おまけ「次回予告!!!」
呼び出しに応じて理事長室へと戻った霧子は、現役学生とは思えない効率で理事長としての業務を
茜からの返信はすぐに来た。
『私がやるんですか!?そりゃあ私が
霧子はこの返信に対し、太陽はとても乗り気であると返した。
今後もまたすぐに返信が来た。
『マジですか!?あのムッツリエロ魔人め!女なら同じクラスで隣の席の友達でも見境なしとか最悪ですね!本当に男ってやつはみんなエロい奴ばっかで困ります!本当に男ってバカばっかです!下心見え見えのエロバカばっかです!
茜のこの返信により、
次回!
では諸君、次回をお楽しみに!!!!!
ここまでスクロールしてくれたキミ、キミこそが
キミには、感謝の気持ちを込めたおまけとして、
彼女は去年の春、受験を経て私立剣ヶ峰学園高等部へ入学した所謂受験組と呼ばれる外部生である。
中高一貫校である私立剣ヶ峰学園は、中等部から入学してエスカレーター方式で高等部へ進学する生徒が多い。所謂エスカレーター組と呼ばれる内部生である。
その内部生のほとんどが裕福な家庭出身である。
しかし!
私立剣ヶ峰学園は金持ちの金持ちによる金持ちのための学校ではない!
その証拠に、学業や部活動だけに限らず、他の者にはない秀でた才能や秘めた可能性と優れた人間性を持つ者に対し、完全無償で入学から卒業までの学費及び衣食住などの生活費の全てを負担するという、剣ヶ峰学園オリジナル奨学金制度、通称剣学オリジナルが設けられている。
この剣学オリジナルは、定数を設けず、尚且つ生活費という項目には、一定額の
そして、茜を含めて受験を経て高等部へ入学した外部生のほぼ全てが剣学オリジナルの恩恵を受けている。
即ち、外部生の
しかし、それらは決してエリートやギフテッドと呼ばれる者達だけではない。
例えば、単純に運が良いという理由で剣学オリジナルの対象となって入学した強運の持ち主もいる。
その者は、受験の際に受験者全てに行われた何の意味もない数字、漢字、記号などが羅列された三択を二十項目に渡って選択するというだけの単純なアンケートで、その二十項目の全てで
無意味な三択を二十回繰り返すアンケートで二人の選択が完全に一致するというのは、じゃんけんで例えるなら、互いに出す手を選ぶことがなくランダムにグー、チョキ、パーが選択される機械を用意し、それが二十回連続してあいこになるということである。
答えどころか何の意図すらも存在しないからこそ完全に一致するはずなどなく、一致したとすればそれは即ち天から与えられた運の良さ、
ちなみに、ランダムな三択を二人で行い、二十回全てにおいて完全に一致する確率は約三十五億分の一である。
なお、
そして実は、水無月茜というのは、名前と上記の設定をたった今思い付いただけなので実際にはまだ何も決まっていない。
次回作にて、より人間味のある水無月茜という人物像を語れるようにしておくので、茜についての説明は以上で勘弁して欲しい。
再会を望む者があればきっとまた会える!
では、次回作があればまた会おう!
さらばだ!!!!!!!
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