五頁目 「ドッペルゲンガー」

わたしはだぁれ!だぁれ!あ〜あ〜アー!

ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!

はぁ。わ、わたし、今まで何をしてたの?

でも、なんとなくだけど発狂してたことはお覚えてる。でも、それは本当になんとなくで、もしかしたら、発狂してないかもしれないし……

うん?何か見えるんだけど……窓の向こうに。誰だろ〜こんな夜遅くにみゆっちが来るはずもないし……う〜ん。宅配便?違う気がする……そしたら、回覧板を持って来た人?

でも、わたしが住んでいる地域には、そー

ゆーのは無いって聞いてるからな〜じゃあ、

誰だろ〜

うん?誰かに似てる気が……って、え!!!

わ、わたしじゃん……わたしに似てる……いや、そ、そ、そっくり……そっくりなんですけど!ど、どーゆーこと?え!どーゆーこと

なの〜?

しかも、こっちに向かって来てる気がする……や、やめて……やめて……よ……こ、

こっちに来ないで……

え?こ、この音。ま、まさか……き、来たの……ど、どうしよ……あ、開ける?ど、

どーすれば良い〜の〜

わ、分からないから、とりあえず開けようかな〜

わぁ!グ、グサッって、さっき……あ!ち、

血が……どう……し、よ、よ……あれ?いない。どこに言ったんだろーまぁ、良いか。

と、とりあえず、病院に行かなきゃ……

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る