第134話 サンダル

 縣犬飼連大伴あがたいぬかいのむらじのおおともは、彼女の寝床に敷かれながら腹の下からハミ出た藁を引き抜いて草鞋を編んでいたが、ふと手を止め、たっぷりと肉づいたしりを撫でた。

「志摩様がお前を狙っとるんだと。それも、お前がこの尻を振って志摩様を誘惑してるように言いふらしてるそうだ。なぁ。そんな事、ある筈もないのになぁ」



★☆★


元ネタ:自作

【歴史系短編集】サヨナラ、小さな罪 →

『草鞋は定義的にはサンダルらしいですよ』

第04話 サンダルでダッシュ! 【大法螺葦原国史】


https://kakuyomu.jp/works/1177354054897089492/episodes/1177354054917207934


このシリーズも書きたいんだけど…(;^_^A

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