第1章 古本屋で本を買う編 3

「おっ」

次に目が覚めたのは、1時間後だった。

 二回目だから、慣れてきたのかな?

 次に、頭に浮かんできた言葉は【デリーク】

 よし、『デリーク』


そして目の前に出てきたのは、使用魔力量 破壊範囲 破壊物 破壊力

 の四つ。


「うん?そういえば俺魔力量そこまで高くなかったよな。使えるのか?」


 改めて、創造魔法と破壊魔法の魔力使用量を確認すると、最低でも100。破壊に関しては物によるが250は必要だった。


「今の俺じゃ使えねえじゃん」


 そう思ったが、

「あの古本屋にあった怪しい本あと二冊あったじゃん」

と思いだし、バイトして買ってみよう。 

そういや、今日は日曜日だよな明日学校じゃん!


「う~ん。この件については誰にも言わないようにしよう」

と決心した。

 しかし、この後起きる出来事によってその決意を変える。

 そして俺は寝た。 そして、この時から少しずつ世界が変わってきていたんだ。


「ふぁ~」


目覚ましの音で、俺は目が覚めた。ちなみに、俺は現在一人暮らしだ。

 高校は、奈留県の国立奈留理化学高校に通っている。

 朝ごはんを食べて学校に行く。まあ、校内の寮に住んでいるので行くと言うのかはわからない。

 とりあえず、学校が終わった後、いつもの居酒屋のバイトに行くか。

 そう決めた。

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