第4話 四

未だにシャイグランドは土下座しているのですが

本当にサクラは穿いているショーツを見せるのでしょうか。


「シャイグランド、本当に穿いているショーツを見たいのかしら?」

そう言われるとシャイグランドは顔をあげてサクラの顔を見ながら

「あぁっ、サクラの穿いているショーツが見たいんだよ、いいだろ?」

「でもね、只の親友じゃないの? 本当に見せていいのかしらね」

「もし、穿いているショーツを見せてくれたら我の事をコキ使っていいぞ」

「それって本当なの?」

「あぁっ、本当だ」

「はぁ~、わかったわ、見せてあげるわね」

そう言われるとシャイグランドは腰をあげて立ち上がるとサクラの両手を

掴んでぶんぶんと振っているのです。


「そんなに嬉しいの?」

「あぁっ、嬉しいさ」

「意外とシャイグランドってエッチなのね、うふふ」

「エッチでも何でもいいさ、サクラの穿いているショーツを見れるのならな」

「はいはい、わかりましたわ」

そう言いながらサクラは丈の長いドレスの裾を手を伸ばして掴むと

ゆっくりと持ち上げていくとサクラの生足が見えると

「サクラの足って本当に綺麗だよな、戦闘するのには向いてない」

「そうなのかしら?」

「そうだな」

そう言われるとサクラは徐々に持ち上げていくと穿いているショーツが見えるのです。


「おぉっ、これがサクラの穿いているショーツか」

「いくら親友とは言っても恥ずかしいからあんまりジロジロと見ないでね」

「いやいやっ、じっくりと見ないといけないだろう」

「そ、そう言うものなんだね」

そう言いますとシャイグランドはサクラの傍まで行き屈むと顔をサクラの股間辺りを近づけて

匂いをクンクンと匂いで嗅いでいるのです。


「ちょっと何で匂いを嗅ぐのかしら? 変な匂いでもするのかしら?」

「いいやっ、サクラの良い匂いがするな」

「………………」

サクラは羞恥心のせいで頬を朱色に染めておりまして、きっと耐えているのでしょう。


「なぁ、サクラっていつもこんなショーツを穿いているのか?」

「こんなショーツってイチゴ柄がいけないのかしら?」

「そう言うわけじゃないが……随分と可愛いショーツを穿くなって思っただけだ」

「私はね、可愛いモノには弱いのよ」

「成程な」

「もう満足したでしょ?」

「まだ見る」

「そ、そんなっ……そんなに見られると私困るわね」

「いいじゃないか、もっと見せてくれよ、我の事をコキ仕えるんだぞ?」

「そうだけど……物凄い恥ずかしいわね……」

「もうしばらく辛抱してくれ」

そう言われるとサクラは頷くしかなかった。


そして、この後もサクラは穿いているショーツをシャイグランドに見せ続けているのだった。

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伯爵令嬢は魔王と共に 一ノ瀬 彩音 @takutaku2019

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