生まれ変わる前に師匠から授けられた合気道の技。そして生まれ変わった後に身についた透視と念動の超能力。プラス生まれ変わった後に身につけていく針治療の技。 これだけでも十分にチートなのですが、これらの力を自分の欲を満たすために使うのではなく、街をよりよくするために使おうというところが新しいです。それは主人公が分別の付く大人の記憶を持って生まれ変わったからなんでしょう。新感覚転生時代劇。オススメです!
硬派な作品が好きな人にぴったりな、重厚感溢れる文体と内容です。主人公の安針も、これまた渋い!! 個人的には、こういう転生主人公は大好きです。 ちなみに、作品の最初のイメージは「必殺仕事人」でしたが、読み進めていくうちに色々な「始末」が出てきます…まさか領国経営的な話まで出てくるとは、思いもしませんでしたが。(笑) そのほか、安針が他人に「始末」をさせたがらない辺り、安針の優しい人柄が出ていたり…皆さんも、ぜひ一度読んでみて下さい。
濃厚な江戸時代の描写と始末屋として生きる主人公の生き様。確かな文書力によって表現される物語は読み手をあきさせまん。時代劇が好きな方、ダークファンタジーが好きな方にオススメです!