三頁目 「遊び」

お願いだから助けてよ〜う、うぅぅぅ

わ、わたし、喋り方とかからよく陽キャっぽ

いって言われるけど、こーゆーの本当は怖いんだから〜

あれ?なんか聞こえなくなった……まぁ、これはこれで良しとして……はぁ。怖かった〜

みゆっちから紹介されて、最初は嫌だったけど、みゆっちから何度も紹介されて、仕方なく見たホラー映画の『あの子、だぁれ?』みたいに怖いじゃん。も〜やめてよ〜

って、え!もう!もう、夜なの!あ、そうか。さっきまで、あれに怯えていたからかな?その間、時間が進んで行ったみたいな?

夕食か〜あ〜あ。カップ焼きそばだとな〜

あ〜なっちゃうだろうから、う〜ん。そうだ!確か、この前、料理した時に材料が余ったはずだから、それ使おう!だったら、お昼もそうすれば……ははは。

じゃあ、まずは〜これから〜って。え!また、何か……き、聞こえ……る……な、何よ!今度は!










「これとこれ!」

「わぁ〜すごいよーしゅんくん!」

「次は、わたしの番ね〜」

「あ〜あ。全然、揃わな〜い」

「じゃあね〜これとこれ!」

「すご〜い!しゅんくんさすがだね〜」










え!また子どもの声!しかも、男の子と女の子……き、聞こえる内容からしたら、神経衰弱っぽいけど〜って、こうやって分かっちゃうというのもなんか怖いんだけど〜もう!

やめてよ……

はぁ。もう、わたし疲れちゃった……こう

やって心霊現象で疲れたの初めてなんだけど〜はぁ。もう、心霊現象なんて起きてほしくないよぉ〜

あ!


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