第141話 腹いせ
元凶ですって?
私だけが結婚式に招待されなかったのですよ。
それがある事さえも知らない私に、何の咎があるというのでしょう?
偶々、その場所が饗宴の最中だったとしても、
『この世で一番美しい女神様』へ黄金の林檎を供える事は罪ですか?
ええ。
怒ってなんていませんわ。
腹いせだなんてとんでもない。
★☆★
ギリシャ神話『不和の林檎』より
不和と争いの女神エリス
この後『パリスの審判』へと続き、それがトロイア戦争の発端なります。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます