第313話 にらめっこ

笑うと負けよ あっぷっぷぅ~


からの“べろばろばぁ”で、

3人でやったにらめっこに私は完全勝利した。


さっちゃんの顔は、どれだけほっぺを膨らませても変な顔にならなかったから。


「…会いたいなぁ」


急に引っ越していったさっちゃんの事を、

敦は今でも口にする。


あの遊びは、勝っちゃいけなかったんだ。



★☆★


台詞の前は、学齢以前の出来事の回想。

台詞の後は、小学4年生以上の現在を想定してます。


ふと。

好きな相手に変顔さらして、何に勝ったというのだろう。

(↑いや、にらめっこには勝ったんだが)

勝負に勝ったとしても、恋愛には負けるよな。

と、特に好きな男子がいたわけじゃないからノーダメージだが、

思いっきり変顔晒してた過去を振り返り、

今更ながらに思ってしまったんだな。


自分(男)の変な顔を見て、

「やだーっ!おかしー」

とかなんとか言って、可愛く笑う女子に、きっと男子は惚れるよな。



☆★☆


明日のお題は『電池切れ』


書こうと思った最初のネタは、『太陽の無黒点日数=電池切れ』みたいなネタだったのだが、私にはあまりに高度な理系的知識が必要だったのでボツ


電極とか電磁とか電磁石とかがどっち向いてるか解らない頭じゃ無理。orz

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る