第142話 ケーキ屋
ぬかった。
一人暮らしの君の部屋への招待が嬉しくて、
二人で食べるショーケースに並ぶケーキを選ぶ君が可愛くて、
甘い物が苦手だって事をすっかり忘れていたよ。
美味しそうに頬張る君の笑顔の甘さはとっても魅力的だけど…。
雰囲気ブチ壊しなのも解っているけど…。
僕は今、お茶漬けが食べたい。
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