第8話 REBORN 山下達郎に寄せて
父が生前最後に購入した曲が、これでした。
耳が若干悪く、知っている人たちの声に囲まれてないと、音の洪水となり、食事以前に気持ち悪くなる特性を持つ私にとっての一番の財産は父がきちんと教えてくれた箸のもちかたです。
子供はいないけど、例えばきちんとした箸のもちかたで、職場だったり、友人だったりに好感を持って頂けるのなら、私の中で父は生きているのです。
人は命を失った時と記憶を失った時に、二度死ぬといいます。
だから前向いて笑顔でいたいです。
◯満月の光をうけてにじむ夜の川辺に映る白い点線
REBORN 歌詞
歌:山下達郎
作詞:山下達郎
作曲:山下達郎
生きることを教えてくれた
あなたを忘れないよ
かけがえのない愛の形見に
さみしさは似合わない
そっと微笑む
にじむ夜を 抱きしめ
あなたはいつだって
私のそばにいる
目に見えぬ力で
心を震わせる
いつかまた きっとまた
めぐり会う時まで
少しだけのさよなら
触れることは もう叶わない
でもいつも感じてる
私たちが生きた証を
唇に言葉を乗せ
あなたのかわりに
歌おう 声の限りに
私たちはみんな
どこから来たのだろう
命の船に乗り
どこへと行くのだろう
あなたから私へと
私は誰かへと
想いを繋ぐために
悲しまないで
うなだれないで
振り向かないで
怖がらないで
とどまらないで
諦めないで
生きて行きたい
あなたのように
あなたはいつの日か
ふたたびよみがえり
永遠のどこかで
私を待っている
たましいは決して
滅びることはない
いつかまた きっとまた
めぐり会う時まで
少しだけのさよなら
たくさんのありがとう
少しだけのさよなら
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます