護について聞きたいんだが」
【っすみません。見回りが来たので念話を切ります】
「は?おい!」反応が途切れた。
マジかよ。そんな面倒なことに巻き込まれたのか、、、
俺がこうなるのって古本屋で本を買ったときから決まってたんだな、、、
遠い目をしてたそがれていた。
「うん?てか創造神と破壊神が用意したのっておそらく
【スキルを司る書】と【全ての魔法を書き記した書】
は誰が用意したんだ?」
一つの疑問を抱きつつ、神と戦うなんて普通の人生ではありえないよな~
乾いた笑いをしていると、
「ピロン!」
携帯が鳴った。
「何だろう?」
道雄からのメールだった。
「これから裏山でスキルとかの確認をしてくる!」
そうか、裏山でスキルや魔法の練習をすればいいんだ!
そうして、裏山に向かった。
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