第8話 夢
「〇〇ちゃん、一緒に帰ろ」
私は高一の時の夢を見た。〇〇ちゃんとは、中三の時同じ高校を受けると知って話す機会が増えた。仲良くなったきっかけは、好きな漫画や音楽が同じだったらことも直ぐに仲良くなれたのだろう。同じ、高校に入学してクラスも同じだったので仲の良さは格段に上がっていた。
順風満帆で、これからも楽しい学校生活を送れると思っていたけど高2になっていじめが始まり私が被害者となった。それよりも、〇〇ちゃんに言われたあの言葉が1番辛かった。
なぜ、私は今更この夢を見るのだろうか。私は、心の何処かで友達を作るのが嫌なのかもしれない。
たしかに、またあんなことが起きたら次は本当に自殺しそうだな。前も、何回か考えたけど怖くて出来なかった。
今は、死ぬよりも生きて声がもう一度だせるようになりたいな。笑ったり告白したり歌ったりしたいな。
さてと、朝ごはん食べて着替えて学校に行きますか。昨日寝る前に、やりたい曲も選んだし、切り替えて行きますか。
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