第122話 カツカレー ★

「はよー。腹、減った~」

「あ、起きた。ちょっと待っててね。もうすぐ出来るから」

「あ~。トンカツか~。油もんはな~。ん~。胸やけしそう」

「え? 大丈夫なの?」

「ん~。あっ! そうだ。昨夜のカレー残ってる? それでいいや」


受験当日の朝食。

験担ぎのトンカツは、カツカレーとなって食卓に上った。

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