第143話 自動車学校

校区も違い、高校も違った僕達は、

同じ市内に住んでいたのに、お互いがお互いを知らなかった。


教習所の学科教習で出会った僕達。

仮免に合格した日にキスをした。


卒業検定に合格した僕の計画に、君は恥ずかしそうに頷いた。


免許センターは遠いだろ。

だから、前日から電車で行ってホテルに泊まらないか?



★☆★


高校と教習所とヴァージンの卒業。


当然、双方の親へは、一人でビジネスホテルに泊まるって言い訳してるよね。



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る